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ともだちが欲しい春生くん

tomodachi ga hoshii haruki kun

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表題作ともだちが欲しい春生くん

諏訪 秋充(すわ あきみつ)
33歳、電設
豊田春生(とよだ はるき)
31歳、聞き屋

同時収録作品番外編 宇宙人

四季(シキ)
26歳,いくつかの会社を経営
夏貴(なつたか)
21歳,兄弟の兄

その他の収録作品

  • みんな気になる豊田君
  • 番外編:「宇宙人」
  • 描き下ろし 恋人を強調したい秋充くん
  • カバー下(あとがき・漫画)

あらすじ

誰にも言えない話をそっと聞く『聞き屋』の春生は
秘密厳守に絶対的な自信アリ。
その理由は、―――31年間「友達がいない」から!!!

友人や、いつかは恋人もできるかもと思いながら
『聞き屋』を続けて5年。
おひとりさまスキルだけが上がっていくなか、やるせなくなり
たまらず外へ駆け出した先で秋充と出会った春生。

声を掛けられ友達チャンス!!の到来に必死の思いで名刺を渡し、
後日来店した秋充からクローゼットゲイであることを聞かされる。
官能的な秋充の欲望を吐露されるも、
交際相手どころかともだちすらいない春生には
高次元すぎて股間が反応してしまい――!!!?


ビジネスか友情か、愛情か!!?
セックス童貞×ともだち童貞
碗 島子節全開のすれ違い純愛ラブコメディ!

作品情報

作品名
ともだちが欲しい春生くん
著者
碗島子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801987760

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4.5

(150)

(95)

萌々

(49)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
22
得点
686
評価数
150
平均
4.5 / 5
神率
63.3%

レビュー投稿数22

ハートフルコメディ+小ネタ満載

作家買いです。
おもしろかったです。濃ゆいフェチあれど楽しく読ませて頂けるので毎作ゲットしたくなります。
春生に友だちができなかった理由がネガティブな性格やコミュ障などではなく無趣味で話を合わせられなかったからというのがおもしろい。周りはそんな春生を嫌ではなく不思議そうに見ていたのも妙な行き違いで笑っちゃうんですけど。
春生の何に対しても興味がない性質が聞き屋に向いているし、秋充のゲイ告白にもフラットに対応したのがいい結果に。
こうした春生の人柄によって自然とストーリーが展開するのがお上手です(偉そうにすみません)。好きなんですこういう必然性。
春生がぼっちでさみしくても1人で生きるようがんっていてより応援したくなりました。

友だちとじゃれあいたい春生と恋愛感情があってエロいことをしたい秋充との行き違いもコミカルでした。
少し切ない流れがありそれを乗り越えてうまくいくのが微笑ましかったです。

小ネタも盛りだくさんで楽しい。
雨の日に出会いを感じる女子がスマホを見ながら「スマホ持ってないの」は笑いました。
あと、おばあちゃんの話、お米の手土産、店主が掘り当てた天然水780円(高っ)、聞き屋のレビューなど。
宇宙人の話がやけに長いなと思ったら番外編での種明かしがよかった。なるほどそういうことだったのか〜と同時に先生の性癖詰め合わせでは?とニマニマしちゃいました。

0

願いは成就したのかしら

 人の話を聞く「聞き屋」を営む春生と、ゲイである秋充とのお話です。
 春生は、これまで友人がおらず、人が誰でも持っている誰かと共有したい、共感したい気持ちを昇華することができないまま日々を過ごしています。
 もう一人の主人公、秋充は、春生が猛ダッシュしているときに出会うのですが、周囲にゲイであることをクローズにしているので、恋人がいないのです。
 春生は、これまでの学校生活などで人に興味を持ち、自分から話しかけるもののその先が続くことがなく、いつもひとりぼっちになってしまいます。自分の趣味や周囲への興味が薄いのかなとも思いましたが、秋充がおすすめしたコミックに興味を持っていたので、彼もこれからだんだん変わっていくのかなとは思えました。
 秋充とは友達以上、恋人となり、彼の念願であった友人づくりの気持ちを成就しましたが、どうしても手に入らないものは誰にでもあるのだと実感しました。

