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これは前作があるのかな?と途中で迷ったほど、グレイの気持ちの出発点がわかりませんでした。
一目惚れってことなのかな?もう少し激しい思い入れがありそうな気がしたのですが……
すべてが唐突な印象だったので、★はひとつです。
設定をみて期待していただけに、楽しめるほどのめり込めず残念でした。
グレイの人となりもちぐはぐで、これは作中のジュンとリンクできてよかったかな。
二人でいたしてるシーンはハーレクインみたいだと思いました。色んな表現の仕方があるんですね。
割りと高評価な作品のようですが、残念ながら趣味ではありませんでした。
アメリカの警護会社という設定は斬新で大変良いと思うのですが、いかんせん登場人物達の心情、特に攻めのグレイの行動がよく分かりませんでした・・
新入りのジュンが来るにあたって、(雇い主でもないのに)ボディガードには不向きだと勝手に決め付け、トレーナーに過酷な訓練で辞めさせるように仕向けたり、何故かロビーに仔犬を放してジュンの反応をみたり(ここ、特に意味不明でした)する一方で、彼が辞めた際には慰められるようにこっそり日本人の同僚に茶道を習ったりします。
また、ジュンの初出勤時に監視カメラの映像で彼を見て、可憐で自分の理想に近い彼に惚れながらも本人には冷たく振る舞います。なのに、影では図書室の地図(それもジュンの出身地のページ)にカメラで隠し撮りをした彼の写真を挟み、その写真にキスするという謎の行動。
正直、繊細やツンデレを通り越して、不思議ちゃんといった感じです。
ジュンも悪い子ではないようですが、グレイが自分の写真にキスしている場面を見ても、(不思議な男だ・・)としか思わなかったり、(まぁ、確かに不思議としか言えない行動なんですが、嫌悪感とか自分への好意とかは全く感じず)
初対面時には割りといい印象を持ってなかったグレイと仕事をすると、割りとあっさり恋に落ちてしまいます。
ジュンの誘拐場面でも、グレイを極限下でも必死に庇い、自分の命までも掛けているのを見て、普通なら感動するハズなんですが、何せ恋心に気付いてすぐの事件だった為に、その激しい熱情にポカーンとしてしまいました。。
これが終盤に起こっていたら、もう少し感情移入出来たんですが・・
冒頭に書いたように、設定は凄く素敵だと思います。
評価も高く、合う人には凄く合う作品なのではとも思います。
但し、残念ながら、自分には登場人物達の行動や感情に付いていけず、せっかくの舞台も殆ど活かされませんでしたので、こちらの評価とさせて頂きます。
シリーズも長く続かれていますし、評価も高いようなので手に取ってみました!
個人的にシリーズ物の当たりがいいのでw
初っ端はとにかくアメリカンジョークといいますか・・・
会話がクドく感じました(;´Д`)
日本以外の海外設定でリアルを追求したのか会話が回りくどいです
それになれれば、なんてことなくなりましたがw
読んでいくうちにそんな会話もまあまあ、気にしないようにしましたがw
攻め様がとにかく気持ちが表に出てこないので
最初にヒトメボレのシーンがあってよかったと思いますw
これがなきゃ 攻め様が受け様が好きな気持ちが味噌っかすも感じません(;^ω^)
後半から事件に巻き込まれていき面白くなってきました
続きもふとした時に読みたくなりますね(*´∀`*)
文庫版のイラストの北畠あけ乃さんは大好きだったので、手にとったしだいです。
たけうちさんの作品は初読みなので全作品がそうなのかは知らないのですが、微妙にアノシーンが遠回しな表現でもどかしく、苦笑いしちゃいました。
そう考えるとわたしも過激作に毒されてるのだなあと(苦笑
舞台はアメリカ。
民間ボディーガード会社P3Sのお話です。
受けのジュンは21歳。
スキップし、大学卒業後P3Sの情報処理部門セクション・ナインに就職しました。
攻めのグレイは保安エスコート部門セクション・セブンのリーダー。
イギリス出身で、冷静沈着鉄面皮。
ジュンは大卒後、シークレットサービスの研修を受けた(しかも、生物相手の射撃以外は優秀)という経歴があって、これがなんとも豪華すぎといいますか、ちょっと出来過ぎ君な感がありました。
中身も外見も可愛らしいのは良いんですけどね。
だからよけいに「この子が?」という感じ。
イラストの北畠さんは好きですが、グレイがまるまる日本人のように見えます。
ノベルズ版はどういう感じに描かれているのも知らないですし、これはたけうちさんの希望なのかな?とも思うのですが、せっかくアメリカ舞台なのですからもう少し洋チックでも良かったような。
ボディーガードのお話はBLでも多数ある設定ですが、途中のジュンへ降りかかる試練はちょっと…
もっとはやく助けにきてくれるのがセオリーだと思うんですけども、この辺りが地雷な方もいるかな。
それに、ふたりがお互いを好きになる過程が、どうしても事件にページを割かれているのか足りないと言いますか消化不良です。
ジュンは可愛らしいけど芯はしっかり男で、グレイはキザでカッコ良いんです。
なので、よけい残念かな。
なにがくどいって、登場人物みんなの会話です。
最初数ページで「うわー、面白い!!」と始まり、中ごろで「まさか最後までこのトーンで進むのか…?」となり、そして「最後までこれだったわ…」となる。
何事にも皮肉と比喩を交えるグレイ(攻)
ハイ(の方が多い)とダウンを繰り返すウラジミール
さっぱり日本人らしくないオータ
一番まともだったかもしれないレーナとドクター・ジョン
この他もとても個性的なキャラクターがたくさん出てくる。
そしてジュン(受)も普通そうに見えて結構クセがある。
でもこれらがアメリカ舞台ってことでスラスラ読めて、かつ面白いのです。
くどいなんて文句みたいな言葉を使ってしまいましたが、めちゃくちゃ好みです。
アクションシーンは少し分かりにくい部分もあったのですが、それを凌駕する萌えがありました。
とにかくグレイがいい!
一番最初にグレイの心境が挟まったせいで(おかげで?)嫌味な男という印象はあまり受けない。皮肉だらけだけど、ちょっと違うのよねーと安心して読めて。
遠まわしな話し方に萌えと少しの苛立ちを感じて、最後の告白とトランポリンみたいなジャンプで私は落ちました(笑)
Hシーンは私的には爆笑ものです。ジュンはあんなんでよく受け入れられたなーと思う。
挿絵について贅沢を言わせてもらえれば、グレイをもうちょっと外国人風に描いてほしかた…普通の日本人にしか見えないです…
地雷になりそうなのはレイプなんですけど、とにかくジュンが男前で会話が普通じゃないのでそこまで痛々しいものじゃないです。
(余談ですが、この後のオータとジュンの会話で私はオータが大好きになりました)
うじうじした受けが苦手なかた、なんか普通のBLとはちょっと違ったものを読みたいというかたにおすすめ。