3年越しの恋、届けに来ました。

コミック

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本気になったメリーマン

honki ni natta merry man

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表題作本気になったメリーマン

神林龍 ノンケ大学生、隣人
奥柊平 ゲイの大学生

同時収録作品恋のチャイム

高校生
高校生

同時収録作品エスケイプ、ドントエスケイプ

その他の収録作品

  • むすんでひらいて
  • むすんでひらいて 前編
  • むすんでひらいて 中編
  • むすんでひらいて 後編
  • 気になること
  • 浮かれた男

あらすじ

「ホモかもしれない」という同級生兼隣人と、それを確かめるべく一夜限りの関係を持ってから3年。神林(かんばやし)と奥(おく)は互いにあの一夜が忘れられないまま、当たり障りのない関係を築いていた。
心の奥底にフタをしたまま、壁の向こうから漏れ聞こえる相手の声も気にしないフリの日々。
ところが卒業間近のクリスマス、2人っきりでイブを過ごすことになり神林の気持ちに変化が…
胸の奥底に沈んでいた恋心は、壁一枚の境界線を越えられる?

行き違う恋心がもどかしいお隣さんシリーズに、書き下ろしと短編を加えて大ボリュームでお届けします!

作品情報

作品名
本気になったメリーマン
著者
嶋二 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784904101865
3.5

(68)

(14)

萌々

(20)

(26)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
20
得点
234
評価数
68
平均
3.5 / 5
神率
20.6%

レビュー投稿数20

ちょうど良い焦れ感

片方が眼鏡率100%。

【本気になったメリーマン】【むすんでひらいて】(前中後編)【気になること】 萌2
アパートで隣に住む大学生・神林龍(神)と奥柊平(おっくん)。
3年前「ゲイかもしれない」と言うおっくんを一度だけ試しに抱いたものの、ただの友人だったけど…。
お隣さん設定って、それだけでテンションが上がりませんか?
好きなひと、もしくは気になる人が壁一枚挟んだ向こう側で生活してるという状況を想像しただけで萌えます。
そんな2人ですが、3年の間、神は彼女がいて、おっくんにも社会人の彼氏がいて、薄い壁越しに相手のそういう声が聞こえてくる中、モヤっとしたものが神の胸に湧いてくることで物語が動き出します。
自覚したノンケは強い。
気持ちも押しも勢いも強い。
その分、ゲイの方は臆病になって、今起こっているわけでもない不安要素をいくつも考えては尻込みする理由を見つけようとしてしまう。
そんな2人の攻防を描いた心理描写が見事です。
そういうときにおっくんが「龍」と呼ぶのも胸きゅんポイント。
拗らせすぎず、ねじれ過ぎず、すれ違いすぎない、ちょうど良い焦れ感が良かったです。
ボサコン眼鏡に見せつつ、妙に色っぽいおっくんにもご注目を。

【恋のチャイム】 萌
突然「心が読める」と言い出したDKとその友人。
ちょっとアホっぽい軽快な会話のテンポが楽しい。
これからどうなる、この2人!?というところで、余韻を持たせて終わるので、先は妄想力を発揮して、どこまでも妄想の翼を広げていける短い作品でした。

【エスケイプ、ドントエスケイプ】(前後編) 萌
逃亡中のロボットと、3時間の待ちぼうけの末、恋人もどきにフラれたらしい眼鏡。
眼鏡の言葉が通じない猪突猛進っぷりが楽しいです。
前後編ながら短いけど、ロボット(仮)は若干妖艶な雰囲気が漂っていて良い感じなので、2人のロードムービー的作品で1冊になっていたら買いたいと思える作品でした。
続きがあったら絶対萌2。

描き下ろしは表題作の2人の出会いの回想から、引っ越し先の荷解きシーンへ。
能天気な神と神経質っぽいおっくんが一緒に暮らして、細かいことでぎゃいぎゃい言いながらも仲良くしていく妄想が捗りました。

同時収録はあっても、ほぼ1冊1CPと言っていいくらいのボリュームと読み応えがあります。
お隣さん設定が好きな方はぜひ。

0

両思いもだもだ

両思いなのにもだもだして、当て馬が出てきたり、定番だけどハピエンだからよかったね。

1

タイトルの示す意味はおそらく…

「メリーマン」の示す意味を考えるとニンマリさせられますね(*´∀`)
最初「ヒツジ男」とか思ったのは私だけじゃないはずだwww

【大学生CP(3年越しの恋)/高校生同士/ファンタジー】

■本気になったメリーマン■
■むすんでひらいて■
■気になること(描き下ろし)■
■浮かれた男(描き下ろし)■
神林 龍(大学生)×奥 柊平(大学生)

「ホモかもしれない」という同回生兼隣人の奥とそれを確かめるべく一夜限りの関係を持ってから3年。
神林と奥は互いにあの一夜が忘れられないまま、当たり障りのない関係を築いていた。
ところが卒業間近のクリスマス、2人っきりでイブを過ごすことになり神林の気持ちに変化が…?

