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小説
先生買い。ファンタジー要素無し、イケメン料理人とローカル住みグラフィックデザイナーさんの恋話でした。攻め受けとも目が♡になる要素が個人的にはあまり無かったので中立寄りの萌にしました。じれじれ話?ゆっくり話がお好きな方ならもっと違った評価になると思います。本編270P弱+あとがき。
ご近所の知り合いじいちゃんのところに入った空き巣とのすったもんだで足を骨折。田舎の一人暮らし、料理は得意ではなく、どうすっかなと思っていたところ、小中学校の同級生だった洸史郎が訪ねてきて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ご近所の方々、他の同級生等。
++攻め受けについて
受けは子供のころクラスに一人はいた、ムードメーカー、陽キャ、ガキ大将的な子。今は幼い頃に可愛がってくれた祖父母が遺した家で一人暮らし中。IT関連に強いことから、周囲の方々に頼りにされています。善人ねー。
攻めはイケメンなんだけど、言い寄ってくるあれこれに全く反応しない一途な方。受けが好きだったからという理由で職業まで決めっちゃって、おいおい・・・という気が少々。
そんな二人のじーーーーーーーーっくり恋話でした。最初はじわっと恋心が沁みてきて良いわ♡と思ったんですけど、最後の方はちょっと焦れちゃいました。今、自分があれこれ追い込まれているからかもしれないー先生ごめんなさい。
エロス度★★★
おやおや。フラれたはずの元同級生と再会して押しかけられて同居がスタートしてしまうのがかわいいですね(I)。
洸史郎と慧人が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。
過去の回想から判明しますがこの2人・・・・・・実は両想いだったのに勘違いが原因で12年間も両片想いのまますれ違っています。
お互いの事を意識して好きの気持ちが丸見えなのにもだもだな距離感でいる焦ったさや洸史郎のムッツリ・独占欲・オカンっぷり、慧人が洸史郎に向ける恋心・劣情の切なさがツボる。
濡れ場での朝川先生の挿絵がめっっっちゃえっちです。
安曇さん、楽しみにしてましたよ!
26歳になっても2人とも頭の中は小学生のまま?
ものすごいすれ違いですね。そもそもフラレたっていうか失恋したんじゃないの?
回想部分が何回かあり、何度も出てくる中2の春にいったい何が起こったの?蟻の行進なみな2人の進展にドキドキハラハラでした。
小学生から中学生へ思い出もキラキラしてました。
再会後もどうにも萌えの決定打に欠けるといいますか。洸史郎はどういうつもり?どういうこと?と海瑠との関係も含めて色々疑問で同居も萌えきれず。
やっと!なところで洸史郎がなんだかキャラが変わって…。それがむっつりすけべってこと?
もしかして洸史郎がイタリアンの料理人になってしかもナポリで修業したって、そういうこと?魚をさばけるようになったのも?
長いすれ違い再会ものでもなんだか達成感が物足りないかなあ。結ばれた後が少ししかないし。こんなに一途なのになんですれ違っちゃうの〜?もったいない。
海瑠がそもそも最初に慧人が…な発言ってもしかして洸史郎の気持ちを知っててわざと?
純太もだけど、2人の邪魔しすぎ…。
せめてフォローしといてよ〜。
約12年ぶりに再会した同級生との同居から始まるロマンスだなんて、何かが起きる予感しかしない……!!( ´∀`)
しかも相手は中学時代に恋をしていた相手で、今はイケメン料理人の洸史郎。ケガをした慧人の身の回りの世話をしたいと急に押しかけてきた洸史郎の提案には、一体ナニゴト?!な感じですが、押しかけ女房と化した洸史郎の思惑が透けて見える同居生活はドキドキの嵐でした。
ぶっちゃけ再会後の2人、なかなかイイ感じです^ ^
それなのに、あらすじには慧人は洸史郎にフラれたとあるのですが、嘘だろうな感じです。
この点に関して言えば、ここはかなりグレーゾーンかな、と。12年経った今でも、妙に慧人に執着している洸史郎が慧人をフッたなんてことがあるのだろうかと、そんな疑問が湧き上がってくると思います。
ハッキリと洸史郎本人の言葉で拒否されてもないし、そもそも慧人は告白もしてないので、これをフラれたと認識するのは慧人がまだ恋したての未熟な年齢の中学生だったからでしょうか。洸史郎が同級生とハグしてるシーンを見てしまった衝撃度が、慧人の恋にダメージを与えたのは想像に容易いですが、その状況だけでフラれたと判断してしまったところが、2人のすれ違いに繋がったと思うとやるせなかったです。
再会後の洸史郎を見て下さい。この男の束縛執着度のどこに慧人をフる要素があるって?とツッコミたい(笑)
まー、私のBLアンテナが100パーセント両思いだと反応してるので、ある意味安心して彼らの再び動き出した恋心をじっくりと見守ることにしました。
この物語では、2人の想いがすれ違ってしまった中学生のある日までを過去軸、そして再会を果たした今を現在軸として2つの時間軸で彼らの恋心を見ていく必要があります。
中学生時代の恋心や失恋を今の今まで引きずってることを考えると、2つの時間軸はずっと繋がっていて、26歳の大人になった姿をしていても、学生時代の仕切り直しをしているようで、どことなくくすぐったくて甘酸っぱさを感じるところでした。
大人になって変わった部分もあるし、変わらない部分もある……変わらないのは2人のハートの部分かな。今もなお想い続け合っている洸史郎と慧人の一途なピュア恋にはたくさんトキメかせてもらいました(*´︶`*)
私のBLアンテナが示した通りのやっぱりねな誤解の二重構造には笑ってしまうしかないけど、中学のあの時じゃなくて12年後の今だったからこそ成就する意味があったのかなとも思いました。
若い時の勢いでくっつくと上手くいくのもいかなかったりするし、逆に大人になった今で良かったと思う。お互いにずーっと想い続けていた本気度も分かりましたし、洸史郎の拗らせ執着が面白すぎたので、26歳までブレずにきて再会のときを迎えて良かったです。