電子限定描き下ろし漫画付き
ずっとこうやって、触ってみたかった
寡黙な年下攻めの静かなる執着片想い、最高でした。
教師を辞めて新しい職場に就職した誠は
仕事に疲弊してボロボロになっていたある日、
昔家庭教師バイト時代の元生徒・杏介と再会します。
かつて杏介から告白され断っていた誠ですが、
ワケあって大学寮に帰れないという杏介を泊めてあげることに。
表情も決して豊かではないし、口数も多くはない杏介ですが、
誠への愛はダダ漏れで無言の猛アピールにニヤニヤしてしまいました。
さらに甲斐甲斐しく世話まで焼かれてしまい、
恋人との別れ、職場での孤立で弱っていた誠はあっさりと流されてしまいます。
とはいえ、家庭教師を辞めた後もずっと想い続けていてくれて、
身も心も癒されっぱなしで、こんなスパダリワンコに愛されちゃ、
流されても仕方ない!
ただ、そんな杏介の献身に甘えたり、都合よく利用するのではなく、
誠自身も杏介の気持ちに向き合ってゆこうとするのがよかったです。
長年の粘着?の末に想いが通じ合う瞬間は喜びも一入でした。
嬉しくて、愛おしさが溢れて、いつもは無表情な杏介が
可愛いく笑うシーンは尊みの極みでした。。。
かつて家庭教師をしており教師となったのですが、理想と現実のギャップに転職してしまった受けと、その受けが家庭教師時代教え子をしていた現大学生の攻めとの、再会BLです。
タイトルにもある通り、攻めの「初恋」が題材なため、かなり初々しくかわいいです。
が!
家庭環境やふたりの置かれている環境は、比較的シリアスでした。
攻めはそのおかげで、まだ家庭教師をしてくれていた頃の受けを好きになったわけで。
そのときも告白していたわけで、、、
で、
最初は、攻めの杏介が、受けである誠の家に潜り込むために、わざと寮や友達たちとケンカしたみたいな言い方をしているのかと腹黒系攻めを想像していましたが、、、
まったくそんなこともなく、
めちゃ一途で真っ直ぐで、寮でもみんなから信頼されていた人望あるところが好感度upのカワイイ攻めクンでした。
しかも受けに尽くす系で、恋もナニも初めてという……つまり、それは、、♡(←キモイぞ! まりあげは!!)
ですが、誠は臆病なところもあり、付き合ったら付き合ったで、杏介に愛想尽かされるのではないかと不安に感じたりで、杏介に頼りきらないように決意し、結果、杏介は誠との距離を感じてしまうわけですが、、、
このすれ違いが、切な展開好きとしては堪らなく、すれ違いに気付いた誠が杏介との関係を修正しようとして、まさかの杏介が背後まで迎えに来ていたシーンは、銃でハートを撃ち抜かれたようなキュン衝撃がまりあげはの全身を貫きました。
杏介の尽くし系攻めの甘さよ…♡
最後の初めて致すシーンでの気遣いまで、最高でしたね♪
とにかくカワイイ年下学生攻めを読みたい方には、オススメの1冊です♡
誠が家庭教師のバイトをしていた時の生徒である杏介と5年ぶりに再会するところから始まります。
ずっと誠を想っていた杏介の一途さが健気で可愛いです。
杏介の想いにどう応えたら良いのか分からず、中途半端な誠の態度が焦れったかったですが、恋人になった後は杏介に頼らないように頑張ろうとして空回る姿は可愛かったです。
誠が教師時代に負った心の傷については学校で何があったのかが曖昧でよく分からなかったです。
杏介も寮生と上手くいってないのかと思えば寮生に頼られていたり恋愛相談していたりと変わり身の早さについていけませんでした。
シーモアは白抜き修正でした。
エロス度★★★★★★
おやおや。再会した元生徒が昔と変わらずに想い続けてくれる一途さがかわいいですね。
杏介と誠が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。
家庭教師のアルバイト時代の元生徒との再会や初恋を忘れられない一途な年下攻めといった要素が萌える。
杏介の真っ直ぐな好意に絆されていく誠の様子、そして彼の気持ちに応えたい気持ちがたまらなく、杏介の存在が誠にとっての特別になっていくのが尊くて悶えてしまいます。
杏介が好きだからこそ彼に失望されたくなくて誠が空回ってしまうこともありますが、2人の愛が深まって最高です。
安心して読めるお話でした。
かわいい。疲れによく効くほっこりラブでした。
ほとんど限界みたいに日々を生きる誠さんが偶然昔の教え子京介くんと再会して。
全てをネガティブに見てしまうときに、そんな自分を丁寧に大切に扱ってくれる存在ってとても心強いですよね。
その心地よさに身を委ねながらも自らをズルい大人と称する誠さんの真っ当さはすごく健全だと思います。
ズルいまま京介くんの好意に甘えるところ、
普段の自分ならう〜んと思っちゃいそうなのに
このふたりならそれもアリかなと思えるような人柄が見えました。
気持ちを後回しにされていたとしても自分を頼ってくれることがうれしい京介くんの健気さもまた良いんですよね。
思春期に揺れる京介くんの時間に、誠さんがどれだけ大きな影響力を持って明るい気持ちをもたらしてくれていたのかがわかるから
そんな初恋をそれだけ長く引きずっていたことにも納得ができます。
恋を結んだあとも
好きと伝えたからこそ取り繕ってしまうこと。
好きと伝えたのに壁を感じてしまうもどかしいこと。
乗り越えるふたりの初々しさもかわいく楽しく読めました。
数日後のふたり。
こういうときの懐の大きさが見えるのが年上受けの良さでもありますね……初めてを茶化さない誠さんがめちゃくちゃいいなと思いました。
素直なふたりが嫌味なくあたたかくて
笑顔になれる作品をありがとうございました。