「メリー=merry=陽気な」
「マン=man=男」
→「陽気な男=神林」
→「本気になった神林」…ほほぅ(*´Д`*)
※違ったらすみませんorz

不器用で焦れったいグルグルとした2人の恋愛話でした。
合間に出てくる友人たちのはっちゃけた感が大学生っぽい感じで楽しそうでした♪
元カレの松田さんは大人の余裕があると見せかけて子供っぽいのがツボる~w
半纏姿の奥くんは可愛い~けど古風だよね。

■恋のチャイム■
「俺は人の心の中を読めるんだ」
突然そんなことを言い出した友人を軽やかにスルーしたものの、話を引っ張られ、ならば「今から俺の心を読んでみろよ」と…。

16ページという非常に短いながらも2人の表情や空気に萌え×2しまくった話です(*´▽`*)
お互いに赤くなる場面も良いのですが、最後のページの「当たり 当たり 当たり」っていうところにすっごい萌えた!!

■エスケイプ、ドントエスケイプ■
ナンパ男が恋に落ちたのは研究所から逃げ出したロボット。

これまた短いファンタジー。

0

個性的な魅力を感じました。このお話好きです!

初読み作家さん!
以前から気になっていた作家さん。
凄く画力があるわけではないんですけど、妙な絵の色気に引き込まれました。
何がと言われたら答えにくいんですけど、好きだな〜と思いました。
なんだろう…設定も展開も王道なのに、ゆったりとした中にも、独特な空気感ある魅力を感じました。

表題作+短編2作収録。

『本気になったメリーマン』
メリーマン(明るくて活発な人)なノンケ • 神 × 卑屈な暗めのゲイ • 奥
の三年越しのじれったい恋。

大学生でアパートの部屋が隣同士。
ふとした流れで仲良く?なった2人。
ある日、『女がダメなんだ…俺も女みたいにされたい』と、ゲイであることを告白し始めた奥。
最初、その大告白に引き気味だった神…だけれどなぜか2人は一夜限りで関係を結びます。

それから3年。
隣人&大学の同級生としての付き合いだけ。
ただ違うのは、神には彼女が…奥には年上の彼氏の存在がいること。

あるきっかけで、胸の奥にしまっていた3年前の記憶を思い出し、その時の奥の表情が色濃く残っている事に気がついた神は⁉︎
そして普段はドライ過ぎる奥の、内に秘めてきた神に対する本心は⁉︎

単純明快なタイプと、卑屈でなんでも複雑に考えてしまうタイプという性格が真逆な2人なので、恋を自覚してもなかなか素直にくっついたりしません。
じれったいくらいな遠回り劇を見せてくれます。
じれったい恋愛ものが好きな私には、とても美味しいキャラと展開でした。

奥のひねくれ具合が憎めないんです。
本当の内面は、臆病で、結構グダグダ思い悩む不器用君。
泣いたり、怒ったり、でもエロくて色っぽくて、笑うと可愛い奥にキュンキュンさせられました。

神は、誰とでもすぐ打ち解けられるような本当に明るく元気な人。
彼女に対してはドライ(浮気も平気でします)だったのに、奥には凄く一途で誠実な所が好感でした。
奥のめんどうな性格も、神にとっては可愛くて、愛おし過ぎて堪らないって気持ちダダ漏れな、おバカ顏がツボでした(笑)

奥にとっても、神にとってもある意味初めてに近い恋心。
ラストは同棲生活をスタートする事になった2人。
これまで以上に、無邪気にベタベタ&イチャイチャしたがる神と、クールに対応しながらも、絶妙なデレさ加減をみせてくれる奥!
そんな2人の今後の愛ライフをもう少し覗かせて欲しかったな〜と思いました。
じれったかっただけに、最後はちょっぴり名残り惜しかったです。

奥の社会人彼氏もいい感じの絡みで、嫌味なく良かったです。
いくつになっても、男は子供…おバカだなあ〜な下りは思わず同調しました(笑)

なかなか素直になれない不器用な恋心、恋する不安さ歯がゆさ、愛おしさ、幸福さ…そんな感情が余すところなく、丁寧にリアルに描かれていて良かったです。

あと最初の『俺女がダメなんだ〜』な下りから、関係を持つ展開が好き。
一気に心ごともってかれました(笑)

