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山田ユギ先生の書かれる人達は、フェロモンを感じるなぁ。
表紙から色気がダダ漏れてる(☆▽☆)
受け様は古書店を営む日下。
攻め様は出版社勤務の飯島。
2人は大学の同級生であり、今回飯島が日下に翻訳の仕事を依頼する形で5年ぶりに再会。
マイペースで人付き合いの苦手な日下が、飯島相手に不器用な必死さを見せるのが、とってもかわいい。
ホントに何度、何それ〜何そのお顔〜(≧∀≦)と胸を撃ち抜かれたことか。
特にプロポーズの時の日下の表情がたまらなくかわいい✧◝(⁰▿⁰)◜✧
直情バカって感じの飯島も、いい奴でした。
こんな攻め様、好きだわ~
低体温な日下には、こんな熱い男くらいがお似合いですわ(#^^#)
1人でクリスマスを過ごす羽目になった飯島の荒れ具合が、わかりやすくていいわ。
なんだかんだ、飯島もかわいい。
カバー下にも漫画がありましたが、本編で小学生だった男の子達が高校生になってたのてすが。
えっ、そっちなの!?とだいぶビックリ。
こちらの2人も、いい関係を築いていけたらいいね。
飯島×日下
上野x長谷川
旧版と比較すると、未収録作品やその後の書下ろしが追加されているので、再編版の方が楽しい。
この作品に登場する「誰にも愛されない」のスピンオフ、上野x長谷川についても、「誰にも愛されない 下 完全版 長谷川×上野編」と、下巻で再編版が出ていて、こちらも未収録作品も含まれているので、完全版の方がお得だと思います。書下ろしの追加もあるので、古さを感じない。
登場人物を追って読むためには、断片の短編集を全部読む必要があるので、
とっても大変な作業になってしまうけど、面白いので、ガンバッて読んでしまった作品です。
旧版を先に読みましたが、やっぱり読みやすく再編された方が読んで楽しい。
出版物全部を、登場人物ごとに一冊ずつ拾って読む作業は、凄く大変だった。各シリーズのカップル夫々のまとめた一冊が出ると、とっても嬉しい。
ユギ先生は、人物の描写が上手い。幼少時から年を経て、どの年代になっていたも描写が上手で、魅力的です。デッサンの基礎がみっちり身に着いたかたなんですね。
チェコの教授の描写は、若いころは可愛く、年を経て、叔父さん、御爺さんになった姿の老いた描写も魅力的。ホントに絵が上手ですよねー。
もう一つ、ユギ先生の作品の魅力は、残虐な不幸死の場面が無い事。ほとんどがハッピーエンドで、読後に後味悪くなるいものが無い点が好きです。
いわゆる再会もののBL。といっても、しっとりした雰囲気でもなく、最初から最後まで淡々としたラブコメっぽい雰囲気が漂っていた気がします。日下が何を言われても受け流してしまうタイプだからかもしれませんね。ただ、本当に人の気持ちを何も考えていない、自分も何も感じないというわけじゃない。少々鈍感なところはあれど、人付き合いに疎いだけで、少し皮を剥げば人並みの感情が見えてくる男です。本以外には興味ないという顔をしながら、飯島の言動になんだかんだ感情を乱される健気さが愛おしい。個人的には、長谷川と上野のカップルがさらに気になったので、下巻も楽しみですね。
ユギ先生作品は傑作揃いなんだけど、本作も素晴らしい。
カップリングは、元々大学の友人でひょんなことから再会した出版社営業の飯島と古本屋店主でありチェコ語の翻訳家である日下。
日下はいわゆる「ツンデレ」。
というかコミュ障と自分では思ってる。確かに誰とでも楽しくワイワイというタイプじゃない。でも自分が思ってるほど周囲から煙たがられてないの。
言葉が足りないし対人の経験不足で自分がグルグル。
だけどそこを直情まっすぐ男の飯島は、面倒くさがりながらも日下を日下のまま包む。
普段飯島に冷たい日下が抱かれる時の色気ったら!
さて、レビュータイトルにも書きましたが、本作には名言がいっぱい。
『さっきの続きをしたいと思うんだが…どうやって誘えばいいのかわからない…』
『この身体も…おまえしか知らない これから先も…おまえだけしか…』
『一生 俺だけで我慢してくれ…』
日下のセリフだけでなく、飯島のモノローグもいい言葉がいっぱいです。