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毎日、美味しい。
3巻。
波乱も三角関係も浮気も無い非BL系BL(?)の心地よさ。料理本的実用性。
イイネ!と読み進める。
で、この3巻はお仕事巻的な?
史朗のお仕事は出てたけど、今回ケンジの仕事も。
美容師としての「狩り」に賭けるケンジ!カッコいいじゃないの。
また、史朗だけじゃなくてケンジもしっかり料理ができる。
ケンジは史朗とはまた違って、食の快楽面も許容するタイプ?
シロさんはちょっとストイックですよね。キチンと感が強い。金銭的にも適正を求めるというか。
そんなシロさんも「ブランチ」に「昼ビール」と「おやつクレープ」!へ〜‼︎っていうのが3巻のラスト。
いや〜いいですねぇ〜。
うなぎの混ぜご飯がとっても美味しそうでした。うなぎはあまり好きではないのだけど、高菜や玉子と刻んでご飯に混ぜたのは一度食べてみたい。男2人でクレープ焼いて、おかず系とスイーツ系を両方楽しむ休日も素敵。
史朗が親の愚痴を零した時、ケンジが真面目な調子で静かに諭すシーンでますますいいカップルだなぁと思いました。最近は虐待する親や毒親の話題が多いですが、史朗の親は心配と放任のバランスの良い、良い親だと思います。心配や小言は史朗のことを想っているからだとちゃんと分かる。それを分かっていてもつい親の愚痴って零れてしまうものだけど、この先彼らと過ごせる時間はどんどん減っていく。史朗の足りない所はケンジがしっかり補ってくれるんだなぁと思いました。
この巻はケンジのお料理回(#18)がほっこりイイ味出してます!
シロさんが実家に帰っていない大晦日に、サッポロ一番をお気に入りの自己流アレンジで作って食べるケンジ。たまの一人メシを存分に満喫してます。
この小さな幸せ感、いかにも【THE 日常】って感じっすなぁ。
ケンジはシロさんみたいにテキパキ作れないからって、袋麺開けて器に盛るまでに7ページも使っちゃう本作、さすがは食マンガである。
ちなみにケンジさんはみそ派なよう。
白菜を油で炒めたキムチに変えてキムチラーメンにするアレンジおいしそうだね。
あと、夏休み初日のエピソード(#24)もほっこり♪
起き抜けからちょっとお高め缶ビールと具材いっぱいのアレンジクレープでゆったりブランチ。
この回は食べてるシーンが長くて、ここで「あ、私、作るシーンより食べてるシーンが好きなんだ!」って気づきました。
1巻のレビューに料理シーンが冗長だって書いたけど、食べてるシーンなら長くてもずっと見てられるかもしれない。
クレープはシュゼットがいちばん好きなんだけど、生フルーツ使わずにレモン汁で作るのお手軽そうだね(^q^)真似してみよっと。
40代というお年頃。煩わしい現実も色々増え始める。
この年代で描かれてるから、お家の中の2人の様子にホッと癒されるんだろうな〜なんて感じ始めた3巻のエピソードたちでした。
きっと若者主人公じゃこの癒しの空間は描き出せない。
ちょっと深刻なお話しから始まりますが、全体的には筧さんって几帳面なんだか大雑把なんだか、な印象。
自意識過剰ぶりに笑い、買い物のこだわりに笑い、それでもなんだかんだとケチつけつつもケンジの事大切にしてる姿にほっとしてしまいます。
今回も沢山の料理が出てきますが、馴染みのある袋麺。
ケンジ作の具だくさんなラーメンが無性に食べたくなって、煮込み過ぎちゃった記憶に苦笑いです。
他気になる献立。
酸辣湯。
肉みそあんかけチャーハン。
ブロッコリーと鶏肉のオイスターソース炒め。
野菜たっぷり具だくさん雑煮。
鶏手羽先の水炊き。
れんこんのきんぴら
かやくごはん。
肉どうふ。
キャベツとあさりとベーコンの蒸し煮。
鶏肉とアスパラの中華風塩炒め。
大豆入りひじき煮。
うなぎと高菜と卵の混ぜご飯。
揚げナスとトマトのサラダ。
アスパラ入りジャーマンポテト。
おかずクレープ。
などでした。
もちろん!乙女としておかずクレープもトライ済です。
ビールと一緒に美味しく頂きました(笑)
#19の、となりの子供と両親の関係にたいするシロさんのモノローグが秀逸。
#22は、二人それぞれのカタルシスが面白い。
・肉どうふ>簡単で、割とボリュームあります。シロさんはめんつゆを多用しまくってますが、醤油+砂糖でもいけるかと。ちょっと、すき焼きっぽく。
・新たまねぎのおかかじゃこ和え>じゃこ無しでOKです。タマネギの臭みが苦手なので、私はスライサーで薄切りにした後、氷水にさらします。そのあと、水を切って絞る。タマネギは新鮮であればあるほど好です。
・ナスの南蛮漬け>旨い。この出汁に、鶏からあげや、好みの魚のフライやらを入れてもうまうま南蛮漬けになります。一緒に入れる野菜は、私は玉葱と人参、あればピーマンでやってます。