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表題作少々、難アリ。

同時収録作品12年目のキセキ

圭太
会社員
佐野彰人
8歳年上の幼馴染で喫茶店のマスター

同時収録作品仲尾くんと村澤さん

村澤
人望のある先輩社員
仲尾
営業部の後輩社員

その他の収録作品

  • なかなか、厄介
  • 12年目のアナタ
  • その後の仲尾くんと村澤さん
  • あとがき

あらすじ

愛想の良い後輩・椎名が苦手な瀬田。きつく当たってしまい後悔するが、椎名は素直に反省して懐いてくる。
打算的なのか天然なのか、その言動に戸惑うが、いつの間にか彼の笑顔に安心するようになっていて……。
その他に初恋の相手との再会愛など、年上の男(ひと)への恋心満載!

作品情報

作品名
少々、難アリ。
著者
毬田ユズ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
ISBN
9784829685402
3.2

(28)

(1)

萌々

(7)

(18)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
89
評価数
28
平均
3.2 / 5
神率
3.6%

レビュー投稿数8

年上の人との恋

毬田先生の「ダブルセクション」を読み、他の作品も読んでみたい!!と今少しずつ集めているところです。

毬田先生の作品はお話も勿論なのですが、絵やキャラ達の表情がとても好きなんです。このコミックスでも、素敵な表情をたくさん楽しむ事ができました。

このコミックスには3つのお話が入っています。
3作とも、年上の人との恋。どれも不器用で、一筋縄ではいかない恋だけれども、そのじりじりとした過程がまた良かったです。
個人的に一番気に入ったのは、「仲尾くんと村澤さん」の仲尾くん(受け様)でした。
とりわけ、事後の眠っている表情が凄く萌えツボでした。

2

裏表ありますw

この本のカプの組み合わせが皆、30代と20代。
いっそ全て年下攻めなのか!?と思ったら、どうやら残念なことに3本目は年上が攻めのようだったw
結構どの話しもサラサラサラ~と読めてしまうのだが、寝かせてみてじっくり何度も再読してみると結構味がある。
普通のリーマン達なので。これといった突出した奇抜な何かや出来事があるわけでなく、ごくごく身近なは普通の日常から進展するから地味なのではあるが、絵の持つ雰囲気とキャラクターが馴染みやすいのが自分的の好みに合うのだろうな~と思う。

【少々、難アリ。】以下一連
元カレが自分をだまして別れたことから、人当たりがよく調子のよい人が苦手な瀬田。
その、まるで苦手に当てはまる後輩の椎名だったが、話してみると素直で裏表がないことがわかり、瀬田が請け負っている仕事を一緒にすることになるうちに、彼に好意を抱く。
なのに、同僚に自分と一緒にいるのは都合がよいからみたいな発言をしているのを聞いて、やはり。。。とショックを受けるのだが、実は椎名は瀬田が好きなのだと告白してくる。

いや~この椎名という男、案外曲者かもしれないw
瀬田には素直だが、回りには取り繕う?
この作品エッチなしなんだけど、もっと意外性をついて、ワンコ風味の椎名がベッドではうざい程のしつこさでドSになっちゃうっていうのを想像すると楽しいのですが(笑)
本当は描き下ろしでそんな場面欲しかったかも?

【12年目のキセキ】
初恋の年上の幼馴染と再会して恋心が再燃する主人公。
再会の相手は、当時の面影もなくもっさりヒゲ眼鏡になっていてがっかりするのですが、中身は全然変わっていなくて自分の事をずっと覚えていてくれた。
再会して恋が実るお話。
黒髪ヒゲ眼鏡受けって、萌えツボでした☆

【仲尾くんと村澤さん】
営業に移動したてで戸惑っている頃、声を掛けてきてくれて助けてくれたのが先輩の村澤。
それ以来二人はコンビでいい仕事を続けているのですが、実は仲尾は高校時代、友人が好きで告白したところそれがきっかけで疎遠になってしまった事があり、村澤への恋心を呑みこんでいるのです。
ところが、村澤に舞いこむ見合いの話しと転勤の話し。
思わず告白するが避けられて・・・

村澤のキャラクターが結構おおらかな人柄のように描かれていたので、彼が仲尾に告白されてから意識して好きになったという、後追いも何気に納得しちゃったです。
こういう人は、意識してからがどんどんと相手を可愛く思ってもっともっと好きになっていくタイプだろうな?って、その緩さが見た目なんかにも現れていて何気に好感の持てるおっさん(←失礼w)

4

一癖ありそなリーマンラブ

これは単なる好みの問題なのですが、どちらかと言えば大人風味のリーマンもの。
人それぞれ欠点も美点もあるけれど、この作品に出てくるリーマンは当りがキツイ、
でもそれは表面的な事で内面は繊細で優しかったりする。
そんな優しさを知った後輩が急接近。

でもそれを受ける先輩リーマンにとってその後輩は1番苦手なタイプだったりする。
それは2年も相手を信じて待っていたが実は別に男が出来て海外勤務のフリをした
元カレと同じように人当たりが良くて愛想が良い男と言う点。
人から見たら美点でも、先輩リーマンにとっては欠点だったりする。
初めは元彼とのイライラで八つ当たり気味だったりするが、何故かその時に
注意した事が話すきっかけになって、仕事でも共に組んで、
初めに思っていたタイプとは違うかもと言うように次第に距離が縮まる。

もっとも相愛になるまで、お約束のように誤解があってすれ違う展開もあり、
くっ付きそうですんなりいかないもどかしさもあるけれど、
最後は必死で誠実な後輩の言葉にあたりのキツイ先輩も陥落しちゃうリーマンラブ。
エロはないのだけど、大人風味。

3

上司と部下のリーマンもの

全部で3組のカプが描かれています。

1、上司と部下
2、幼馴染の再会もの
3、上司と部下

リーマンカプはどちらもコンビを組んでいてその二人がくっつくので、一冊通じて読むと、あれ?何だか似ていたなぁと思ってしまいました。

もちろん、筋書きは異なります。一作目は両片思い同士、三作目は部下が上司に告白するも断られて諦めるため距離を保とうとするも、告白された上司も好きになっちゃってくっつくという過程の違いがあります。
しかし出来る上司とペアを組んで好きになるという構図が同じなので、どうしても似たように感じてしまう。

仕事ぶりも丁寧に描かれていて好感が持てるんだけど可もなく不可もなく……で終わってしまいました。

0

お仕事BL短編集

毬田先生の絵が好きで。
先生のお仕事BLも好きなんです。
真剣に仕事をする姿がかっこいいし、色っぽい。その中で惹かれあっていくのがいいです。

□表題作
椎名のことが好きかもしれない…瀬田が自分のことを「少々、難アリ」と思っていて。

天然?すぎる椎名が難アリで、そんな椎名に惚れた瀬田も「多々、難アリ」。

素直すぎる椎名にうれしいと思う瀬田が「なかなか、厄介」。
とタイトルとストーリーの合わせ方がおもしろいです。

□12年目のキセキ
うん、アキちゃんは短髪の方がかっこいい。
もてちゃうけどw

□仲尾くんと村澤さん
このお話がいちばん好きです。

片思いする仲尾が村澤にきゅんときたり、切なくなる表情がいい。
先生の絵、感情が揺さぶられる時の表情がとてもいいんですよね。
読んでいる方も、きゅんとかドキとか共感できる。

2人が仕事を通して仲が良いのもいいし。
時々ケンカップルみたいになるのが萌えです。

□その後の仲尾くんと村澤さん
2人の私服が新鮮。
なんだか村澤さんがかっこよくなっているような。
仲尾がかわいくて、そう思っている村澤さんに萌え〜。

0

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