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口の中に甘く触れて

kuchi no naka ni amaku hurete

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表題作口の中に甘く触れて

立山
島崎

あらすじ

【無自覚執着な甘やかしワンコ×恋を捨てきれない傷心ゲイ】
忘れられない恋を隠したルームシェア


卒業して4年、美容師アシスタントとして働く島崎(しまざき)には
高校時代から消えない気持ちがあった。
今はカットモデルやスイーツ仲間として
“友人”関係をつづけている立山(たてやま)への恋心。

ある日、立山から就職を機に「俺をルームメイトにしてよ」と懇願される。
持ち前の甘え上手な笑顔に押し切られ、ルームシェアをすることに。

だが「いつも甘い言葉を吐くこの唇を、味わってみたい」
そう思ってしまった夜――長年の愛に飢えた欲望を
見透かしたように立山は触れ…。

作品情報

作品名
口の中に甘く触れて
著者
薄井いろは 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
ISBN
9784801986299

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47

4.4

(13)

(7)

萌々

(5)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
58
評価数
13
平均
4.4 / 5
神率
53.8%

レビュー投稿数5

じりじりと色気~

作家買いです。
薄井先生の絵はきれいで色っぽくていいですね。
本作も島崎の表情がエロスでした。
キスする時、立山が島崎の頭を抱くのが檄萌えポイントです。表紙にもなっているのでさすが先生!とうれしくなりました。

ルームメイトの件で立山がぐいぐい行くのは島崎との距離が縮まらないことへの焦燥感からだったんですね。
最初は強引だなと思ったのですが、立山の気持ちがわかってくるにつれ納得できました。
島崎は自分がゲイだからと最初からあきらめていて、でも立山のことが好きで友だちとしてつながっている…その憂いが色気になっていました。
長年、気持ちを押し隠してきた者同士なのでじれじれしましたが、いいハピエンでした。

ボーナストラックの立山の溺愛っぷり、島崎のかわいい甘え方がキャラにぴったりでよかったです。
あとがきでの島崎好き好き立山がツボです。
できればこんな2人をもっと見たいな~なんて思っちゃいました。

0

大人の色気には満足です(´ ˘ `*)

インタビュー記事を購入前に拝読して、編集さんの推し?押し?の一言でRenta!で今回は購入しました~!
だって、、、小冊子内容、、、‼
『超絶エロスな濃密プレイがたっぷり詰まっています!」だなんて、、、///(〃∇〃)///
そんなの読みたくなっちゃうってーーーwww

っと…小冊子内容の前に本編レビューを…٩(๑´3`๑)۶

ストーリー的には”何で大事な事をお互い話さないかな~(*´д`)ハァ…”って、読みながら焦れモダしちゃうタイプの両片思いすれ違い系かと、、、

正直言ってしまえばそこまで攻めも受けも個人的にはど真ん中な好みなタイプではないです(ゴメンナサイ~~~‼)
だけどニコイチで見たらお似合いCPだと思うので、そこはもぉ切り替えて薄井先生の醸し出すエロスな雰囲気を堪能させてもらう方向で思いっ切り楽しませて貰いました!!

尚、、、あんまり好みじゃないなぁ~、、、って思ったのは、、、
気持ちを秘め過ぎちゃって、相手の出方次第で次の一手を考えてる感じがちょっとどっちもどっちで狡いな…って思っちゃった所があんまり気持ちの良いキャラではなかったです←あくまでも個人の趣味です…(¯―¯٥)‼

あと、何でだろう、、、今回、セリフがどっちのセリフなんだか分かり難い箇所がいくつかあって、、、
作家さま買いしてるので今までこんな事を感じた事がなかった初体験で、、、ちょっとだけ読み難かったっていうのもあり、何となくキャラを身近に感じて読めてなかったのかな?と思ったのも多分キャラへの好みが反映したかな?と思ったりもしました、、、(´・ω・`)

そんな訳で、、、ストーリー的な部分ではそれ程「響いたーーー♡」ってなるようなタイプではあんまりなかったです

だけど、、、♡
薄井先生だから漏れ出るしっとり目のエロスな雰囲気はバッチリでして、、、(〃ω〃)‼これはやっぱり高い作画力やコマ割りなど含めた漫画力の高さあっての魅せるパワーだと感じまくりでした
ある意味、キャラに思い入れがそこまで無いのに楽しめるっていうのは私の下心だけでは無理なので、改めて先生の魅せるスキルあっての事‼というのを実感しまくりです⸜⸜٩( 'ω' )و //SUGOI!!

