ボタンを押すと即立ち読みできます!
盛りだくさんな1冊てました。死に戻りSFファンタジーに加えてミステリー要素あり、何よりスバルの心の揺れ動く様に心掴まれます。
まず1度目の結婚生活、意地や会話の無さからのすれ違いが辛い。後になればエイダンの事情も解りますが、絶望のままに死に行くスバルに涙。でも、1度目があったからこそ2度目ですね。素直になりラブラブになっていく2人には心弾みました。そこからの2人の死の真相。身勝手な姉に腹が立ちましたが、謎が解けていく様はワクワク。そこに協力してくれたギデオンも悪役かと思いきや良い味出していて本当に憎めない人で、皆で食事をするようになってるのとか微笑ましかったです。前半しんどかったですが、スバルもエイダンも幸せになって良かったなぁと嬉しくなりました。二駒先生のイラストも美しく、大満足の1冊でした。
愛のない結婚生活を送っていたスバルの夫が亡くなったところから物語がはじまる、死に戻りとしてはとても珍しいスタートのしかた。
夫のエイダンから愛情を向けられたことはなく、愛人もいるはずなのに「愛する妻へ」というカードと指輪を見つけて、なぜ?どういうこと?と思っている内に死んでしまう…走馬灯のように過去を思い出していく中に、読者にいろいろなヒントが散りばめられていきます。散りばめられているだけで、犯人はまあわかんなかったんですけど…
エイダンは実はスバルが好きだったんじゃないかなあ、というのだけは!ちゃんと!!わかりました!!
結婚式の真っ最中に死に戻って、夢じゃないかと思ってる内にどんどん甘々な雰囲気になっていくのがよかったです。お互い心のうちを出し合って、誤解も解けて。
そして2人とも命を落としてしまう未来を回避するために力を合わせていく。
表紙のイメージとは違ってSFな世界観と特殊設定でのお話なので、ちょっと慣れるまで混乱しましたが、たぶんSFチックな挿画だったら読んでいなかったと思う。
切ない苦しい過去から一気に甘くなる感じ、とっても好みでした!
あらすじを読んで好きそう♡小中先生だし♡と思っていそいそと購入しました。
独特の世界観の死に戻りファンタジー。
ん!?と行きつ戻りつ読み進めました。
心から愛した夫エイダンが交通事故で亡くなり、自分も毒殺のような症状で倒れたスバル。
エイダンが残した指輪とメッセージの意味を知りたい、と願いながらスバルは走馬灯を見る。
この走馬灯を読者も一緒に見るわけですが。
くそーなんだエイダンめ!(#゚Д゚)
初夜に愛人と噂されてる人の所に出かける、とか、あなた最低だからな!
スバルの孤独や苦悩が不憫。
だもんで、再度の結婚式はめっちゃスッキリ。
その後自宅に戻ってからのやり取りもめっちゃ萌えた\( ゚∀ ゚)/
スバルの涙に慌てるエイダンへ、いいぞ、もっと慌てるがいい、と何度思ったことか( ¯▽¯ )
それぞれのすれ違いに周囲の悪意を感じ、調べ始める2人。
で、黒幕の予想がつき、さてこれからどうするのかな、とドキドキしていたらば、急展開。
えっ!?これで事件終わり!?とちょっと拍子抜けしちゃいました。
2人のラブ的には十分萌をいただいたのですけどね♡
一目惚れしたエイダンと政略結婚したスバル。初夜から彼には相手にされず、愛のない結婚生活。3年後エイダンは事故で亡くなってしまう……そして自分も何者かに。
そして結婚式の日に時間は戻る。面白い設定でした!1度目の結婚生活ではつらい3年を過ごしたスバルが今度はどう生きるのか☺️エイダンがキリッとしたまたかっこいい男なんだよね︎彼らがお互いに誤解させられていたということに気がついて…。
すれ違いの2人はすごく切なかった〜!!スバルのしんどさがめちゃくちゃ伝わってきてどうなるかハラハラしたけれども……。二駒先生の挿絵が美しく眼差しの強いエイダンが想像通りでした。スバルも綺麗で挿絵も楽しみだった
二度目はやり直しが幸せでよかった…!
先生買い。良かったなあ。小中先生の書かれる文章って、なんか沁みるんですよね。沁み沁みおでん、大根ですね。はずれることはない一品という印象です。不器用さんが掴み取るタイプのお話が好きな方でしたら超おススメしたいです。本編250P弱。2回目読んでも、またぐいぐい読んじゃって泣く一冊、覚えている気がするので萌2にしました。
どうしても好きだったエイダンとなんとか結婚ねじ込んだものの、心を通わせることは一度もないまま先立たれたスバル。エイダンの書斎を整理して発見した指輪入れには、「愛する妻へ」と書かれたメッセージがあり・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ヴェローニカ(受け従姉、高名な声楽家)、受け家族(仲悪い)、受け祖父母(善人)、イリス(攻め恋人、♀)、ギデオン(攻め義母、辛辣)、悪党少々。
++
よくある時間巻き戻し、やり直し系、といっても怒られることはないと思うのですが、やり直す前の辛い時間の記載が長いように思います。
だからこそ!
スバルのせつない、つらい思いが押し寄せて沁みて、「ああああああああ、てめーーー何すれ違ってんだよーーーーー」と共に歯噛みする心地。
それが、吹っ切れたスバルの「へたくそ」発言から、少しずつ少しずつ二人が自分たちの目、耳で確認し、思いを通わせ変わっていく様に、すっかーんと晴れ晴れする心地だし嬉しいです。
小中先生、せつない思い書いていただいたら最強なのでは。
最後は「よくぞここまでたどり着いた」という安堵の気持ちでいっぱいになる一冊です。途中で読み止めることが難しいので、読み始める時間にはご注意ください。