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ジンと猫は呼ぶと来ない

jin to neko wa yobuto konai

唤不来的金恩和猫

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表題作ジンと猫は呼ぶと来ない

リオリカ、ジャネロ、祐介
ジン、ボブマリ

同時収録作品謝罪

坂田英時
折井

同時収録作品残像

浅田
池内連次

同時収録作品幸せになるのだっ!

(アキラ)、その他多数

その他の収録作品

  • アキラのこれが気になる。
  • あとがき
  • 題名のない妄想会
  • マリとマリと

あらすじ

パリの下町に蠢く情報屋ジンと相棒の殺し屋マリ。 ガキの頃からつるんでいる二人だが、 マリはパシリのように扱われていた。 わだかまりを感じながらも側を離れないのは、 幼馴染みの腐れ縁ってヤツなのか、それとも…。 気ままな暮らしを危ぶむマリをよそに、 ジンが連れ込んだ新しい男は…。
(出版社より)

作品情報

作品名
ジンと猫は呼ぶと来ない
著者
SHOOWA 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832286726
4.2

(127)

(68)

萌々

(29)

(21)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
22
得点
525
評価数
127
平均
4.2 / 5
神率
53.5%

レビュー投稿数22

SHOOWA先生ワールド?な短編集

「向日性のとびら」のスピンオフで、向日性の〜で描かれなかった謎が明かされるのかしら〜ワクワク…と思ったらそうでもなく…。

しかも短編集だったとは(短編集が悪いわけではないですが)

表題作は、これはいったい何角関係?なお話でしたけど、結局マリとジンは腐れ縁ということでいいのかな。
ま、それこそ解釈次第ですかね。

しかし、SHOOWA先生はおクスリのお話が好きなんですかね。
あと、暴力とか無理矢理とか不条理ギャグとか。
(他先生作品でも見る要素だけど)
これらが渾然となっているのが先生ワールドなのかな。

NON Tea Roomの前日譚は、私は本編からどうもこの作品は乗り切れず…淡々と、そうなんだ〜、くらいのテンションで読んで終わりましたw

装丁は好き。

0

ボブマリ

「向日性のとびら」と一緒に読みましょう。シス・ベケットロリータコンプレックスも出てきます。でもショタコンじゃないかな?

◾︎ジンとマリ
「向日性のとびら」でスーパーカッコいい立ち回りをしたジン。主役ではないヒーローってこういう奴だよな。

マリはえっっっろいです。公式まっちろい肌。この垂れ目の兄ちゃんを延々にすべすべしていたい。えっろ…これに勃たないジン…しょうがない百合だから。マリはジンが本気で好きだから、手に入らない事すら耐えられる。しょうがない百合だから。百合夫婦

祐介が案外視野広くて良い男なんじゃないかって気すらしてくるから、ズルイです。先生の手にかかれば私情で人殺してる人たちもカッコよく見えてくるという。
自分の身は自分で守らねばならぬ。

◾︎謝罪
有栖川…

◾︎残像
「Non tea room」読んでから読みましょう。
アーサー…どう転んでも幸せにはなるのは難しかった…それでも救いだった…連次がまた良い子だからなぁ。

◾︎幸せになるのだっ
めちゃくちゃ元気になります。きのうのズッキーニ

◾︎題名のない妄想会
「エッチなマリちゃんもっと見たい」の希望に答えてくれる。舌出せって言われて出しちゃうマリちゃん…祐介とお似合いなんじゃと思っちゃうけど全部妄想ですから笑
失禁するマリちゃんください。

0

エゴを隠さなくたっていい

◆ジンと猫は呼ぶと来ない(表題作)
 『向日性のとびら』で脇役だったジンの物語、というよりは、彼の腐れ縁であるマリの物語だったという方がしっくり来ますね。情報屋という職業柄、ひと所には落ち着かないジンを少し離れた距離感で見守りつつ、彼の行く先を案じるマリ。マリだってジンのことをとやかく言えるほど、落ち着いた生活はできてないのだけれど。2人とも本当は1人の人間を本気で好きになれる人達なのに、臆病だったり今の生活の心地良さから抜け出せなかったりして、どうにもふらふらしている。

 私は必ずしも好きな人に当たって砕けることが正解だとは思っていません。今この瞬間の寂しささえ埋められればいい、自分を受け入れてくれる人が何人もいる気楽さから逃れたくない、そういう感情があってもいい。絶対的な安心感を得られない話の方が、実は私達の心により近く寄り添ってくれるのかもしれない、そう思いました。一般的なBL作品のような読後感は得られないけれど、どこか心地良さも感じられたんです。ちなみに蛇足ですが、一番萌えたのは祐介×マリで、抗いきれないマリの脆さが可愛かったです。

◆残像
 こちらも『NON Tea Room』で脇役だった浅田の話。彼と連次が付き合っていた頃がすごく気になっていたので、読めて嬉しかったです。誰かに別の人の面影を重ねるのは酷いと言うのは簡単だけど、大切だった人とこの世ではもう永遠に会うことができなくなった時に、その人そっくりの顔の人間が目の前に現れたら、誰だって浅田のようになる可能性はあるんじゃないでしょうか。私には彼を責められませんでした。連次も浅田も悪いわけじゃないから辛い。最後に浅田が自分の気持ちを自覚したことには少し救いを感じました。でも、やはり連次の心の傷を知らないままの浅田に、どこまでも報われない気がして虚しさも感じます。

1

No Title

スピンオフ集らしいですが元の作品をほとんどうろ覚えの状態で読みました、それでも充分面白かったです。

表題作のジン×ボブマリは絡みは一切なくせいぜい目線でやり取りするくらい、何故かそれが特別な関係に見えます。

『いっそ矛盾を感じる神経がなければ 生きるのはしごく簡単なことだろう』ボブマリのところには性別不明に見える男娼が住み着いていますが、
結局ボブマリも誰かと繋がらずには居られないごぐ普通の人間でジンも同じはずなのに二人の生き方は決して交錯しないです。

1

ひりひりする

表題作「ジンと猫は~」を読んだ時「これは!!」と思いました
モノローグがリズムよく聞こえて映画のように読めるのが好き

「ジンと猫は~前・後編」「謝罪」「残像」全て終わり方が良い
まぁジンと猫は「これで終わり!?」って終わり方なんですけどね!
きっと続編があるのだろうと思ってたんだけど…ないのかな。

ジンとマリの関係が好き。
マリはあんな容姿と性格の割にジンにパシられてばっか。相手を思って何か言えばうざがられる。
でもなんだかんだで離れない二人はプラトニックだと思う。
続編があったとしてもきっとこの二人はくっつかないんだろうな~
でもこの二人が好きだからもっと見たい

二人が喧嘩してるシーンが一番好きかも。ひりひりする。
あとカバー下の絵が好き。ジンとマリの距離感。静かなんだけどどこか苦しい感じ。

「謝罪」は痛い系。トラウマ系なのでぐおおおと胸に痛かった。
「残像」Non tea roomのスピンオフ。あっちも読むとより楽しめる。単品でも読める。
切ない…。
「幸せになるのだっ!」はちょっと自分には合わなかった。
でもトータルでぐっときたので神評価

4

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