特典ペーパー付
執着教師×美人狐
めちゃくちゃツボな作品でした!好きなとこがいっぱい詰まってて、全ページじっくり眺めていたい感じ。絵もストーリーもキャラも全部好き。最後にほろっと泣かせてくるのもズルいです(良い意味で)。二人とも可愛すぎでした。
こっくりさんに会いたくて教師になった夢望と、こっくりさんの二葉。
二人ともビジュアル最高だし、独特の色気を醸し出しながら会話してくれるので、引き込まれてしまいます。シリアスとコミカルが行ったり来たりの、この二人にしか出せない空気感が素敵。
二葉が消えたことで見えた夢望のこっくりさんへの執着はものすごいもので、たぶん二十年くらい?の年季が入った感情で、こんなん萌えるしかないやんて、あてられました。
再会は夢望の執念ゆえの必然だったのかな。二葉の純粋さにほっこりしつつ、切ないエピソードに泣いて、こんなに可愛いまま夢望の前に現れてくれてありがとう~ってなりました。
たぬきにしか見えない猫又と凶悪な顔した夢望の組み合わせに、妙に癒やされます。描き込まれた背景も、見応えがあってとても良かったです。
そういえば小学生くらいのとき、流行りましたよね、、、
狐憑きの、アレ。
こっくりさん。
そのこっくりさんが題材の作品なのですが、
なんといってもこの作品の面白いところは、
幼い頃から色々視えちゃう教師の夢望が、お狐様の二葉に憑かれて、嬉々としていたことです。(冒頭は、なかなか分かりずらくて本当かな、、、と疑ってしまったまりあげは、切腹したい、、、)
ええ。
ド執着攻め、ってやつですね…///!!
で、戌年生まれは、こっくりさんをやってはいけないとか、なぜなんだろう、、、?? と思っていたら、ちゃんとラストでその点も伏線回収されていて。
そして、二葉も二葉でめちゃカワイイお狐様だし、蓋を開けたら、孤独で。
けれど、過去にすでに夢望と逢ってたわけで、約束をしていたわけで、、
夢望もその約束をずっと忘れずに、そのときを待っていたわけで、、、(年季の入ったド執着ぶりが判明して、鼻血吹きそうになったド執着攻め好きまりあげはさん!)
どちらかが、どちらかを一方的にどちゃクソ好きだった!というエンディングかと思ったら、長年お互いがお互いを執着してる種明かしが披露されて、なんて最高なんだ!!
熊猫先生作品!!
と、机を叩きまくって発狂したまりあげはでした。
とくに、冒頭で夢望が教室の入口でおでこをぶつけた驚きエピソードや、豆餅を二葉のために買ってきていたことなどが、それと知って大興奮どころか、ひとり萌え祭り状態でした!(どんな祭りだよ…)
視えることでひとりだった夢望と、大切な人の一番になれなかった二葉なので、もう一生、お互いイチャイチャしててほしいです!!
最高に面白かったです♡!!
そして、これからも熊猫先生の作品を、15年、20周年、その先ずっと楽しみにしております♪
今回は中学校社会科教諭とこっくりさんのお話です。
怪異が見える攻様が生徒が呼び出した
こっくりさんである受様を手に入れるまで
後日談番外編を収録。
中学校教諭の攻様は
昔から人ならざるものが見える質ですが
嘘つき呼ばわりされた事から視える事は隠しています。
視えるため怪異や逸話やオカルトが大好きで
特に"狐狗狸・こっくり"に興味津々なのですが
「戌年生まれはこっくりさんをしてはいけない」という
都市伝説がまことしやかにささやかれており
こっくりに憧れにも似た感情を抱いています。
ある日の放課後に攻様の生徒3人が
「こっくりさん」をしている現場を見つけます。
生徒は
「攻様について占っていた」(笑)と言いますが
攻様はこっくりさんを
「占いとして有名だが降霊術として扱われていて
軽い気持ちでやると危険だ」と諭します。
そしてそんな攻様の背後には
呼ばれたこっくりさんである受様がいるのですよ♪
攻様は見たことがない存在否定にはならないと言い
生徒達の「見たことあるのか」という質問に
「ある」と答えます。
しかし信じるか信じないかもまた生徒次第と続けると
生徒はからかわれたと怒りましたが
受様は攻様の応えを是として力を振るい
攻様達に自らの存在を認識させようとするのです。
はたして受様の挑戦は吉と出るのか、凶となるのか!?