良いな( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )って思った所をいくつか、、、
例えば直接的なエロではないですが、攻めがビールジョッキを傾ける描写の奥で際立つ「喉仏」で感じる雄味!こういう表現!好きーーーー♡

意識はハッキリしていない中なのにキスから始まる流れるように相手を求める手の動き!!無意識下であるという事実が寧ろエロい!!狡いーーー♡好き!w

あとはもぉ単純にキスシーン、エロかった♡

この辺の「色っぽい描写を落ち着いて読めるという贅沢感」は薄井先生作品の私的な美徳でもあり正に求めてるもの!
なので、その点に関しては満たされたと思います٩(♡ε♡ )۶

尚、そんな下心を更に刺激してくれるのか⁈と期待して読んだRenta!の小冊子は、、、確かにエロかった!けど、、、「超絶エロスな濃密プレイ」には言い過ぎ感を感じてしまったかな~。。。
攻めの積極性は感じるけど、どうも受けがな、、、元から受けも性に対して奥手って訳じゃなかったのだから、、、何かもっとお互いタガを外しても良かったような気もしないでもないような、、、???とは思いました

あと、、、竹書房+Renta!でしたが修正が、、、完全なるライトセーバー白抜きだったのも結構残念ポイントだったなぁ~。。。(ー_ー)

先生の次回作も楽しみにしています!
あと1番は「キスとスキのあいだ」をすっごい心待ちにしております(>ω<)!!!!!

修正|情報は本文中に記載済ですが、、、ライトセーバー白抜き、、、

0

さすがの官能

待ちに待った薄井いろは先生の新作!
いつも通りの官能性が楽しめた!

恋情を抱いていたノンケクラスメイトがルームシェアしようと言ってきて…
見せないようにしてた気持ちが、ひとつのキスで溢れ出す。
…という設定も2人の雰囲気もいいんだけど、なんか2人ともどーも好きになれないというか…
特に攻めの立川。
この思わせぶりはなんだかなぁ。無邪気というよりももっと恣意的に感じてしまって、島崎にとっては悪い意味で罪だと思う。
なんかカラダを武器にするイヤな女みたい。妙な誘惑感があるんだよね。
一方島崎の方もどうも煮え切らぬ。
弱って傷つく、は当然としても、立川の思わせぶりを利用する狡さを見せる割には押しが弱いような気がするし。
結局2人ともに流れ流されて…
濡れ場は先生らしく官能的。
キスに溺れていく2人の姿は扇情的であり刺激的であり、要するに素晴らしい。
ストーリーとしては目新しさは無いけれど、構成力の勝利。
満足感はありです。

1

分かりやすいけど分かりにくい2人の恋の終着点やいかに

受けの島崎の視点をメインに物語が進んでいるというのに、はて?
どういうわけか、攻めの立山の気持ちが痛いほど伝わってくるのは何故だろう。
島崎の秘密の片想いが響くストーリーであると同時に、立山の島崎への執着が垣間見えるシーンの数々に前のめりになりながらドキドキに溺れました。


一見すると、不器用そうに見えるのは島崎だけど、実は立山のほう。
ハプニングに乗じて島崎に触れたのはそっちなのに、島崎に罪悪感を抱かせるとはなかなかの策士だと思いました。
"あの夜のキス、マジだったんだな"って。いやいや、あなたがでしょうよ、と言いたい。
何でキスした?もそう。だから、あなたも何故キスをし返したのかって話なんですがね…
"俺にしとけ"と、カッコいいこと言ってる風だけど、あくまでも選択や答えを島崎に委ねてるのがどうにも締まらない。自分の気持ちはどうなのよ?と。
既成事実のキッカケを作ったのは、元はと言えば立山なのになぁ…と思いつつ、そこを逆手にとって島崎と関係を深めようとする立山の不器用でヘタレなところが相当に拗れてるなと思いました。

そもそも論でいうと。スイーツで島崎の興味を引いたり、繋がりを持ち続けたりしているところから、立山の隠れ執着が見え隠れしていたのを私は見逃していません(笑)ここまで分かりやすい好意を向けてくる攻めも珍しいけど、この分かりやすさはある意味安心材料にもなるので、ノーハラハラで2人の関係を見届けるには最高のロケーションでした。
薄井いろは先生の吐息がかかるような艶めかしい色欲シーンがたくさんあるのは目の癒しではありますが、親友兼ルームメイト以上恋人未満の微妙な関係性の中、2人の交錯する想いだけが置いてけぼりになっていくのが、何とも焦ったい。

決定打がね……なかなかチャンスがこないんですよね。
2人とものらりくらりで、しかもすれ違いまで生まれるわで、親友期間が長いことの弊害が出ちゃっててもどかしくて仕方ありません。性欲でごまかすやり方はあまり良くないけど、こうまでして隠すことに良い未来が生まれるとも思えない。

甘いような、切ないような……不器用で臆病な2人の恋模様に注目しながら最後まで見届けて下さい。
親友だからこそ足踏みしてしまう繊細な心と心のやりとりにもぜひ。

2

さすがの繊細さ、厚さ1mmのガラスの上を歩いてるみたい

薄井先生の作品は、『息を呑む』って表現するのがいちばん良い気がします。

タイトルにある通り、(実際乗ったら秒でバリバリですが)厚さ1mmのガラスの上を割らないように慎重にゆっくり進んでる感じがします。

それだけ繊細で丁寧な描写なので、読み終わった後になんかちょっと安堵するような、そんな素敵な作品でした。
※不安要素なんて全くなく、ハピエンですのでご安心ください。

高校時代から続く仲で、ゲイの自分とルームメイトになりたいと言ってくる立山(攻)。島崎(受)は高校時代立山に彼女ができたことがある事実を知っているから、期待してはいけないとずっとずっと一線を引いています。

その一線を立山もずっと感じてたからこそ、酔いで超えてしまったあの日から、お互いに脆くなった壁をどこまで壊していいのか探り探りしていたんじゃないかと思います。

だとしても立山の触る口実かわいすぎる。『俺が温めてあげればいいんじゃない?』はもう好きじゃん。触りたいんじゃん!!!触りたいって理由がなきゃ上着50枚着させたり空調ガンガンにすりゃ済みますしね!!もう島崎も満更でもないもんだから、恋人になる前からイチャイチャは結構楽しめます。

元セフレ兼ルームメイトが家に凸って来た時なんか、もうめちゃめちゃに立山が嫉妬してるのバレバレだし、立山が遊ぶようなヤツじゃないのは分かってるんだから島崎いっちゃえヨォォォォ!!!!!!って気持ちで読んでました。その後とても素直だった島崎に拍手...ありがとう...無事に着地して幸せでした。

そして楽しみにしていた描き下ろし、キスマークずっと自分がつけたいと思ってたんだろうな〜とか、本編以上に立山が島崎のこと大好きなの伝わりまして、島崎は『こんなに性欲強かったのか』って言ってましたけど、そんなの好きが溢れちまったからに決まってるじゃねぇか!!と心でツッコミを入れていました。(島崎の性格上、そう思っちゃう子なんだろうなというところまで察した上で)

最後に、薄井先生の描かれる"舌"が私めっちゃ好きなんです。。もうたっぷり楽しめて最高でした。。薄井先生の作品全て拝読しておりますが、もう間違いなかったです...さすがでした...ぜひ読んでみてください!!

3

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