同時収録された2作品は⁉︎
『恋のチャイム』
こんなに短いお話なのに、萌を感じさせてくれるお話です。
嶋二先生という方の、不思議な魅力を十分に感じさせてくれました。
オーラ&ピンク&チャイム!
もう絶妙な展開でした。
私の中でも恋するチャイムが鳴り響きました。
2人のこのあとを是非読みたくなるような、可愛らしいキュンとするお話です。

『エスケイプ ドントエスケイプ』
これは今一でした。
多分中途半端過ぎる内容だからだとは思うんですけど…萌えませんでした。

またまた素敵な作家さんを発掘です♡
他の作品も読んでみたいと思います

じっくりな恋愛ものが読みたい方にはいいかもしれません。

2

可もなく不可もなく。。ごめんなさい。

表紙を見て気になって、レビューを見て良さそうだったので買いました。
読んでみると…うーん…
なんとなく腑に落ちない。。

主人公2人とも、設定の割りにお互いのことを好きな気持ちがあまり伝わってこなかったので、物足りなさを感じてしまいました。

そして、あれ?なんかこの言葉使い方間違ってない…?
というのが2回ほどあったために、気になって物語に入り込めなくなってしまいました。

何が悪いというわけでもないと思うのですが…
何回読んでも、あっさりと終わってしまいます。

0

ぐるぐるぐるぐる。

ヤキモキしながら読了。

素直になれないおっくん。
気持ちが通じ合っても、
神林が恋人っぽいことしてくれないと
不安で仕方ないという…
一方多分神林は典型的な男の子という感じ。
告白して気持ちが通じ合ったら
毎日それだけで楽しくて
もうハッピーだろみたいな。

ふたりのそんな差が
微妙なずれを起こしてく。
まぁ大方おっくんが
一人ぐるぐるしている(笑)。
神林はぐるぐると言うより、
おっくんの気持ちが
わかんなくて意地はっちゃうんだね。

最初の一度の関係が
突飛な気はしましたが、
そのほかにはそんなに違和感なく
読み進められました。

キャラはとてもいい作品だったと思います。
読者としてはおっくんのぐるぐるに
ヤキモキ苛々しちゃうけれども、
その思考の根っこがわかるので、
結果やっぱりかわいい。
図太い受けっていうのも新鮮だったし、
気持ちが溢れちゃった時だけ
「龍」って呼ぶのにはきゅんときました。
神林はノンケだからこそ
恋に気付くのに3年もの時間が
かかってしまったけれど、
神林はおっくんを好きだと気付いてからは
多分女の子の恋人と同じように、
「好きだから会いたい」
「一緒にいたい」
「一目見たい」
「メールほしい」
って素直に自分なりの愛情表現をしてる。
それにはすごく好感が持てました。


相手の気持ちを悶々と考えて
恋に苦しんで迷ってる日々。
恋愛の葛藤を見るのが
BLの醍醐味!という方の趣味には
合うんじゃないかと思います。
すごく印象的な作品というわけでは
無かったのですが、
読んだ後に嫌な感じは残らない。
「この声知ってる
俺だって知ってるんだよ」
はボディブローのように効きました。

一緒に暮らしてからの
あまあまなふたりも
ちょっと見てみたいな。

1

キレイなおっくん

両方のキャラが好きというのは多くないのですが、こちらの作品の二人はどちらも大好きです

学部が違うが同じく大学に通う二人
暗めの奥くんと明るい神林くん

珍しい設定ではないのですが
おっくんの繊細な暗さと
神林の裏のない感情の動きは
青春な感じがしました

そのままくっつくのかとおもいき付き合わないまま年月が過ぎる
おっくんは好きだったのに神林にとっては気づくのに時間がかかったってことなのでしょう

おっくんがつきあっている松田さんがナイスキャラです
神林の事を大好きなおっくんを
好きになってしまったのだということがよくわかります

一瞬暴力系のいやな男なのかと
思ってしまいましたがそんなことはありませんでした

体の関係でよい
お互いの人ができたら別れようとか何かを理由に別れることがある
約束をしながら関係することの

2人の関係は好きという気持ちがなければ難しいのだと改めて思いました

この作品は読みかえすことが多くない割には、内容ははっきり覚えている大好きな作品です


2

3年越しの想い。。。

BLにはまった頃に、こちらで高評価だったので購入した作品。
当時読んだ時は、あまり萌えることもなくスラーっと読み流した感じで、そのまま押入れの奥底に…で、久々に読みたくなって引っ張り出して読みました!
やっぱ最初に読んだ時とはまた違って新鮮な感じで読めました!

