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読み返し。
『カテキョ!』のスピンオフです。
『カテキョ!』の3巻に二人のお話が描かれているので
より深くこのお話を楽しみたい方は、そちらも是非読んで欲しいです~(*´▽`*)
こちらは恋人同士になってからの二人のお話が描かれております。
恋人同士とはいえまだ身体の関係もない二人。
常盤先輩が『友達の好き』と『恋愛の好き』の違いがわかっておらず、
こちらでは『恋愛の好き』を自覚する様子を楽しむことが出来ます。
遥に翻弄されっぱなしに見えた常盤先輩ですが
実は無意識に遥を翻弄してて微笑ましかったです。
ちゃんとエロもあるのですが、常盤先輩と鳥の戯れなど癒される要素も多々あり、
優しい気持ちになれる作品でした♪♪
カテキョ!のスピンオフですね。
遥がT大に入って背も伸び大人っぽくなってモテモテです。
悪魔のような遥のターゲットになったのは楓と同じ研究室の常磐。
子どもの頃から無表情で端から見たらクールで何を考えているかわからないと避けられがちで、友達も恋人もいなくて。とっても初で純粋で臆病ででも優しくていい人です。
遥が策略を巡らせ常磐に好きになってもらい自分を選ばせたいとあの手この手で常磐を翻弄します。
まあ遥も頑張ってある意味健気なんですけどね。
常磐が遥を好きという気持ちを自覚したら今度は臆病になってしまって。なかなかすんなりいきません。荒療治でやっと両想い成立!
遥の執着も常磐は嬉しそうでめでたしですね。
年下小柄(受けより)悪魔攻めですね。
『カテキョ!』を読んだ時からこのカップルのお話をもっと読んでみたいと思っていたので、ページ数は少な目ですが(電子版で140ページちょっと)、1冊丸ごとで読めたので嬉しいです。
『カテキョ!』で主人公だった楓と倫太郎君も登場しています(倫太郎君はちょこっとですが、楓はちょくちょく出てます)。
前作で問答無用に倫太郎君を襲っていた遥君とは全く別人のような変わり様に、「相手が違うとこんなにも変わるのか?!」と驚きつつ、時々垣間見せる遥君の可愛さに好感を覚えた作品でした。
常盤さんは『カテキョ!』の番外編の時から印象は変わらず、相変わらず天然で可愛いです。
今回は更に小鳥に好かれるという得意技も発揮して、ほのぼのと癒されました。
以前に萌木さんの鳥の擬人化漫画を読んだ時に好きだな~と思っていたのですが、今回も小鳥が登場して個人的にはとても癒されました。絵柄も可愛いかったです。^^
感情に鈍い常盤さんに無理強いせずに段階を追って関係を深めていこうとする遥君ですが、腹黒いキャラを残しつつというのが良かったです。
同じ作者さんのシリーズもののスピンオフなのですが、そっちでこの2人のお話を読んだのがだいぶ前なのでやや記憶が曖昧・・・。しかし、これだけでも楽しめる内容になっていると思います。
「カテキョ!」の二人も登場しているのでそちらのファンの方にもおすすめだと思います。カテキョは割と王道な組み合わせですが、このカップルはちょっと王道とは言えない、珍しい組み合わせなのがとても面白い。
攻めはカッコイイというよりかわいい小悪魔という感じで、受けはちょっと不思議系とでもいうか…何より攻めが小柄で受けと体格差があるというのが私は好きなのでツボでした。
逆体格差が好きな人にピッタリな作品だと思います。
すでに出来上がったカップルなので、ストーリーは結ばれるまでではなく結ばれてから、気持ちを確かめるまでです。
お互いとても好きなのは見て分かるので読み手に取っては内容は予想できるものなのですが、カップリングが好みなら楽しめる内容だと思う。
カテキョのカップルが絡んで来るシーンが楽しかったです。
個人的に、他のカップルが後押ししてくれる展開が好きなので、できればこの2つのカップルコラボがもっと読みたいな~と思いました。
一見とても綺麗で淡白そうな受けの常磐先輩と、百戦錬磨のような強気Sな年下の遥くん、とてもバランスの良いカップルのお話だと思います。
私は本編を読んでいないのですが、墨染が良い仕事をしてくれていて、程よくメインカプの二人の糸を絡ませてくれています。まぁ、簡単に解けてしまう程度の絡まりではありますが。
糸が解けたあとに遥に触れて幸せそうにフワフワ笑う常磐先輩と恥ずかしがる遥の様子がとても可愛らしく、作中で一番好きなシーンです。その後にガッツリ形勢逆転され頂かれてしまう王道的流れも美味しいものですね。
中盤で嫌われたかもしれない、と勘違いして傷ついているはずなのに欲情して一人でしちゃう常磐先輩のMさも可愛らしいものです。
綺麗な人だからこそ、背徳的な感じがして良いですね。二人での本番シーンよりも、こちらのほうが好みなくらいです。
絵が綺麗であることと、最初から攻めが好意を明らかに示していたこともあり、ストーリーの流れは軽く、本番シーンも複数回ある割にはアッサリしたものでサラリと読めてしまう感じなのですが、常磐先輩のキャラ故に全体的にフワフワとした雰囲気が漂っていて読んで癒やされるような作品だと思います。