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表題作鷹虎くんとオメガたち 2

熊獅子 鷹虎
名家の跡取り息子,大学生→若手起業家25歳,元α→Ω
亀山 進
大学2年生(法学部)→官僚(厚労省)25歳,Ω

同時収録作品鷹虎くんとオメガたち 2

龍ヶ崎
29歳,α,製薬会社研究職
有坂 卯月
22歳,Ω,軽作業の職場で働く

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

Ω×Ω…!?!?
αだった圧倒的カリスマがΩに転落。
そんな鷹虎が見初めた相手は……?


将来有望な有力者の子息が集まる歴史ある学園。
その中でも選ばれた者だけが入れる
"α特進クラス"に在籍していた熊獅子鷹虎は、
家柄・頭脳・体格・容姿すべてに恵まれた
学園屈指のカリスマである。

そんな鷹虎が、ある日体調に異変をきたすと
Ωの特徴である「ヒート(発情期)」を起こし、
Ωであることが発覚。
Ωとしての運命を受け入れ、新たな一歩を踏み出した鷹虎。

転入したΩクラスで出会う仲間たちと過ごすなかで、
愛や夢、友情、多様な価値観が交差しながら、
それぞれの生き方を見つけていく。

作品情報

作品名
鷹虎くんとオメガたち 2
著者
朝田ねむい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784829687253
4.5

(83)

(61)

萌々

(14)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
22
得点
374
評価数
83
平均
4.5 / 5
神率
73.5%

レビュー投稿数22

素晴らしい社会派BL!!!

ちるちるさんでの評価が高い作品。
しかも、朝田先生の作品だー!
ということで、読んでみました。
生き方や幸せを考えさせられる素晴らしい作品ですが、BLとしての『萌え』はないのでこちらの評価とさせていただきました。
しかし、多くの読者さんに高評価されるのはとても納得しました。
まさに、現代社会派の問題が取り上げられている。
性差別、お金が全てで金持ち勝ち、、、などの世界でそれぞれの人が自分の価値観で生き抜いている。
オメガバという部分を除けば青年誌で超人気作品と話題になる素晴らしい作品だと思います。
朝田先生の凄さをあらためて感じました。
続きが楽しみです。

0

BLだけじゃない

BがLするマンガだけど社会派!
色々と考えさせられる。

Ωといっても生き方は人それぞれ、自分の武器を最大限使いこなせる者、そうでない者。
後者は読んでて胸が苦しくなった(T^T)

αとして育てられた鷹虎の思考はとってもα的。
それでも「Ωだから」という理由で理不尽な事は起こる。鷹虎でさせも避けて通れないΩの現実。
結構ショック受けてましたね。(そりゃ、そーだ!)

突然の事で怯みはしたがこの経験を活かした新たな道を鷹虎達は切り開いてくれることでしょう。

3巻も楽しみに待ってます!

ちなみに、元彼に不評な鷹虎…笑える(*´艸`)

1

No Title

将来有望なエリートが集う学園で、完璧なαとして君臨していた熊獅子鷹虎。しかし突然のヒートでΩだと判明し、Ωクラスへ転入することに。

一巻は高校時代、二巻は卒業後〜社会人。
卒業後の鷹虎の恋人はまさかの委員長亀山。

鷹虎は高校在学中は万能感あふれてなんでも出来る王様みたいな存在だったけれど、その後はαに囲まれた環境でオメガの悩みにも直面したり、オメガの環境を変えたいと奮闘する亀山君の影響か傍若無人っぷりが大分丸くなり。

本編外では浮気はあったかもだけどあの鷹虎があんなに亀山君を愛するなんて…!
お互い尊敬し合い高めあえる存在だけど子どものことやオメガに対する思いが違い不穏なラスト。

あーーーこのカップル大好きなので続いて欲しいな。でも朝田先生だしそんな上手くはいかないんだろうなと続きが気になる…!

このカップルの他は有坂と龍ヶ崎が幸せになったり大雀の悩みがあったら(こちらも幸せになって欲しい)どの話も良かったです。

0

気合は必要だけど読み応えとしては一級品!

本当に社会や日常の縮図そのものをダイレクトに感じるリアリティさに満ちた、啓蒙書のような作品

登場人物の丸々誰かに当てはまらなくとも、この時のこのキャラの考えなら分かる、共感できるが必ずあるような気がします

朝田先生の多角度的視野と認識に驚嘆してしまいます
同じ作者様が描いてる作品の中で一方の言い分に真っ向から正論でぶつかっている訳ですから、超第三者的な目線で自問自答を繰り返してるようなもの
すごいロジカルな思考を持ってないと成り立たないストーリーがしっかり理路整然と展開されていて頭の良さに舌を巻いてしまいます

BL的な所で言えば、鷹虎君は「失って初めてその存在の大きさに気付くタイプ」な気がします(笑)
なんか・・・一見、すっごいスパダリ的な全能感あるキャラとして描かれていそうですが、こういう所はそこはかとなく人間らしくて残念さを感じて愛着が湧いてしまいます
これもまた朝田先生だからこその多面性の魅せ方で映し出す「人間らしさ」なんでしょうね

鷹虎君は歴代彼氏達との時間で少しずつ感情の変化を学び、やっと「相手を”人として”思える」所まで来たようですが、それでもまだ「恋や愛」という感情とは別次元で心が動いてるように見えます

相手の仕事や考えを知る努力も出来て、相手に対して自分が何をしたら喜ぶか?までは考えられてる(あの亀のキーホルダーとかは正に成長の証な気がします!)のに、どうしても相手に対しての優位性は手放せない・・・

成長の証と思ったキーホルダーの一件も「与える」からこそ出来た事であって、きっと「与えられる」事は鷹虎君の中では良しと思っていない気がする
きっと相手を「欲しい」と思う事はあってもそれは「自ら手に入れる」からこそ満足出来る事であって、恋焦がれて全てを投げ打ってでも離れたくない‼と思うような気持ちで相手を欲した事がないんだろうな・・・

だからこそ過去2人の元カレに関しては自分の元を離れても、本当は嫌だったにも関わらず追い縋ったりしなかったんだろうな~(でも有坂君のSNSをチェックしてるとかが面白味だと思うw)

恋に焦がれて惨めな姿を晒すことが出来るんだろうか?
その相手は亀山君なのだろうか?

この世界の中で生きて行くキャラ達の色んな思考に刺激を受けながらも「オメガたち」に触発されて変わっていく鷹虎君を見守って行きたいと思います!!

読み進めるのに気合は必要だけど、やっぱり読んだ後の充足感は他では得られない程良い疲労感
これこそ読み応えの醍醐味だと感じます!!

次巻もお待ちしております☆

1

人間臭くて面白い

Ωだと分かってからの鷹虎くん、性的に見られることも多く、なかなか自分の思い通りにはいかず葛藤している様子が、鷹虎くんには悪いけど人間臭くて見ていて面白かったです。

亀山くんとの関係もうまくはいっているけど、亀山くん自身、自分をしっかり持っている人なので、やっぱり鷹虎くんの思うようにはいかず、鷹虎くんはモヤモヤ。

高校の同級生だったΩの子たちも、それぞれ個性豊かで面白いし共感できる所も多く、応援してしまうし読んでいて楽しく、続きがとても楽しみです!

2

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