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南国先生作品読むの3作目です。
本作がBL初単行本なんですね。
当初からエロのツボが押さえられまくりだったのか。
うっとりする目、表情、体のくねらせ方とか、ちょうど見たいところを見せてもらえる気持ちよさ。
下品じゃないエロさ、好きです。
なので変態でも純粋なんですよね。
目が真剣ww
だからかわいらしさやおもしろさがあり、エロも真剣なのがいいんだと思います。
どのお話もテンポ良く、とんとん拍子に進み、急展開ね〜とは思いますが、それほど違和感はなく、自然に受け入れてしまえる世界観が好きです。
以前読んだ2作でもそうでしたが、マンガがすごくお上手だわと。プロの漫画家さんに失礼かもだけど。
そして、やっぱりピュアでまっすぐにエロく、マジメに変態なのがかわいくておもしろいです。
自分の描いた絵に欲情するキリュウと、人の視線に欲情するミツ。それぞれ尖ったセイヘキを持つ二人のエロ満載な表題作
ミツをキャンバスにすることで、キリュウは自分の作品を抱くことができるし、ミツはキリュウの真剣な眼差しをその身体に浴びることができる、、よくこんな設定を思いつくなあ、とただただビックリしました!
煮え切らないキリュウに、南国先生のキャラクターなら、ホントにキャンバス自体には興奮しないのかな?と心配しましたが、杞憂でした
エッチなオムニバスをご堪能ください
表題作シリーズ含め2005~2009年に雑誌に掲載された全部で4組のカップルのお話が収録されています。
どれもH度は高め。ちょっと変態というか、何かに対するフェチ度が高めです。
誘い受け、積極的なエロい受け様がお好きな方にはお勧めです。
私はどのお話も好きだったのですが、表題作シリーズは画家が主人公で絵を描くシーンが特にエロスも感じられて良かったなと思います。
同時収録作品では中学2年の頃に狐の面を被った男に襲われたことがトラウマになっている男の子のお話「狐の嫁」が好きでした。
私も狐のお面が好きなので、ちょっと怖いお話ではあるのですが、和風な狐のお面の人を見れて嬉しかったかな。
変態しかいないです。
イラストも可愛らしくて良いんだけど、気になるのは唇の分厚さ。
次に気になるのは、ペニスの細さ。受けは可愛らしくて良いかもだけど攻めのペニスまでも細い。受けよりは少し長いけど。
作家さんの名前がバナナだからバナナに見えてしまう。
バスで痴漢から助けてくれる藤田ってキャラがいるんだけど、おじさんおじさんと言われてるが全くおじさんには見えないのでおじさんと呼ばれてるのには違和感。
受けはいくつなんだろうか?高校生?中学生?
変態さとストーリーは嫌いじゃないんだけどね。萌えな部分もあるけど中立かな……。
なんて美味しい一冊なんでしょこれ。変態よりどりみどり。
しかもこの作品の◎ポイントは変態だらけなのに、イタくなくてギャグでもなくて、普通に萌えられるところ!ポップに愛でられるところ!
すれ違いから起こる程よい切なさも本作ではナイスなスパイスで、かなり私得な当たりコミックでしたლ(´ڡ`ლ)
どれも良かったですが、表題作の【自分の描いた絵に欲情する絵描き】×【自分に向けられる視線に興奮する少年】なカップリングのエロティックさは群を抜いて好みかも。
どちらも自分の性癖がヘンという自覚があるから、いい相手を見つけたことで解放しまくってるところがエロい。
確かに見事な需給の一致(笑)
あと、“肉欲に走らずに想いだけ募らせてそばに居続けるほうがいやらしい”って主張する「愛しい指先」の攻め(高山)は、ダントツの変態じゃないかな!
すごいやらしい妄想これまでにいっぱいしてきたと思う(笑)