ここは予備校全寮制、自由ナシ権利ナシ、でも恋は止まンNIGHT!!

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表題作カンゴク69

市路 予備校生
浪 予備校生

同時収録作品ナイチンゲールは夜に啼く

衛太郎 看護士
愛仁 出張ホスト

同時収録作品ナイチンゲールは夜に啼く

愛仁 出張ホスト / 客
愛仁 出張ホスト / 客

その他の収録作品

  • ナイチンゲールは夜に啼く CALL2
  • ナイチンゲールは夜に啼く CALL3
  • extra chapter ナイチンゲールの背中
  • ナイチンゲールは夜に啼くlastCALL

あらすじ

「カンゴク69」と「ナイチンゲールは夜に啼く」
スーパーエロスな2シリーズ収録☆驚異の両A面コミックス!!

☆表題の「カンゴク69」シリーズは…☆
地元で一番スパルタな全寮制の予備校で出会った浪くんと市路くん。
プライバシー皆無の中、こっそり育むラブ&H!!
指だけじゃ半分だけじゃ済まない、童貞力MAXシリーズ!

☆ウラ表題の「ナイチンゲールは夜に啼く」は…☆
愛仁くんは♂専出張ホスト。いろんなお客にHな奉仕をするのがお仕事。
誰にでも一生懸命な彼が、ある瞬間、運命のヒトと出会ってしまう…!

BL革命児が贈る、とびきりPOPなラブ&H!!
どちらも超傑作、描きおろし「ダツゴク69」も要注目!!

出版社より

作品情報

作品名
カンゴク69
著者
阿仁谷ユイジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
ISBN
9784904468159
3.6

(39)

(9)

萌々

(11)

(17)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
16
得点
141
評価数
39
平均
3.6 / 5
神率
23.1%

レビュー投稿数16

濃い!

ナイチンゲールは夜に啼く

疲れた男達を癒す出張ホストの愛仁。どんな要望にも応え皆のナイチンゲール。
なのに恋をしたらうまくいかなくなって。

母の病室で看護師の衛太郎に一目惚れ。視界が花でぶわーっと。彼の事ばかり頭がいっぱいで仕事がうまくいきません。

そしたら衛太郎から指名が。恋をしたらしたかったA to Zもあったのに。夢のような時間も客という立場を思い出したとたん凍りつきます。

客を癒すことができなくなり、そしてホストを辞めて母の病院にも行けずにいるところに衛太郎が自宅に現れて。

彼も愛仁に一目惚れしていたんですね!
愛し合う二人。良かったね!
僕のナイチンゲール!

カンゴク69
全寮制の監獄予備校の浪くんと市路くん。
ずっと浪くんに片思いしてた市路くんがなんとトイレでフェラしてあげようか?と持ちかけて。

どんどん二人の行為はエスカレート。でもいかんせん監獄なのでプライバシーは皆無。同室の三つ子も邪魔で。

そしてとうとう合格発表。浪くんが!
お別れエッチでも別れたくないって。そしたらばなんと奇跡が!良かったね!

今回もギャグあり純愛あり盛りだくさんでした。エロもたっぷりです。

0

恋は脳に快楽を刻む

「ナイチンゲールは夜に啼く」
お母さんの入院費のためにウリ専をやっている愛仁。お客の望むシチュを完璧に演じつつ自分も楽しんで仕事に励んでいた。しかし、母のいる病院で看護士の衛太郎に出会って全てが変わってしまう。
恋。花が咲き乱れて。
仕事のことを知られ、それでも誇りをもって続けていたけどお客の「愛し方」がわからなくなってウリを辞めて。毎日行ってた母のお見舞いも行けなくなって。
そんな時に衛太郎が会いに来る。そして。セリフのないHシーンが2人の熱を伝えてくる。
一夜明けて、カーテンを開けて差し込む光が愛仁の翼になるラスト。美しいです。

「カンゴク69」
舞台はスパルタ全寮制予備校。
勉強勉強のプレッシャーと共に皆を苦しめるのがヤリたい!の煩悩。溜まっちゃって溜まっちゃって浪くんと市路くんがヤッてしまいます。
一度やったら、ってわけでもなくちゃんと恋心もあるんだけど、煩悩はますますたぎる。2人っきりの時間が欲しくて欲しくて。脳内に溢れる煩悩と、隙を見てアレコレする色々の描写がエロい。
ところでこの2人はとっても自然なリバです。好きだから愛を受け取りたいし、受け取っても欲しいという気持ち。こういうリバ最高!

