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2022年発刊の電子版を読了。
凄く面白いドンデン返し。
気の毒すぎる、割に合わないな当て馬の功。
美貌の魔女の毒にドップリ嵌って気付かない一希。
暗闇でほくそ笑む美貌の魔女を想像すると、ゾクゾクする。
盲信するほど大好き宮緒葵先生の作品!
今回は表紙からするに、少し苦手な3Pかと思いきや…!?
受けの一希は高校生ですが、柊慈が幼少時からジワリジワリと洗脳し続けた甲斐もあり、まるで甘えたな幼子のよう。
この!受けを懐柔していく攻めのシチュが大好きです!
両親を亡くした一希にとって柊慈は母親のようであり、柊慈の友人である功は父親のよう。
しかし功に気持ちが傾いていた一希に危機感を感じていた柊慈がとった行動が、いい意味で狂っていてとても良かったです。
これくらい分かりやすい重い愛だと本っっ当にありがたい!
あ~~いい執着を見れた~~と大の字で喜びます(笑)
一見優しそうに見えるが実は腹黒の柊慈派か、一見怖そうに見えるけど実は優しいけれど不器用な功派かに分かれそう!
とても良かったのはこのまま3人仲良しエンドかと思いきや、どちらかとくっ付くところ。
最後、一希は一体どちらを選ぶのか…。
これは絶対にネタバレなしで読んだ方がオススメです!!
攻め様の執着、執念にもう感服としか言いようがない( ̄□||||!!
受け様の一希は、幼い頃に両親を亡くし、親戚である攻め様の柊慈と暮らしている。
素直でちょっと生意気な所もかわいい子。
攻め様の柊慈は、一希を囲いこむ為、それはそれは真綿で包み込むように深い深い愛情を与えてきた。
柊慈の親友であり一希に惚れてるヤクザの若頭補佐の功。
優しい柊慈と一緒の方が一希は幸せだ、と自ら言い聞かせる日々。
一希にとって、柊慈は唯一無二の家族で絶対的な親愛を寄せる相手。
功には、無自覚に男としての恋心を抱くようになっていたある日。
功を庇って柊慈が撃たれそのまま連れ去られる、という事件が起こる。
一希を守るため保護した功だけど、柊慈が傍にいない今、積年の想いを告げ、激情にかられてカラダを奪ってしまう。
柊慈によって、長年歪んだ愛憎を刷り込まれてきた一希にとって、それは暴力であり裏切りの行為でしかない。
功の強行が愛ゆえということは、分からないでもないけど、でもね、一希の意思を無視して囲おうとする功のやり方は、なにしてんだコラァ(゚Д゚#)もので、それじゃあ嫌われるばっかりで絆されてはもらおうなんて甘いわって言いたいo(`^´*)
逃げ出した一希と捕らえた功の前に現れた柊慈。
まさに救世主で、一瞬で一希の全てを柊慈に持っていかれ、勝者と敗者となった瞬間ですね。
全ては一希を得るため。
その為に周到に用意されてきた世界と刷り込みと。
強運を見方にして賭けに勝ったんだなぁ。
どんな執念だよ( ̄□||||!!
ラストの柊慈と功のやり取りがいいんだよなぁ。
実は一希は自分の事が好きだったと聞かされ、それを見事に壊されたと知った功の胸中を思うと、たまらなく萌えなのです。
端から見たらどんなに歪んでいたとしても、本人が幸せならいいか、と納得させられる1冊。
イラストは水名瀬雅良先生。
硬質で色気のあるイラストが合ってました。
3人で楽しく過ごしていた頃、勝者が決まった時、決別した時。
それぞれの3人のイラストがいいなぁ。
剃毛~♡って読んだら、トンデモだった!
デロデロに甘やかすタイプの溺愛執着攻め!!セリフの端々から感じてましたが…囲み方がヤバい!私の中の闇の腐女子が大歓声あげてました。
正しいか正しくないかって言ったら正しくないないんだろうけど、洗脳では片付けれない、親愛あってこそかなとも。柊慈が言うように一希のこと思えば我慢して信頼を深める道だってあったんだから。思考回路ヤバいし、いろんな可能性摘み取ってるけど、知らないのも幸せかなと。
執着変態腹黒攻め×世間知らずで可愛い受け。
その2人に受けの事が好きな幼なじみのヤクザの3人が絡んで、読み終わるまで受けがどちらとくっつくかわからないお話しでした。
腹黒な女王様の柊慈と一希の2人の関係が変態でエロいです。
小さい頃から自分に依存しないと生きていけないように、受けを変態に躾けます。
幼児だったらわからないでもない、膝抱っこで食事や一緒にお風呂。
しかしこの攻めは受けが高校生になってもやり続け、将来的に自分を身体で受け入れさせるために、愛撫や剃毛(剃毛は趣味?)などして抱かれる身体に躾けていきます。エロい…
そして受けを手に入れるために、自らの身体を傷つけてまで、受けに執着する執念は狂っていると感じるくらいです。
さすが宮緒先生の執着腹黒変態攻めです!
先生の作品の掌の檻を好きな方にオススメです。
だまされてしまったヤクザの功と受けの一希は惹かれあっていたのに、柊慈に嵌められてしまいました。
一希を奪われた功は可哀想ですが、強姦してから無理矢理監禁を続けて、本気で嫌がって一希がすごく辛そうだったので、くっつかないのは良かったと思いました。
真相を何も知らない世間知らずな一希は、柊慈に執着されて一生、洗脳と掌の上で可愛がられ、悪夢のような幸せな日々を過ごすのでしょうか…。