隣同士に住む奥と神林。奥に『女の子はダメみたい。自分も女の子みたいにされたい。』とカムアウトされ、最初は戸惑うけど、興味心からか?神林は奥を抱いてしまい…それから3年後…て感じで物語が始まります。

3年後、奥は彼氏が出来、神林も彼女がいて、お互い何もなかったように友達の関係が続いています。
身体の関係を持ったのは1度きり…でも神林は彼女に奥を重ねて見てて、彼女とのHの最中に『瞼の裏に奥を見てイった』って…自分では気付いていないけど、身体の関係を持った時には既に奥に心を持ってかれてるんでしょうね!
イブに会う約束をして、久しぶりに二人きりになるってうかれてるし(≧∇≦)
そして引越しの件と松田の登場で、今まで燻ってた想いが一気に溢れ出したんでしょうね!

隣での松田と奥の情事の声が壁伝いに聞こえてきて『その声オレも知ってる』って切なかったなぁ。

神林は『好き』と素直に気持ちをぶつけるのに対して、奥は過去のトラウマから神林の気持ちを信じきれず、自分の気持ちも正直に中々言えなくてすごくウジウジしちゃってます。
書下ろしで分かったのですが、神林に『自分も女の子みたいにされたい』ってカムアウトした時にはもう奥は神林の事を好きだったみたいなので、Hして、その後何もなかったようにされたのはやっぱりショックだったのかなぁ。。。
好きだからこそ失うのが怖くて素直に気持ちを受け入れられないってのは何か分かる気がします。

奥くんがたまに自分から襲っちゃうのが可愛かったです。『奥くんに押し倒されてる時、オレ好かれてんなぁって実感する』って…普段好きって言わない奥くんの気持ちを実感できる瞬間でもあるんですね(≧∇≦)
でも、最後にちゃんと素直な気持ちを神林に伝えられて、『好き』って言えて良かったです♡

2人が付き合ってからの始めてのHもキュンとしました♡
実家に帰った奥からはメールの返事もこなくて『会いたいと思ってたのは俺だけなの?』って神林に対して『だから早く帰ってきたじゃん』この奥の言葉でたがが外れて、みんなが寝てる自分の部屋から奥の部屋へ引っ張って行き、部屋に入った瞬間、玄関のドアに押し付けてのKiss♡
キタァ〜(≧∇≦)壁に押し付けてのKiss萌えますよね〜♡

何はともあれ、ラブラブ同棲生活スタートの様で何よりです(*^^*)

『恋のチャイム』も好きでした♪
16ページなのにあの完成度は凄いですよね!!
続きが見てみたかったです(*^^*)

2

3年越しの!

隣の部屋の友人奥くんに突然「女がダメなんだ」「俺も女みたいにされたい」とカムアウトされた神林。なんとなく流れで試しに寝てみてから3年。
その後フツーの友人関係を続けてきたけど、大学卒業を目前に二人の関係が動き出すのです!!

3年の間でおっくんには松田さんという彼氏ができて、薄い壁をはさんだ隣の部屋で神林は悶々と・・・。いやいやw
卒業目前のクリスマスイブに二人で過ごすことになって、神林がおっくんに本気になるんですが・・・もう切ない!!きゅんきゅんしました。
松田さんはイイ当て馬w

全体の4分の3くらいが表題作のシリーズで、あと短編が2つ入ってます。
「恋のチャイム」
表紙あわせて16ページの短編で、キスすらしてないのに大変ときめきました!!
もうちょっと続きが・・続きがよみたい!!

「エスケイプ、ドントエスケイプ」
前編後編あわせて12ページ。ファンタジー。

2

嶋二さんらしい

やっぱり・・・嶋二さんらしいやわらかい作品でした。
いつも嶋二さんの作品からは
時間にしても感情にしてもゆったりとした印象を
受けるのですが、今回もそうでした^^

受けのおっくんがけなげ。
我慢していたり控えめだったり。
そう言葉にすると大人しい印象だけど
決してそうではなくて
表面では男っぽいサバサバしたところを見せていて
そういうところがとってもけなげで
かわいいと思えてしまいます。

おっくんの彼氏の松田さんもカッコイイw
大人なんだけど、ちょっとやきもちで
イジワルしてみたりw

それぞれのキャラが際立っていて
読み応えアリな一冊です。

2

3年間


大学1年のときに関係をもってしまった二人なんですけど、そのあとの3年間は一度も関係がなく隣人で友達の関係でしたが、神林がおっくんに告白!!
いきなりなかんじで今さらな感じがしてならなかったですが、クリスマスと大学4年生というのがきっかけですかね?
でも二人ともお互いが気になってしょうがないって感じだったみたいですね!
神林は彼女におっくんをかさねて、おっくんは隣の部屋に神林がいることをいつも意識して・・・
神林の
この声知ってる
俺だって知ってるんだよ
は、なんだか切なかったですね。なんだかやるせない?感じ。

