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紳士は華麗に、秘かに、恋をする!!!
今までの里つばめ先生の作品イメージとは違っていましたが、先生の持つ軽妙さは間違いなく存在してました。「何これ、面白い」と夢中になって読んでいました。これ、ぜったいに続きありますよね?
大真面目な様でいてバカバカしくて、こんなのあり得ないと思いつつ納得してる部分もあって、そんな不思議な感覚を覚える作品でした。病みつきになる方も多いのではないでしょうか?
今回は登場人物が多くて描き分けも大変だったと思います。何度か人物が分からなくなってページを戻ったりもしました。
それぞれのキャラに絞ったお話が読みたいと思いました。これで終わりなら勿体ないです!
皆さんも書かれていますが、
里先生のこれまでの作品とは雰囲気が違い、登場人物が多く、セリフの吹き出しの使い方も特徴的で、意欲作だなと思いました。
登場人物の多さについては、読んでいくうちに把握できますし、単行本の帯にも人物紹介が書かれていてとてもわかりやすくなっています。
そしてこれも同じくですがぜひシリーズ化してほしい作品です!
今作は煌己さまと大雅くんのお話がメインでしたが、他にも一ノ瀬兄弟や五十嵐&加賀美など気になる関係性を持つ人たちが紳士倶楽部ミモザにいてとても魅力的です!
里つばめ先生の作品はあらすじも確かめずに作家買いしています。
今作は今までとは毛色が違うことを感じさせるタイトルと立体感のあるクリスマスカードのような表紙で、読む前からわくわくさせられました。
平成のトレンディドラマのような作品でした。
浮世離れした富豪のかっこいい男たちの浮世離れした会話がおもしろかったです。
巻頭コメントで、初の大人数スタートの作品と里つばめ先生が述べていらして、メイン以外のキャラクターの名前や特徴を覚えるのが苦手なので、少し心配していましたが、大なり小なり個性豊かな面々で、混乱することなく、楽しく読めました。
メインのカップル?は長い両片想いをしてきた、二条大雅と伊集院煌己。
どちらも名家のおぼっちゃまで、婚約者の弟、姉の婚約者、という、このままいけば将来は義理の兄弟になる関係です。
2人以外も、それぞれ自分の家のこと、背負っているもの、立場が、一般人のそれとはかなり異なります。
腹の探り合い、駆け引き、のようなものが生じてよさそうな関係なのですが、そこは里つばめ先生らしく、軽やかできれいで穏やかな交流の様子が楽しめました。
他のメンバーのこれからの人生、サイドストーリーも知りたくなる、楽しいハッピーエンドでした。
続きものと明記されていませんが、この世界での彼らの交流、それぞれの恋愛模様をもっと読みたくなりました。
極上の紳士たちをご堪能あれ!
閑を持て余す紳士たちが集う会員制の紳士倶楽部“ミモザ”を舞台に
御曹司たちの雅なる恋模様を描いた本作。
見目だけではなく中身まで麗しいイメケン大集合に
眼も心もたっぷりと満たされてしまいました。
個性溢れる紳士が総勢10名(SPも入れるともっと増えます)という
里つばめ先生の作品ではおそらく初めて?の大所帯でした。
その中でも数組のメンズたちがほんのりラブを匂わせていたものの、
本作ではミモザの会長である伊集院と彼の婚約者の弟・二条の恋に
焦点が当てられていました。
名家の御曹司である二条は幼い頃から伊集院に想いを寄せてきました。
けれど、不幸にも伊集院は彼の姉の婚約者でした。
それでも伊集院への恋心を諦められない二条は彼にアプローチし続けますが…。
二条の想いを受け容れたいと思いながらもその立場ゆえに
自分の気持ちを抑え込んでしまう伊集院と、
そんな彼の事情を理解しながらも想いを断ち切ることができない二条の
葛藤に胸が苦しくなってしまいます。
途中、二条姉の画策によって媚薬を盛られてしまう二条ですが、
そこでチャンスとばかりに伊集院を押し倒してしまわないところが
ほんと正真正銘の紳士でした。
半分くらいはこのまま押し倒してしまえ!と思ってしまわないことも
なかったけれど…。
そして、二条の純愛に応えるべく、伊集院が選びとった答えも胸熱でした。
ただの世間知らずのいつまでも煮え切らないボンボンと思っていたら、
最後の最後で男を見せてくれました…!
子供の頃からの恋が実ったと思うと感慨深いものがありました。
ただ、前半はミモザの面々に焦点を当てられた導入エピソードで、
二条と伊集院の恋が描かれ始めたのは中盤からとなってしまい、
ページ数的にもやや物足りなさがありました。
せっかくの子供の頃からの恋の成就なので、恋人同士になった
二人のその後ももう少しじっくりと堪能したかったなというのが本音です。
あと、ミモザに所属する他の会員たちの恋物語も
今のところはまだ匂わせ程度にしか描かれていないので、
彼らのお話も併せてぜひシリーズ化をお待ちしております♪
似非紳士倶楽部とありますが、会員制紳士倶楽部ミモザが舞台です。
登場人物がとにかく多くて、裏カバーにざっと主役cp以外ふたりのキャラ紹介が。
バツイチから人形とともにあるキャラや、ブラコンなど、とにかく年齢性格などバラエティ豊かで、期待が高まります。
で、メインは先にも触れた通り、お表紙のふたりです。
前半は、似非紳士倶楽部とキャラ紹介ですが、中盤よりそのお表紙を飾る、姉の婚約者である煌己に、幼き頃から惚れている大雅を主軸に進みます。
報われない恋をしている攻めに対して、受けの気持ちがまったかもって不明すぎて、ハラハラドキドキして心臓に悪かったです笑
ですが、まさかの結末に、
え?!!
って歓喜の声が出ましたし、そのバックで暗躍しようとしていた似非紳士倶楽部のメンバーもホント何者?!! 状態だし、とにかく全員のキャラが気になりすぎて、
このお話はずっと大雅×煌己メインでいくのか、色々気になって(二度目の言い方)しまった作品でした。
それにしても、大雅は一途で、まさに紳士的な攻めでしたね(◜ᴗ◝ )♡