3

一粒で二度美味しい

阿仁谷先生のコミックスは何冊か読んだのですが、その中で一番好きだったのがこの作品です。

まず、さすがピアスレーベル。そこに阿仁谷先生特有のエロとろ感だったり擬音の多さも加わってかなりのエロ度になってます。
ただ、全編通してリバ要素強めなため、それなりに読む人を選ぶ作品にもなっています。

「ナイチンゲールは夜に啼く」
皆を性的な意味で癒す夜のナイチンゲールがたった一人を愛し、癒すナイチンゲールとなるお話。
様々なシチュエーションプレイを楽しみつつ、恋を知る純粋な男の子の話も読める一粒で二度美味しい話。ただ、ウリ専の男の子の話なので、攻め以外ともたくさん致してたりするのが苦手なひとは注意。

「カンゴク69」
予備校の寮という正に監獄の様な閉鎖的な空間で、青少年の性欲が爆発する話。
予備校の寮なんて実在するのかなんてどうでもいい疑問は置いといて。とりあえず男の先っぽだけという言葉ほど信用出来ないものはないですね笑
性欲に突っ走る二人な故、完全なるリバップル。
でも、なんか二人とも可愛いんでそこはすんなりと受け入れられます。
話はエロエロで突き進んでいって、時に坊主三兄弟が良いスパイスとしてお話全体をきゅっと締めてくれて、そして最後には無事脱・獄!こちらもリバップル故、一粒で二度美味しい話でした。

どちらの話も萌えどころ満載で楽しめますので、気になっている方は是非手にとってみては。

3

阿仁谷さん初ジュネットさん

久しぶりにこの本開きましたw4年ぶり!
阿仁谷さんといえばキャッチーでおバカでつゆだくエロとろが売りな感じがしますが、
意外やこれが初ジュネット(ピアス)なんですね~。
そして今のところこの1冊しかジュネさんは出していないんですね。
う~ん、貴重です。

お話は大きく分けて2つ入っています。
表題作の『カンゴク69』と『ナイチンゲールは夜に啼く』です。

『ナイチンゲールは夜に啼く』
主人公・愛仁は夜のお店でネコ・タチ役両方しながら生計を立てています。
それは入院している母親のためでもあります。
主人公の背景が描いてあるので(何故夜の仕事をしているのかなど)、
そういうところを気にする人には入りやすい内容かと思いました。
ただ受けさんのお仕事がウリですから、
本命以外とHをすることが苦手な人には向いていないです。

ピアスさんなのでもちろんエロ全開ですし、
内容としては軽めなほうですが、読ませるための筋書きは練られてあるなと思います。
こういうのって逆に直球のエロだけでいい、無駄に設定は要らない、
という他のピアス作品みたいなノリをものを求めて読むと少し外してしまうかもしれないなと思いました。


『カンゴク69』
全寮制の予備校生のThe性春なお話です。
スパルタな方針の予備校でしかも寮生なので自由がない、女の子と遊べない、
そんな環境下でついつい男の子同士でHしちゃおうか・・・という展開。
そして止まらなくなる発情期の二人!という感じです(笑)
割とギャグ寄りで、エロエロでピアスっぽい内容です。
でもただエロければいいという感じでもなく、
そこに一応ラブ要素もきちんと盛り込まれていて、
きゅんとする場面もあります。
こちらもキャッチー(分かりやすい)なエロ作品で、
何にも考えずに読めるエロきゅん作品です。

全体的にエロ度高めですが完全にやってるコマばっかりでもなく、
内容自体はきちんと練られている感じが伝わってくる良作だと思います。
展開・設定に苦手要素がなければハマる内容かと思います。

5

表情にヤラれちゃいます

超ド級のエロスです。2作品ともに全開ですが、きちんと「恋」も「愛」も伝わってきます。
また、表情がイイんです!恥じらったり、求めたり、感じたり、慈しんだりとどの顔もグッときます。大好きな作品です。