おっくんが言うようにこの3年間はなんだったってかんじですが、二人がくっついてよかった。
付き合い初めてからもなんだかおっくんの性格のせいで付き合ってるのかわからない状態が続いたり、素直に感情を表せられなかったりよく別れなかったなと思うくらい最初はぎこちない感じでしたが、今は大丈夫かなと幸せそうな二人でした。
私は神林みたいな人好きです(笑)

1

おっくんが可愛い~

表題作連作がメインで、他に短編収録。

神林[攻]は、奥[受]と隣部屋に住んでいる同じ大学生。
奥ことおっくんは己がゲイじゃないかと悩んでいて、ゲイかどうか確かめる為に神林は奥とやっちゃいます。
おっ、と思ったのはそのまま話が行くんじゃなくて次のシーンはそれから3年後なんですね。
神林はノンケのままで彼女連れ、奥はあの夜で性癖を自覚したのかすっかり男と付き合うゲイになっちゃってます。
そこから再び2人の話が進むんですが、おっくんが可愛い~。
メガネの生真面目でありながら、ちょっとツンデレの部分もあったりちょっと天然もあったりとテンプレキャラじゃなくて色んな要素が入り交じっていて、でも違和感がないというなかなかいない魅力的な人物。
あと彼等が住んでる部屋の壁が薄めっていうのも地味にときめきました!安アパートって感じじゃないんですけどね、壁が薄いってこうなんか萌えます。
ノンケとゲイ(と自覚した男)との恋愛を丁寧に描いた作品。
ちょこちょこ入るチマ絵ギャグも可愛い。

他収録作品は短いページでどれもそれなりに読ませるレベルでした。
ところでタイトルのメリーマンって何なんでしょー。
くぐってみたけど分かりませんでした、そこだけちょっと気になります、何なのーメリーマンって!
最初は羊男って意味って思ったけど、それはメリーさんの羊だよ!!(←自慢じゃないですがカタカナと英語には弱いのだー)

3

ス・テ・キ☆

ステキでした!!!

まず、冒頭の「俺も女みたいにされたい」でかなりヤラれたわけですが。
その後のおっくんのぐるぐるというかうじうじ具合がとてつもなく好みのうじうじっぷり。
もう、なんてかわいいんだっ!!
キュンキュンきまくりです。
そして、せつなさ万歳☆
最後の最後まで自分の気持ちを素直に出せないおっくんが最後には全てぶちまけて。
最後は自分の方から歩み寄り。
ちょっとずつ進化するおっくんなのでした。

そして、幕間?
松田さんに投げた靴を見つけた図の松田さんのした仕打ちの子供っぽさがナイス!


「恋のチャイム」
これも好きだー。
2人の最初の噛み合わないような掛け合いも。
「好き」の言葉の後の反応というかドギマギ感みたいなのも。

1

ノンケって萌えるんだぜって話

っていうか、そもそも3年も何してたんだよって話ww
知り合ったのは大学。家も実は隣同士だったわけで
家を行き来するのもそんなに時間はかからなかったのです。
親友・・と呼べるなかなのかはまだ解からない。
そんなとき、攻君は、この受君がエロいことをしているイメージがまったくない。
だから、エロビデオでも持ち込んでどんなもんよ?と探りをいれたわけだ。
ところがそんなビデオを見ながら受君がいったことば。
「おれもこの女の子みたいにされたい」
衝撃の言葉からつなぐ言葉は?!

一回やったら、ハイさよなら。。されてしまう攻も攻なわけだが。
それからモヤモヤ・・モヤモヤ・。。。モヤモヤ
そして堕ちていく攻がかわいいのである(・∀・)イイ
これもよもや策略のうちとみれば・・・ちがうか
なんやかんやで3年も使ってしまったわけだが
お互いに、相手が隣でアンアンしてる声をモヤモヤして聞いてたりとおもうとちょっと切なくなってしまいますな。うんうん。
もっと早くに素直になってれば。。ってヤツなのであります。
そんでも、隣で受がアンアンしてるときに「オレも知ってる・・」の攻の台詞。
好きです!!
切ないのがいいのだよww
年々図太くなっていく受ってのも面白い。
数年前はもっと無口で。。もっと可愛くて・・もっとこぉ・・
表現としては「可愛くない」という表現なのだが、これはこれで意外とかわいいと思う。逆に甘えてきたときのギャップとかww
隣に攻くんがいるときは、他の男に抱かれても声を抑えてるとかwwハァハア
もっと啼かせたくなるじゃないかっ(`Д´)
相互関係云々。
結論、ノンケって萌えるんだぜって話。

1

うーん・・・。

裏表紙の奥に惚れて衝動買いしてしまいましたが、なんというか、全体的に物足りない感じがしました。
奥の純粋さや神林のヘタレ?な感じには萌えましたが、ストーリーはなんだか・・・。うーん・・・。
いとも簡単に恋に落ちたりとか、態度が突然変化したりとか、現実味がないとか・・・。
純粋な恋愛という感じはあまりしませんでした。

うまく表現できなくて申し訳ないのですが、なんとなく物足りなく感じました。

ですが、奥はすごくかわいいです。
エッチのときに眼鏡をはずすのが萌えでした。

それらの点含め、中立とさせていただきます。

1

この場合誰が一番可哀相なんでしょう?

