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本当にBLってジャンルはつくづく人材の宝庫で底がないな〜と。この作品、BLというジャンルに押し込めておくのは勿体な過ぎる!もっともっと広い範囲の読者に読んで欲しいです。
漫画なんだけど…読み終わった読後感は分厚く質の高い一冊のファンタジー童話を読んだ感覚です。しかも絵が本の挿絵の様な…ザクザクとした不思議なペンタッチでわざと描かれており、まるで本物の童話を読んでいるかの様な錯覚に陥らせます。
但し一つ注意する点は、かなりおどろおどろしい描写も随所にあり、このペンタッチなので余計グロさも倍増の為、覚悟が必要。絵が残像に残りそうな強烈さがあります。
見せ場は王とリーの主従を越えた関係の辿る末路です。そして、最後まで一気に読むと…なんとも言えない幸福感にふっと包まれる…そんな良作。
読者に全く媚びを売っていない。最後まで物語の質を追求した作品です。
前評判を軽く、超えてくる物語でした。3巻通しての感想です。
こんなにも長く長く熱い想いを持ち続け、それは明るい未来へと続いていくなんて!!人生で出会えたことを感謝、の作品です!
この物語のキーマンはラベルかなと。リー様が本当に望んだのは、常に愛する人の隣にいること、共に暮らし、歩んでいくこと、ではないかと思います。
王への気持ちは、縛りをかけられて伝える事はおろか、抱くことも許されず、水垢離?で流してフラットな自分を保とうとしていたようですが、それでも抑えきれない、思いきれない愛を使役に託したのだと思います。王が願ってやまなかった、最初で最後の一夜でさえも!なんて切ない。王はリー様の縛りを知らないが故に…。ツライ。王もまた、一人の人ではなく、王という役割の中でしか生きることを許されなかったように思えます、魂だけになるまでは。けれども、やっぱり全幅の信頼をおけるのはリー様、だからこそラベルの全てを預けたんだと。
ラベルを育てることでリー様には自然と新しい道が現れてきたんだと思います。川岸へラベルを迎えに、そして王とお別れをしに向かう事態が生じるまでは、自覚はなかったのかもしれませんが。そして、守り慈しみ、育ててきたラベルによってリー様は解き放たれるわけです。
リー様とラベルの関係は、家族と言えると思います。ラベルは、「リー様」と呼んで師として敬愛していますが、時々使役が漏らす本音、いいですよね。リー様もそれを受け止める日常。
でも、これから二人の関係性は変わっていくんじゃないかと思います。王の目指した人と魔法使いが対等に共存する世界の実現は、図らずもラベルに受け継がれました。坂の上の家で、志を共に満ち足りた日々を重ねていく人生。二人は家族よりもっと特別な関係になっていくのでは、と思いました。
この作品は、私のように後から知って大好きになる人がこれからもたくさん出てくると思います。私もこれからも幾度となく読み返すこと必至。何度も何度も泣けますが、最後は幸せな涙で満たされます。明治カナ子先生、本当に本当に素晴らしい物語をありがとうございます!
素晴らしい作品でした。
王家の人間にリーがかけられた呪い(といっていいでしょう)をそうとしらずラベルが解くシーンには唸らされました。ほんとうの姿…なんと巧妙な。明治先生ありがとう…
ゾラと王がしっかりと心を通わす点も救いがあって好きです。創作物の王族の愛の器は、広くて深い方が好み。彼女は無事母国に逃げられたのかなぁ。それは高望みかなぁ。
BL作品でこと恋愛について曖昧な完結は苦手なたちですが、この作品についてはそういう話ではなかった。そもそもBLとしてのアレソレをあんまり求めていないし、漫画として充実した作品を見られたので全く問題なし。そもそも明治先生はBLに限った作家さんではないですからね。
魔法使いシリーズ完結。
二巻の無二の王から心待ちにしていました。
今回もぶ厚い(OvO)
キラキラした魔法使い的なBLではないですが、カナ子さんの練られた世界観が好きです。
私もリリドのこと嫌いじゃなかったよ。。
親子ものには弱い......王とリーも形は変えてもちゃんと繋がっていたなって泣けた( ; ; )
広い世界があって、様々な人が繋がって、そして2人の今がある。
これからも愛に包まれてラベルもリーも幸せな生活を送っていくのでしょう( ・ ◡ ・ )
(2013.3.1)
素敵でしたー
あっという間に読み終わりました!
今回もシリアスとほのぼのが絶妙なバランスで、
とても素晴らしい作品だと思いました。
ついに元使役と対峙することになったリー。
そして、ラベルの元に現れる使役。
ラベルののん気な様子はちょっとした癒しになりました。
彼の地で王と再会するリーですが、
ラベルのために生きることを宣言します。
ラベルと生きていくことを決めたリーは、
ようやく王と決別出来たと思います。
そして王も、ようやくリーと決別し妻の元へ…
ちょっと寂しい気もしましたが…
幸せに暮らすリーとラベル…
ラブはないけど家族愛みたいなものを感じました。
壮大なファンタジー作品を読ませていただきました。
心に残る作品の一つです。