2

たったの一晩じゃなんにも育めない

「ナイチンゲールは夜に啼く」と表題作の「カンゴク69」の2作品収録でした。

「ナイチンゲールは夜に啼く」の主人公・伊賀愛仁(受)は夜は売りをしている青年です。売りをする理由は母親が入院しているためにお金が必要だから、ということのようです。そしてそんな愛仁ですが、いつものように病院に母親のお見舞いに行くと、担当看護士が挨拶をしてくるんですね。で、その担当看護士の劉衞太郎(攻め)に一目惚れします。
その途端に今までお金のためにお仕事を頑張っていた愛仁ですが、お客さんとのHに身が入らなくなってしまいます。本当にHをしたいのは衞太郎さんだからです。
やっぱりね、好きな人ができたらそうこなくっちゃ!と思いました。こういうところが乙女の心をくすぐる内容だと思います。しかも衞太郎さんの周りに花が咲いて見えるとか、もう超乙女モードじゃないですか。うんうん、乙女になら見えるよ、見える!!(笑)
そして何故か愛仁のお店に客として現れる衞太郎さん。なんで現れたのかよく分かりませんが、衞太郎さんは愛仁にそっくりな子がいると思って指名した様子。もうこの時点で相思相愛なんだから!
そしてたくさんのお客さんとのHが本当にダメになってしまった愛仁は売りの仕事をやめて、一般的な仕事をすることに。
そして夜の仕事を辞めた愛仁のもとに衞太郎さんがやってきます。しかも愛仁の母親のカルテからこっそり住所を調べて(!)wそして二人はお互いの気持ちを確かめ合い、結ばれます♪
ところで衞太郎さん、見た目的にリバありだな~と妄想。

表題作「カンゴク69」は寮で暮らす予備校生のお話。
勉強以外の自由がほとんどない生活のなかで、Hに突っ走る攻めと受けですが、
素直に可愛いヤツラだと思えました。また三つ子の子達がいい味出していました。
こちらはリバ有りです。見た目的にはどっちがどっちでも大丈夫そうです。
受け攻めがはっきりしたカップルのほうが良いかたにはお勧めできないかもしれません。
ちなみにHの時に「にゃ」とか「らめ」とかいった言葉が出ちゃっているので、そういうのが苦手な人も注意です。私は個人的には特に地雷は無かったので、楽しく読めました。

3

エロリバ

いいですよ~~。これは。
面白い!!
ピアスだからエロエロは当たり前ですね。
たくさん読むんですけど なかなかピアスの作品って感想書けないです。
内容がないようの作品多いんで。
ヤルのが基本ですもんね。大好きですが。

これは コメディですよね??
リバップルのほうは クスッと笑えました。
題名が『カンゴク69』なのでシリアスなのかと。
ぜんぜん大丈夫だった。
全寮制っていうトコロが萌えです。
密閉された空間ってそりゃやりたくなっちゃうよ。
入れたり入れられたり すごく良かった。

3

エロだけどエロだけじゃ終わらない

「ナイチンゲールは夜に啼く」連作と、表題作連作、量としてはナイチンゲールの方が多め。

表題作は通称カンゴク予備校で、性的な快楽への興味から彼らの関係は始まります。先ずは性的快楽、それからお互いへの心が芽生えて来るって感じかな。あとやっぱ方言は萌える~~!!ノートの端に書いて聞いてみたりとか何という青春!何という可愛さ!いややる事はやりまくってるけど。
描き下ろしの話も可愛かった、何気に三つ子がいい味出してます。

そして自分的には「ナイチンゲールは夜に啼く」がグッと来ました。
入院している母を持ち、毎夜イメージプレイデリヘルをやっている愛仁。
彼は己の事を夜に啼くナイチンゲールだと、疲れた男達を一晩癒してやる夜に啼くナイチンゲールだ、と。
客とは恋に落ちる事はない愛仁。
そんな彼であるのに、病院の看護士の衛太郎に一目惚れをしてしまい、そして夜の仕事にまで影響が出る程に恋焦がれてしまうのです。
そんな愛仁を愛してくれた衛太郎、彼が嫌な奴じゃなくて、愛仁を好きになってくれるいい人でホントに良かったと読んでいてしみじみ感謝をしたくなった程です。
愛仁がナイチンゲールのままで終われて本当に良かった。
それだからこその読後感の良さだと思うのです。

