限定特典と割引が充実!
紳士は華麗に、秘かに、恋をする!!!
そもそも里つばめ先生の作品は大好きで、特にGAPS・DOGSシリーズは珠玉。『俺が好きなど嗤わせる』は商業BL漫画全ての中でもかなり好きです。
ちるちるのレビューでは好印象の評価ばかりで、自分の単行本だけ超存在にすり替えられたのかと思うほど。
ここまで軒並み高評価でなければ萌ぐらいは付けたかもしれませんが、え?っと思った人が、単行本のすり替えを疑わない程度に安心できればよいと、あえて中立にしておきます。
そもそもこの1冊で1作品の体を成していないとすら思える。どうしたんだ?
ナンバーがふってあるわけでも無いので、この1冊で判断するしかないとするならば、オチをオチとも判断できないほど貧相なフリ。
著者近影でもあとがきでも、登場人物がどかっと出てきたことが強調されていたが、ほんとうにどうしたのか。やってみたけどまとまらなかった故のぶん投げなのか。
長期連載の1巻目ならまだしも、サブキャラひとりひとりはおろか、メインキャラすら掘り下げないままに、謎のカフェ店員や、可哀想になる程魅力なく描かれた婚約者がとんちきな騒ぎを起こし、読者をほったらかして主役と思われる2人は幸せになっていた。ただただ困惑するばかり。
2巻に続くとするならばまた違うのだけれど、それならそう表明してほしいし、それ以上に164ページの1巻に、あと1話でも2話でも描いて体裁を整えた方が良い。
よく分からない読書体験だった…
御曹司ららしく名字が大げさ目なので、自然と誰が誰か分かって登場人物の多さは楽しさに直結してた
東の子守発言とか、結構失礼じゃんと思ったけど、婚約破棄で勘当とは、家にとっては重い存在ではないのかな
東は二人が両想いだと気づいていながら好きに親しくさせていたわけだしな
大雅とくっついたこと、意外と良く取られたりするのか?
面白かったから続きが出ても絶対買う
五十嵐の恋を扱うとしたらお人形のことも明かされて楽しい話になりそうだし
兄弟は⋯知らんけど
今までの里つばめ先生の作品イメージとは違っていましたが、先生の持つ軽妙さは間違いなく存在してました。「何これ、面白い」と夢中になって読んでいました。これ、ぜったいに続きありますよね?
大真面目な様でいてバカバカしくて、こんなのあり得ないと思いつつ納得してる部分もあって、そんな不思議な感覚を覚える作品でした。病みつきになる方も多いのではないでしょうか?
今回は登場人物が多くて描き分けも大変だったと思います。何度か人物が分からなくなってページを戻ったりもしました。
それぞれのキャラに絞ったお話が読みたいと思いました。これで終わりなら勿体ないです!
皆さんも書かれていますが、
里先生のこれまでの作品とは雰囲気が違い、登場人物が多く、セリフの吹き出しの使い方も特徴的で、意欲作だなと思いました。
登場人物の多さについては、読んでいくうちに把握できますし、単行本の帯にも人物紹介が書かれていてとてもわかりやすくなっています。
そしてこれも同じくですがぜひシリーズ化してほしい作品です!
今作は煌己さまと大雅くんのお話がメインでしたが、他にも一ノ瀬兄弟や五十嵐&加賀美など気になる関係性を持つ人たちが紳士倶楽部ミモザにいてとても魅力的です!
里つばめ先生の作品はあらすじも確かめずに作家買いしています。
今作は今までとは毛色が違うことを感じさせるタイトルと立体感のあるクリスマスカードのような表紙で、読む前からわくわくさせられました。
平成のトレンディドラマのような作品でした。
浮世離れした富豪のかっこいい男たちの浮世離れした会話がおもしろかったです。
巻頭コメントで、初の大人数スタートの作品と里つばめ先生が述べていらして、メイン以外のキャラクターの名前や特徴を覚えるのが苦手なので、少し心配していましたが、大なり小なり個性豊かな面々で、混乱することなく、楽しく読めました。
メインのカップル?は長い両片想いをしてきた、二条大雅と伊集院煌己。
どちらも名家のおぼっちゃまで、婚約者の弟、姉の婚約者、という、このままいけば将来は義理の兄弟になる関係です。
2人以外も、それぞれ自分の家のこと、背負っているもの、立場が、一般人のそれとはかなり異なります。
腹の探り合い、駆け引き、のようなものが生じてよさそうな関係なのですが、そこは里つばめ先生らしく、軽やかできれいで穏やかな交流の様子が楽しめました。
他のメンバーのこれからの人生、サイドストーリーも知りたくなる、楽しいハッピーエンドでした。
続きものと明記されていませんが、この世界での彼らの交流、それぞれの恋愛模様をもっと読みたくなりました。