同じ大学に通う、アパートの隣人に恋しちゃったばっかりに、無駄にグルグルしちゃうお話。

奥は自分の性癖を認識しきれずに、
神林はノンケの無邪気な残酷さで、
ついうっかりセックスしてしまった二人、
大学も一緒、家も隣という、物理的な距離の近さが仇になって、お互いの気持ちをつかみ損ねたまま3年が経ち…

卒業が近づき、奥がアパートを引っ越すことが決まってから、物語は動き始めます。
この二人に必要だったのは、「距離」だったのかな。
お互いの距離をつかみあぐねて、すれ違って、ぐるぐるぐるぐる
まとめて読むと、なかなか焦れったい、面倒くさいおはなしでした。

0

今回はちょっと楽しい若者の恋v

いいなー♪おっくんのグルグルするヘタレ・ツンデレ具合。
そして神林の、ちょっと能天気な明るさ。
何だか自分がおっくんになった気分でものすごく楽しめた作品ですw

自分が「女みたいにされたい」と思いゲイかもしれないと突然告げた相手は隣室の神林。
トラウマがある奥ことおっくんは、神林と一度寝てみてゲイを確信。
その後、神林とは何もないまま、ただ仲のよい友人で、おっくんは男の恋人(セフレ?)を作り、神林には彼女がいて。
そんな彼等が恋人になる時・・・

描き下ろしの『浮かれた男』でおっくんの最初の気持ちというのが吐露されておりますが、本編中においてはそうだろうな~という予測のまま。
最初に寝た段階で、多分気持ちは決定だったのに、互いにまだぼんやりとしていて、そして怖くて言えなかったんだろうなぁ、それで3年もかかるのw
きっかけは、本当に切羽詰まって相手がいなくなったらと考えた時。
もちろん先に行動するのは明るい神林。
おっくんてば、最初登場した時すごく暗い子だなーと見えたんですが、ゲイとわかってからは弾けたようで(?)でもやっぱりちょっとネガティブというかウジウジした根っこは変わらないわけで、そこが何かとってもかわいくて、ヨシヨシってしてあげたくなるキャラでした。
恋人になってからも、何だか強がっているみたいででも上手く甘えられなくて、バイト三昧の神林とエチができないっていうんで、いきなりベルトをはずすおっくんに・・・!?(その大胆さは何処から来るんだ)
その不器用さがまたかわいくてねーヨシヨシ、、ww
神林があまりにマイペースで、恋人になったというのに全然普段と変わらないからおっくんがグルグルしてしまう。
その神林の、特別でない態度というのが、おっくんには悪いが好感がもてるんですよね♪
しかし、そんな神林はやはり切羽詰まらないと行動に移せないヤツで、ちょっと鈍感なのかもしれないw
ちょっと考え過ぎてグルグルしてしまうおっくんに、明るくネガティブな神林は一緒にいることでいい味の出る美味しいカプだな~と思いました。

それにしても・・・おっくんの元カレ(?)年上リーマンの松田がとってもとっても気になります!
彼の話、希望しまーーーすっ!!

『恋のチャイム』
向き合って、緊張して告白するより、授業2分前のほんの短い間に、茶化すように相手にカマをかけてみる。
当たったーー!それは俺の気持ちでもあるんだぜ♪
ああ~、もう2人は授業はエスケイプでしょうかww悶えました!

『エスケイプ、ドントエスケイプ』
追われる者に一目惚れした途端、追う者になり、、
一目惚れのお話。

全体的に明るく楽しいお話でした。

2

あれ?なんだ?この物凄い敗北感は;

どうしたんだ私!大好きな嶋二さんだぞ!萌えろっ!
と、物凄い敗北感に打ちひしがれてますが…。

お話は可愛くて大好きなんですが、なんでしょう、どっかで乗り遅れた感が><
肝心なところで乗り遅れちゃって、「やだー、まだ乗ってないってばー、まってー」と片足だけ引きずられている間に終わっちゃったような気がします。
これ、タイミングを間違わずに乗っちゃえば、ず~~~~~っと萌えっぱなしだったんだろうなぁ…という感じがヒシヒシとして、私は敗北感でいっぱいです。