3

まさにえろのための本。

表情が柔らかく、体のどこもかしこもが気持ちよさそうにしなり、体位も角度もあらゆるバリエーションをすべて網羅せんばかり。
シチュエーションもかたや男に対して理想の春を売る男、かたや男しかいない密室空間という「男同士の至高のエロに向かう」ためにはこれ以上ないと言っていい情景。
まさに「エロ本」、ピアスの鏡と言っていいような気がします。

ですが、この本に関してはそれ以外の部分がエロからエロにつなぐためだけにある感じがします。それゆえかなぁ、愛とか語りだすとなんかうわ滑ってくる感じが・・・。
でも市路と浪のまったくお互い抵抗のないリバで、しかもお互い溶け合ってしまいそうなほどのとろんとろんなエッチを見せられると
「それだけでも十分かな?」
と思ってしまったりもします。エッチレベルが高すぎてそれ以外、どうでもいいやwってことで。

2

初めて読んだ阿仁谷作品

ピアスでナイチンゲールの方の1話を読んで続きが気になったので単行本購入しました。看護師の劉さん、登場1コマ目からかっこいいと思いました。愛仁が一目ぼれしちゃったのも納得…。
カンゴク69はすごくテンポがいい作品。ナイチンゲール目当てで買ったけど、さすが両A面というだけあってすごく面白かったです。三つ子がかなりいい味出してる…。

4

エロ増量

 さすがピアスでした。
 でも、ブツは直接的に描かれておらず、少し残念でした。
 エロが増量されてなくても、元々エロさを十分に感じられる作家さんだから、こんなに多くなくてもよかったかな~なんて思ったり。それよりも、キュンキュンする部分がもっと欲しかったかな。

 全く違う2作が入っていて、2度美味しい感じではあります。
 私は「カンゴク69」が好き。方言がいいですね~。

2

柔らかな表情

阿仁谷先生はなんと表情豊かに描かれるのでしょうか・・
火照ってる顔とか、恥ずかしい顔、泣き顔、
リアルというか
タッチがすごく柔らかくて
見ててとても温かい気持ちになりました。
もちろんドキドキしてウハウハにもなりました。

エロエロで感動しちゃって。
もう大忙し!!読み応えすっごくあります!
私はカンゴク69のウブな二人が好きです!
方言も可愛いし、二人でこそこそするエッチなんてキャハッ!
ウブなのに二人でいろんなことしちゃうんですよね・・

キュンキュンきました。
大大大満足でした!すごい!

3

「たった一晩じゃなんにも育めない」

萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ)
「ナイチンゲールは夜に啼く」
男専門の出張ホストの主人公・愛仁は、お金を稼ぐため、人生に疲れた人に一晩限りの奉仕を続ける毎日。
“たくさんのお客さんを愛さなきゃいけないみんなのナイチンゲール”そんな愛仁はある日突然一目惚れをしてしまった…

恋愛話ですが、どっちかってゆうと愛仁が「本物の恋を知る」というちょっとした成長(?)モノです。
好きな人と初めて抱き合って、自分のしている事に気づいて愕然とする。なまじ愛仁が誇りを持って一生懸命仕事していただけに、ちょっと切なくてホロっときちゃいました。
愛仁は愛を売っているつもりだけど売っているのは体、なぜなら愛は切り売りできないから。それが押し付けがましくなくさらっと描いてあってよかったです。
お客とはプレイだけど、衛太郎とはちゃんとセックスなんだっていうのが伝わってきました。
欲を言えば、「お客との1話読み切り話!」というくらい、お客との関係にもっと踏み込んだ一晩限りの情みたいなのが描いてあったほうが、シリーズに奥行きがでた気もします。個人的な好みですが。

「カンゴク69」
監獄並の厳しい規則を誇る予全寮制備校で同室の二人(脇役の三つ子も同室)、浪くんと市路くんの童貞×2ラブエロ。
阿仁谷さんのアホっ子とギャグが大好きなのでホクホク。
もうページの隅から隅までお互いへの愛(と性欲/笑)が溢れていて、好きで好きでたまんないっていうのが…もう見てるコッチまで幸せになれそうな話でした。あ~かわいいよ~…。
でも、リバってゆうよりホモ百合に見えたゾ。笑
三つ子のアン・デュ・トロワ(名前分かんなかった)は反則です。笑