雑誌掲載作をまとめての紙書籍化で
怪異が視える攻様とこっくりな受様の
ファンタジックなラブコメディになります♪
攻様は視える人なので受様がいる事は承知でし
生徒達の手前(!?)視えないフリをしていただけなので
本当は受様に興味津々なのです。
そんな男に受様は面白がってちょっかいを出したので
結果的には狐払いの煙草を愛飲する攻様の手に落ち
美味しく頂かれとしまうのですよ ヾ(≧▽≦)ノ
受様は大正の頃にこっくりさんになりますが
その前に人に掴まった事で人間社会との関わりもあるという
事前情報が後々の展開の伏線となっていたり
受様は人には見えないために
思っている事を全部口に出してしまう素直さが
策士な攻様なツボを刺激してやまないところが
読者の萌ツボも激押しされました。
親しくなっていく事で
怪異と人間なので思考や感性の違いが出て来て
すれ違ってしまう展開にハラハラ&ドキドキ!!
攻様が隠している秘密がバレた事で
受様との過去が見えて大団円となるまで
とっても楽しく読ませ頂きました♡
カバー下に攻様の自宅公開的な秘密付録と
キャラプロフィールがありますので
ぜひぺらッとして読んで下さい。
序盤で抱いたイメージと攻め受けが逆でしたが、こんなに可愛いこっくりさんだったら大歓迎ですね。二葉という名前も可愛い。教師の夢望のビジュアルもとても好みで、煙草がよく似合う色男でした。二葉の快楽への耐性のなさは大丈夫か?と心配になるほどで、あっという間に夢望の手に落ちてしまうので若干展開に物足りなさは感じましたが、熊猫先生のエロを久々に堪能できたので満足度が低かったわけではありません。夢望のごちゃごちゃした部屋や京都の風景、個性的な他の怪異たちの描き込みも素敵でした。最後に夢望の一途な気持ちも分かり、綺麗なハッピーエンドでしたね。
こっくりさん、怪異にもかかわらず、可愛すぎませんか?
教師の夢望はある日、“こっくりさん”の儀式の場に鉢合わせ、
お狐様の二葉に出会います。
そのまま夢望憑いて家まで押し掛ける二葉。
最初こそ怪異らしく人を惑わす怪しげな空気を漂わせていたものの、
夢望が実は視える人間であることが発覚するとそれまでの余裕はどこへやら、
夢望からいいように身体をまさぐられ、与えられる快楽に溺れ、
淫らで可愛く蕩けてしまうのでした。
二葉を視ても恐れるどころか寧ろ執着してくる夢望に戸惑いを隠せず、
いたずらして振り回す予定だったのが逆に夢望に振り回されてしまう
二葉が可愛くて仕方ありませんでした。
夢望が近づくだけでドキドキしてしまったり、
本当は寂しがり屋なのに素直になれなかったり、
夢望が買ってきてくれる豆餅が大好きだったり、
人間みがあって人間生活にどっぷり浸かる様は怪異感はほぼなく、
途中からは狐のケモ耳・しっぽすらただの可愛いモフモフにしか
見えなくなっておりました。
後半では夢望が二葉に執着する理由も明かされて
さらに二人の関係が深まる仕掛けにほっこりでした♪
ただ、やっぱり気になるのは二人の寿命差…。
二葉は怪異だけに幕末生まれという超ご長寿なわけで、
これからやってくる夢望との別れを思うと、
今こんなにも溺愛されているだけにちょっぴり切なさも。