神くん(攻め)が女連れで帰ってきたところでおっくん(受け)のちゅーを見て…のくだりで、早速誰が誰だか分からなくなってしまいました。
ってか、おっくんのちゅー相手が神くんに見えて、あれ?じゃあこの女連れてんのは誰?みたいにこんがらがって。
そのままサクッとページを捲れば、3ページほどで全部繋がったんですが、私はうっかり「誰?」と手を止めてしまったので、戻ったり戻ったり戻ったりと無駄に時間を食ってしまいました。

両想いまでのお話は可愛かったんですが、思いが通じてからのおっくんが…分かりにくいっ!!!
それはツンデレすぎっていうか、デレのないツンツンすぎっていうか、だから伝わんないってば!みたいな。

謎かけのようなテンポや会話も嶋二作品の魅力なんですが、この作品ではなにせおっくんの分かりにくい性格も相まって、只でさえ分かりにくいおっくんの魅力が更に難解に…;
彼がホントに神くんのこと好きなのか、私まで分からなくなってきちゃったから、神くんはホントに分からなかっただろうなぁ…と思ったり思わなかったり思ったり。

まあそれでもキッチリ伝わってくっつくところがBLなんですが、今まで嶋二さんの作品でそういう「BLだからオッケー」みたいなご都合主義を感じたことがなかったので、ちょっぴり残念でした。

けどもこれは、きっと作品がどうこうということではなく、私が負け組みなんです。と思います。残念だ…;

好きです、嶋二さん。
「青春~」やら「猫~」やら「ミスター」やら、まったく違う感じの作品を精力的に描かれていて、けども全部の作品に漂う空気は間違いなく嶋二さん独特のもので、稀有な作家さんだなと思っています。
これからもどんなお話を見せてもらえるのか、とっても楽しみです♪

1

壁一枚隔てた恋にキュン…!

嶋二さんの御本。どこかでお名前を聞いたことが~と本棚を漁ってみたら、「今夜、ミスターで」の方でしたね!
あちらもノンケとゲイのお話でしたが同じテーマで上手く描き分けられてたと思います。

表題作「本気になったメリーマン」
オバカで調子のいいノンケ攻めと、臆病な眼鏡ゲイ受けのお話です。
同じ大学でマンションの隣同士の神林(攻)と奥(受)
隣人としても友人としてもいい関係を築いていたが、ある日奥が「ゲイかもしれない。自分も女みたいにされたい」とカミングアウトし、その夜神林に抱かれることに。
3年後、奥は神林との一夜限りのセックスでゲイとして目覚め、神林ではない別の男に抱かれていた。そして奥は奥で彼女を作り以前のような親しさは無くなり…。

すったもんだあってこの二人はくっつくのですが(物凄く端折りますが)
くっついてからなかなかセックスが出来ない二人。奥は奥で手を出してこない事に不安になり思わず襲いかかるが、神林は好きあってからのセックスだから大切にしたいと言う。そんな神林に本当に自分の事が好きなのか不安になっちゃう奥。そんな奥が物凄い可愛くて可愛くて…3年越しのHも凄く可愛くてキュンとします(*´∀`)
春には引っ越ししてしまう二人。神林はバイトの合間を縫って時間が空いた時にすぐに奥の顔を見て好きだという気持ちを伝えてくれるが、奥には神林が所詮ノンケであることを分かっているのでいつか女の元へ帰ってしまうのではないか、今好きだという気持ちを信じていいのかと不安になってしまうのです。素直に神林の胸に飛び込めよ!!と何度思ったか(・д・)!
書き下ろしの幸せそうな二人を見て、これからもラブラブなんだろうな~と思うと胸がほっこりします!
個人的に奥の元彼、松田さん。
彼にもいい恋人が出来てほしいな~なんて思います。彼も結構いい男…ですよね?w

表題作以外は「恋のチャイム」がとにかく好きで!!
ミドリさんが沢山レビューされているので、以下同文で(笑)
青臭い男子同士のたわいないやり取りなのですが、気持ちを悟られたくない受けと、自分と同じ気持ちだったらと思っている攻め!セリフが多いわけでもなく、表情と間を読むような不思議な感覚でした。
この作品を読んだ時の私の顔は間違いなくピンクだったと思いますw
(※萌えすぎて顔が緩んでオーラダダ漏れという意味で)
16ページという短いお話でここまで萌えたのは初めてでした!
これは是非、私も続きを期待!と挙手させていただきます(゚∀゚)ノ

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表題作も素晴らしいんだけど、「恋のチャイム」も名作ですよ!

