• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作望むべくもない

住善英輔
大学生,高校生,社会人
篠元直也
幼馴染で真面目な大学生,高校生,社会人

その他の収録作品

  • 望むべくもない 番外篇ショート
  • あとがき

あらすじ

…ずっと好きだったよ。
でも言うつもりなかったし。

女性関係がだらしない住善と彼に呆れながらもずっと隣にいた幼馴染みの篠元。
ある日、住善が篠元に女の子を紹介すると言ってから二人の関係が微妙になり……。

近くにいるから遠く感じるラブ・ディスタンス。

作品情報

作品名
望むべくもない
著者
まさお三月 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403663710
4.1

(221)

(80)

萌々

(101)

(34)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
30
得点
908
評価数
221
平均
4.1 / 5
神率
36.2%

レビュー投稿数30

ジワジワくる…

割と早いった段階で告白して付き合います。

なのに、2人にとって幸せいっぱいの毎日が待っているわけではなく、切ないてしんどいの連続。うーん…胸がジクジクしました。

住善みたいな掴み所のないタイプの人っていますよねー。何にも本気になれない、真意が見えにくい人。彼女も出来たら別れるを繰り返したりね。でも何でかこういうヤツに限って人たらしというか、魅力があったりするから厄介。

でもいざってとき信じてもらえないのはその代償ですかね、篠元と付き合ってもうまくいかないんです。篠元は住善のことが大好きで、住善も篠元への好きの気持ちを自覚して付き合っているのに、すれ違ってばかり…。もどかしいというよりやるせない気持ちでいっぱいになりました。

付き合って住善が手に届くポジションにいたら、それまで見ていた景色が違ったということなんでしょうね。しなくていい心配や、抱える不安の大きさに怖くなった篠元の気持ちが痛いほど分かりました。
住善も住善で篠元のことを考えて奮闘してはいるんですが、悪い方に事態が動いてしまって何だか可哀想でした。


好きの気持ちは同じはずなのに、幼馴染や友人としての心の距離感と、恋人としての心の距離感の違いに戸惑う2人の姿は悲しかったです。
恋人同士という関係性が先に出来て、この関係に自分たちを寄せていったからガタガタになっていたのかなと思いました。気持ちが通わせ合っていてからの恋人同士…だったらこんな風にすれ違うことはなかったかも知れません。


住善の本気の好き。
確かに篠元のことを好きな想いは本物でしたね!篠元が離れようとしても追いかけて追いかけて、ひたむきに好き好き言いまくる住善をカッコいいと思いました。篠元の不安を作るのも不安を無くすのも住善にしか出来ないことなので、篠元がこれからも安心して側に居続けていけるように、たくさんの愛で包んで欲しいです♪


描き下ろしにて。
引っ越さない理由や、スキンシップを拒否る篠元の理由が可愛すぎて萌えました^ ^
無自覚に煽るよね〜(笑)住善ますます好きになるじゃん。最後はオノロケたっぷりの2人にホッコリニヤニヤしました。
篠元はもうちょっと素直になろうね^ ^

1

後半にかけ、萌え加速

来るもの拒まずな無神経攻めと、繊細真面目受けの幼なじみBLでした。
始めに身体の関係を篠元に迫ったときの、住善の気持ちがよく分からなかったのですが、後々分かってきて読み返さずにはいられませんでした。

篠元からの告白で自分も篠元を好きだって気づいた住善でしたが、もうだいぶ前から篠元の事を好きだったんでしょうね。
番外編ショートで描かれていましたが、小学生時代?にはもう好きだったんじゃ…。
鈍感で不器用な住善でした。

話が進むにつれ、萌え度もアップしてきます。
4話目の子供時代、高校生時代と5話目のリーマンになった2人がとても好き。
リーマンになった2人が一緒に住んでいて、篠元の可愛い言動に頭を抱えるシーンがめっちゃ可愛くて笑っちゃいました。
女性と付き合ってた時の適当男はなりをひそめ、溺愛攻めになってめでたしめでたしでした♡

0

十条さんありがとう

「今が幸せで未来が不安になって自分から別れを切り出す受け」が好きです。そりゃあ住善みたいな男相手だと不安になるよ。

最初にいたした後に住善に触れられてふっと笑う篠元、熱で布団におさまる篠元、翌朝布団にくるまって窓辺に座る篠元、酔って寝る住善の頭を撫でながら窓の外を見る篠元…布団と窓との相性が大変良い。どれも可愛かったり美しかったり、非常に良い。首筋の無防備さ含め。第5話の眼差しには慈愛の如きものを感じる。

社会人編が描かれていたところも嬉しい!十条さんの絡ませ方も好みで、まさお先生他、他の作品でも女の子の登場のさせ方が上手いと思う。

描き下ろし見ると住善は完全な篠元バカになってくれたようで幸せ〜

0

好きすぎるゆえのこじらせ

両思いでお付き合いすることになったのに、色々大変ねぇ〜と微笑ましく読んだ。

いろいろこじれるのは、最初、タラシ無責任の住善のせいかと思ったら、篠元が気持ちを隠して変な態度とるからややこしいとw 

そんなん一言言えば、すぐ解決する話なのに、とはたからは思うことでも当事者からしたらぐるぐるするんでしょうね。
ま、それが若い恋愛のあるあるかもだけど、個人的にはめんどくせぇ感が否めずw
(まさお先生このパターン多いなと)

篠元に真意を聞くと、住善を好きすぎるあまりこじらせまくるかわいい内容で、それを知る住善が萌えて何回も頭抱えるのがギャグで笑ったw

1

じわじわと

1冊丸ごと表題作カップルのお話です。
あとがきによると1冊通じて1組のカップルのお話を描かれるのはこの作品が初めてだったそうです。
主人公2人が大学生の頃からお話は始まるのですが、実はこの2人は実家が近く、幼い頃からの幼馴染。
来るもの拒まず主義の住善君はガールフレンドが途切れる事がほとんどないようなモテ男だけど、どの子とも真剣に付き合ったことはないという軽めの大学生。
一方の篠元君はとても真面目で、だらしない住善の面倒もよく見てくれる健気で大人しい性格。
この2人の関係がゆっくりと変化していく過程がじれったく描かれています。
初めての経験で戸惑う主人公達がピュアで可愛いです。
派手な展開はないのですが、日常のちょっとした出来事にも悩んだり不安になったりする心境が上手く描かれているかなと思いました。
時々篠元君が悩んでいることが面白くて(本人は真剣なんですけど)、思わず吹き出しそうになりながら楽しく読みました。

0

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP