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オタクもの2作品収録。
「オタクくんの憂鬱」
主人公は黒髪美人リーマンの森久保。
魔女っ子オタクを必死に隠していたが、ひょんなことからイケメン後輩の高垣にバレて…
…という冒頭。
はじめはバラされるかもと戦々恐々としてたけど、次第に素のままでいられる高垣との時間が楽しくなってきて。
リアル恋愛の駆け引きなんてものに縁遠い森久保だから、アプローチしてくる高垣を好きになっちゃう。
でも最初にすぐ飽きる、なんて高垣が言ってたもんだから、その後こじれちゃうんですよね。
森久保が自分を責めるのが可哀想。自分が悪いって思い込まされちゃってるみたい。
自分から泣いて謝っちゃう姿が健気で不憫で…
付き合った後も、嫌われたくないって自分を抑えたり。オタ活くらい堂々と行きなさいっつーの。高垣を荷物持ちにこき使ってやれって。
高垣はこれからゲルシー殿の下僕になってしまえばいい。
「キミのとこまで」
オタクの大本山、鉄オタが主人公。
電車の運転士さんになりたかったけど夢は実現せず、小さなおもちゃ会社に勤めるリーマン・春樹が主人公。
ある日、イケメン運転士が急に声をかけてきて…
これが結構切なくて、可愛くて。まあ最初のHは準強制なのがアレだけど。
短編なので、再会とHと誤解とすれ違いと仲直りがテンポ良くギュッと詰まってます。
ラスト描き下ろしはオタクBLあるあるのコスプレHでした。
オタク受けが読みたいなぁと思う時はこちらの作品が先に思い浮かぶくらい、好きな作品です。
同じ会社のオタク上司受けと非オタ年下攻め。
始めはオタクなのがバレてバカにされてしまいますが、それをキッカケに二人の仲がググッと近づきます。
好きな子に意地悪しちゃう系の攻めは、さすがはヤマヲミ先生。
ところどころで受けのことが好きなのが漏れちゃって、更には鈍感な受けはそれに気づかず…。
このもどかしい感じが超〜〜いい!!
最後どうやって二人がくっ付くのかはぜひ本編を読んでお楽しみください!!
現在電子でお得になっておりますので是非!
オタクが主役で相手はスパダリ、そしてオタバレ関係が深まるという作品もかなり増えておりますが、そのオタク具合。そしてスパダリのオタクへのいじめ具合(本当に軽い)と執着具合(ほんのり)というさじ加減がとても心地良かったのです。
同時収録の短編は愛の直球勝負にグッときました。二人は幼馴染だったので、幼少時の思い出シーンが2回出てきますが、そのシーンがとっても素敵。そして可愛過ぎ。
仕事もできてイケメンスキルの高いリア充後輩と対人・恋愛スキルのないオタ充先輩とがなぜか関わっちゃうお話です。
森久保は可愛いですよね。高垣もどんどん森久保を好きになっていきます。が、すぐ飽きちゃうとか付き合うまでが恋愛とかチャラい事を言いますので、森久保は高垣に好意があってもどうしていいのかわからず拒絶してしまいます。
そこから切ない時間が過ぎますがオタバレした居酒屋のトイレで再会。
今度こそちゃんと森久保が告白します。
この時の高垣のセリフにキュンときます。
そしてエッチ後高垣も萌えを初体験するのでした。
大晦日の冬コミに行きたいことを言い出せない森久保。もうオタバレてるし年越しの約束したって夜までに戻ればいいと思うのですが。森久保はオタクを容認してもらってる引け目を感じてるんですね。それに高垣に嫌われたくなくて言いなりで。
そりゃ高垣だって付き合ってて怒りますよね。行きたい所に行けばいいって当然だと思うけどなあ。
高垣が会場まで迎えに来て部屋に帰ってからがすごく萌えます。森久保可愛い!
イケメンくんの恋煩い
高垣がコスプレ衣装を買ってきて森久保に着せます。32歳の男性にアニメ?キャラのコスプレさせて可愛いって!
しかもエッチがとてもいやらしいのです。ストッキングを!!なんてこと!
森久保が可愛くて純情で可憐で、高垣が男前で懐が広くてなんて素敵なカップルなのでしょう!オタバレして良かったね!
表題作がアニオタで、同時収録作が鉄オタのお話。
どちらもオタクサイドに少々都合よすぎなストーリー展開ではありますが、カップリングに夢があって良いです。こういうのがスパダリだわ〜と思いながら読みました。笑
「オタクくんの憂鬱」全4話+番外編
リア充リーマン×オタ充リーマン。後輩×先輩。
オフ会中の居酒屋で合コン中のリア充後輩〔高垣〕と鉢合わせしてオタクバレしちゃうところから始まるテンポの良いラブコメ。
とりあえず先輩〔森久保〕の心の叫びがだいたいおま俺で笑っちゃう。
オタクサイド全肯定で、読んでて気持ちのいいお話でした!
ぶっちゃけ、オタ充人生はリア充人生に引け取らないと思うけどね、私は。
「キミのとこまで」読み切り
運転士×鉄オタ。幼馴染の再会モノ。
同じスパダリ×オタクだけど、こっちは受けがちょっと卑屈になり過ぎてて、同類から見ても「これだからオタクは…」って思っちゃうようなキャラなので、あんまりかな。
表題作は、「インテリくんの恋病」と舞台が繋がっています。
高垣の同僚が脇役にしてはずいぶん主役級のキャラデザだなと思ってたら、こっちの攻めでした。