「本気になったメリーマン」「むすんでひらいて」そして「恋のチャイム」。
Cab掲載時から大好きだった作品が、ようやくコミックスになりました。
今まででた嶋二作品の中でも、これが私にとってのNO.1です。(今のところ)

「本気になったメリーマン」「むすんでひらいて」
ゲイの奥(通称・おっくん)と、彼の隣人・ノンケの神林(通称・神くん)。
同じ大学に通う二人は、ある日おっくんが神くんに自分が“女では勃たない”体質であることをカミングアウトしたことによって肉体関係を持ってしまう。
しかしそれは一度きりで、それから3年の月日がたった今、二人はお互いに別の恋人がいた。
薄い壁一枚隔てたマンションで暮らす二人は、あの日の情事を馳せながら、お互いの恋愛模様を気にしていた。
しかしおっくんが引っ越すことが判明した日、二人の想いが動き出して…?!
一話目は神くんが、二話目以降はおっくんがグルグルしている話です。
おっくんと神くんは、あのたった一度のセックス以来身体を重ねることはありませんでしたが
お互いのことが気になって仕方ありませんでした。
お互い別の恋人がいるくせに、隣から聞こえてくる他の相手との情事を耳にして
それが気になって、またそれに傷ついて。
自分がゲイであることにコンプレックスを感じているおっくんは、神くんが「好きだ」と伝えても、なかなか信じることができません。
そしておっくんに想いをなかなか信じてもらえない神くんもまた切ない。
二人の一度きりのセックスは、おっくんにしてみれば神くんのただの興味本位で
今回神くんに告白されたことさえも、一過性の興味本位だとしか思えないんです。
臆病なおっくんは可愛くて愛おしいです。そしてちょっと切ない。
普段はドライでクールなのに、神くんへの想いは大きいおっくん。
何度好きだと言われても、ノンケの神くんへの罪悪感が拭いきれないおっくん。
神くんに愛される喜びを、上手く表現できないおっくん。
クールに振る舞いつつも、本当はもっともっと愛してほしいおっくん。
真っすぐな神くんに対し、不器用で臆病な自分に劣等感を抱くおっくん。
頭いいくせに、神くんのこととなると全くわけがわからないおっくん。
そんな不器用で卑屈で泣き虫だけど、神くんのことが大大大好きなおっくんが
私は本当に大好きだ!!!!
愛おしくて愛おしくてギューーーってしたくなります。可愛い!!!!
そしてそんなおっくんを、丸ごと包み込む神くんも素敵。
嶋二作品の、臆病な受とそれを包み込む器のデカい攻が、私は好きで好きでたまらないんだーーー!!!
描き下ろしでは始まった二人の同棲生活。
なんだか神くんのワンコ度が作品を追うごとに増してる気がするんですがwww
幸せそうな二人を見れて幸せです!

「恋のチャイム」
私はこの作品を、影の嶋二作品No.1だと思っています(笑)
それくらい、この作品を初めて読んだ時は衝撃でした。
相互片想いの高校生の何気ないやりとりなんですよ、しかも16ページしかない。
しかしそこに萌えがギュギュギュギューーーーーっと詰まっているんです。
友人関係の二人。
短髪黒髪男(仮想:攻)が眼鏡今風男(仮想:受)に「俺は人のこころが読める」と言いだして…
二人は見つめ合う。そしてこの間…。
この間が完璧なんですよ!!
見つめ合う二人。受を見つめる攻。攻視点から見た受の姿…。
そしてこぼれる「好き」の言葉…。
もう、もうもう完璧です!!甘酸っぱいです、この世界に引き込まれます!
そしてこの後お互い真っ赤になる二人。
これもまた…!!!!(ダンダンダンダンッ!!)
独特の間と空間の作り方が絶妙すぎて!!!
DOKIDOKIが止まらない!ですよwwwwww
そして次の「ピンク」と絡める台詞…。上手い!上手すぎる…!!座布団!
いやぁもうこれだけでもう息も切れ切れなんですが、最後に大ヤマが。
「当たり 当たり 大当たり」
なんですかーーーーー!!!!なんですかこの最高のページ!!
モノローグと受ちゃんの表情が絶妙にマッチしていて、受陥落というか
わかってほしいけどわかってほしくない、微妙な乙女…いや男心を表していますよ。
もう本当にこの作品は神です。
隠れた名作ですよコレは!!
できるものならばコレで続きが読みたい…。
GUSHで連載されている、「小さな恋のメロディ」と世界観が若干ダブりますね。
あー続き読みたい!!!!

「エスケイプ、ドントエスケイプ」
一分間ファンタジー!というノリのお話ですね。
個人的にはそんなに萌えは……orz
気になるアイツはロボットだった?!…というお話(?)
これが嶋二流ファンタジー!

いやぁ本当に…この大好きな作品達をコミックスにまとめていただいて、本当に嬉しいです。
おっくんも神くんも、恋のチャイムの二人も、私にとってものすごく思い入れのあるキャラ達ばっかりだったので、なんだかお腹いっぱいです。
嶋二先生の今後の活躍がますます楽しみです!^^

5

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