0

椀子先生の素晴らしさてんこ盛り。

椀子先生の作品のファンです。
のなかでも、本作は椀子先生の作品の素敵さが、全て詰まってました。
受けの春生くんと、攻めの秋充君の2人のやり取りの可愛さに悶絶。
勿論先生の作品のお尻洗いもしっかり、しかも可愛いエロい様子で描かれてる(喜)
その上この作品、泣けないトヒコを思い出させる 孤独と切なさの中でも真っ直ぐ素直に生きる健気な主人公の春生君なので、切なく泣ける作品でもある。
そしてそんな健気な主人公が、幸せをつかむっていう最高の展開。
泣けないトヒコファンならきっとドハマりしそうです。

0

安定の碗島子ワールド

 碗島子先生の作品は作家買いをされる方が多いようですが、私も新作が出ると迷わず読んでいる一人です。

 今作も主人公・春生くんのズレ具合が絶妙で、島子ワールド。自分も友達がいないので、とくに今回の春生くんの逡巡にはグッとくるものがありました。
 秋充くんも最初の登場が喧嘩場面だったので(まぁ、ふっかけられてただけですけど)コワモテかと思ったら、以外に純情で、春生くんのことを誠実に思ってくれていて、とてもいい子だとわかり、ほんわか。
きっと描いている島子先生ご自身が、優しい方なんでしょうね。

 番外編の宇宙人の話、ぶつかったのがお互いにアタリで、こちらも良いお話でした。

1

碗島子先生ワールド全開

碗島子先生の独特な世界観のお話が大好きで、新作が出るとあらすじもレビューも確認せずに作家買いをしています。

今作の主人公、タイトルになっている青年は、不器用で人のいい、得体のしれない春生くん。

春生くんの表情の変化がおもしろく、そしてとても切ないです。
いわゆる普通の人とはすごく違うことを自覚していて、だから、普通の人を懸命に擬態している春生くん、天気と学校と性欲だけでセックスしてしまい恋人同士になれるのと期待したのに、スマホを見ながらスマホを持っていないと連絡先交換を拒否される春生くん、お互いの友達認識にずれがありつつスマホで初めて登録した友達の表示を見てきらきら笑顔になる春生くん、秋充くんと友達になってから今まで知らなかった感情に翻弄される春生くん、かわいくて、切なくて、見ていて胸が苦しくなるときもあります。

素人童貞で同性愛者の秋充くんの、絶妙に消極的で絶妙に積極的な加減がとてもおもしろいです。2人の会話、やり取りはでこぼこ道でスキップをしているような、続いているのになめらかさがない不協和音のような感じがします。

両片想いもので、2人の関係に一石を投じることの多い台詞、「友達ともセフレとも思ってない」は、言われた側がつらい思いをして、しかしそれによって前に進むことができることが多いと思うのですが、春生くんのとらえ方、その後の行動は、過去に見て読んだどんなBL作品のキャラクターとも違いつつ、その後はハッピーエンドになるだろうという安心感はありつつ、どきどき、はらはら、きゅんきゅんしながら読みました。
碗島子先生ワールド全開、でした。

家に呼ぶ口実、それからの会話でも、2人の仲が進展するきっかけにもなる漫画のタイトルと内容も秀逸。
どんぐりコーラって・・・
碗島子先生が描くどんぐりコーラ、丸ごとしっかり読んでみたくなりました。
絶対にすごくおもしろいに違いないです。

番外編
宇宙人
すごいお話でした。
ほっと一息、かわいいお話かと思って読み始めて、えええ!となりました。
強烈なお話でした。

描き下ろし
恋人を強調したい秋充くん
温泉旅行を楽しみにする春生くんがすごくかわいいです。
友達みたい、と浮かれる春生くんに対し、友達枠も独占したいけど圧倒的に恋人を強調したくなり、迷ったり遠慮したりしながら、春生くんをめちゃくちゃ大事にしてかわいがるところがかわいいです。

電子書籍特典は温泉旅行、さらに2人のかわいい様子を堪能できました。

1

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