3

あの三つ子はそろって誰かに犯されれば良い・・・

ついにジュネから阿仁谷先生の新刊が(〃▽〃)ハァハァ
先生の描かれる濡れ場ってすきなんですが、今回はここぞとばかりに詰め込まれてましたね。なんかすごく胸がいっぱいいです。
表題作『カンゴク69』カンゴクといっても、塾の寮に缶詰なので本物の監獄のようなシリアスさはございません。どちらかといえば、コミカル?なタッチで読みやすいです。
ちゅぅか、浪くんの、あの・・ゆるいキャラが好きですwww
リバ設定あり。苦手な方は要注意ですが、個人的には、可愛い二人の感じる受顔が存分に楽しめたのはかなりポイント高いです。
もうひとつ収録されております『ナイチンゲールは夜に啼く』
世の中に疲れた人をいろいろなパターンで癒します(性的に)というお話。
これも、阿仁谷先生らしいというか、BLってなんでもありだな・・・と思わせてくれる奇抜なシチュエーションでのプレイが織り込まれてまして、すごくバラエティ富んで面白かったです。
そこにはもちろん愛はあり。
会いあるが故にですね。
カップリング後~の後日の話があるのであればまた読んでみたいと思える作品です。
身体を売る~なお仕事のお話なので、カップル以外でやってるのはダメって人には向かないかも・・ですが。

2

ツユだくエロと感動の同居

両極端のお話が2つ。“両A面コミックス”だそうです。
確かにそうだと思う。ちなみに、表題作はうしろの1/3だけですよ。

まず、「ナイチンゲールは夜に啼く」ですが、エロと感動がこれだけ同居できれば大したもんだと思います。
先日読んだ「DROPS」もBLではないけれど、エロと感動がいい感じで同居していましたが、読ませる部分が多めでした。
今回は、エロのほうが多めで、どちらかといえばコスプレを楽しむお話といった仕立てなのですが、主人公愛仁くんが恋に目覚めると色々悩みだしてくれて、お話は一気にシリアス方向へ・・・その端々に考えさせられる部分があって、極めつけは最終ページ。ちょろっと涙しちゃいました。

表題作は方言もの、エロエロ予備校生のお話。
時間もスペースもないところでの切羽詰ったエッチって燃えるんですね。
そこへ持ってきて九州弁?がエロイ。
以前、いつき朔夜さんの小説で「好いとう」という言葉に萌えましたが、今回もやっぱりキタ。
さらに、襲い受けて、攻めてる相手のアナルに指を突っ込んで、自分の中でイカせたあとに、自分が攻めちゃうという離れ業。
ページ数は少ないのに、ギューッと詰まってます。
クスクス笑いながら読んでたら、旦那に何?って聞かれましたが、このおかしさは読んでみなくちゃわからないと思う。

さて、もう一回コマーシャル。「DROPS」もいいから読んでみてね。

4

とにかくエロイ!!


最近のBL漫画家さんの中で、ぶっちぎりのエロスを誇る阿仁谷先生の新刊です!エロに定評のあるピアスシリーズの中でも燦然とエロく輝く一冊であることは間違いありません。同じく最近発売になった阿仁谷先生の「DROP」がBLではない家庭ものだったことを考えると、根っからの腐女子としてはヨッシャァーキタァー!!!と叫びたくなりますね。

私は表題作よりも、同時収録の「ナイチンゲールは夜に啼く」が好みでした。
出張ホストである主人公の愛仁くんが行く先々で演じるシチュエーションプレイが、なにしろ萌えて萌えて燃えるんです!!!私はシチュエーションプレイが大大大好きなので、はっきり言って垂涎ものでした。
阿仁谷先生のエロシーンは本当に汁気たっぷりで、いやらしい擬音満載で美味しいですよね。男性向けふうに言うと「実用性が高い」ってことになるのでしょうか笑
そんな不特定多数との激しいエッチに興じる愛仁くんの心の中は、しかしピュアそのものです。だってこんなお仕事をしているのは入院中のお母さんのためだし!その上、ある人をひと目みた瞬間ぶわっとお花が咲き乱れて恋に落ちてしまうんですから!このエロエロとピュアピュアのギャップにがっつりハートを持っていかれました。
その後も、ベタながらもドキドキさせられっぱなしの展開が続きます。暑い夏がもっと暑くなっちゃいますけど、これは文句なしのエロスでした!

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