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ちょっとおまけの★3つ評価。
天性の泥棒と、いつもしてやられる刑事のカップル。
あっさりと有名宝石などを盗んでしまう天下の大泥棒ですが、なぜかそれを追ってきた刑事をHする代わりに盗んだものを返してくれるというお話、単話読み切りの雰囲気で、1話ごとに1盗みがありますが、それがつながって1冊になっている感じ。
設定は面白く、変装の名人でもある受け(泥棒)さんが、隣人になっていたり、はたまたあの人も?というサスペンス的にも面白いのですが、刑事の過去の人との関連がいまいちよく分からずその点がもやっとしました。
少し全体としてのまとまりがなかったかな?という点で実際には★2.5ぐらいです。
刑事×怪盗という設定やテンポが、どこか既視感あるなぁと思ったら最近読んだ某刑事は~でした。
似通っている部分がありますが、対するこちらは肉体関係があり、進化版といった感じ。
BLっぽさが物足りないなぁという方にはいいと思います。
この一冊で終わってしまうのは、もったいない気がします。
また、続きがあるような終わり方で「どうなったの!?」と気になります。
某三世のように、このやりとりが永遠に続いてほしいなぁ(笑)
んな、アホな!と思いながら読み続けました。
どこからどうツッこめばよいのかw
や、ツッコんではいけないコメディなのだろうけど。
頭空っぽにして楽しまないといけない作品なんですね、きっと。
にしても…それでも…リアルを押さえてこそのコメディでは?!との融通の効かない考えが頭をもたげまして。
ちょこっとだけ言わせてもらうと
須堂刑事よ!
グレイ専任捜査官によくなれましたねw
もうちょっと真剣に考えてはどうですか?!と何度思ったことかw
で、いろいろどうやってごまかしてきたのか。
事実関係を考えようかと思いましたが、無駄だわね、野暮だわね、とやめましたw
回想の、有瀬が藤堂の家できゅんときているところはよかったですが。
全体としてもう少しどうにかならなかったものなのか…と思いました、や、私にはこういう作品を楽しむ感性が欠けているのだわ、と「アキハバラフォーリンラブ」「僕らの最大公約数」でも感じたことを再度認識した次第です。はい。
警察 vs 怪盗ものですが、そのつもりで読むとだめなやつです。
警察と周囲のあらゆる人間を巻き込んだ、壮大な恋の駆け引きでした。
予告状を出して一度はターゲットを盗み出すものの、すぐ返して来る。
盗られたものは戻っても、決して捕まらない。
怪盗グレイと刑事の須堂の追いかけっこは今日も…。
いやはや、解決するかと思いきや。
盗んでは須堂を捕まえて、からだを頂く代わりに物を置いていく。
高度な変装技術で須堂の周辺に神出鬼没。
あれだけ完璧な変装をされたら、自分の周りにいる人間すら誰も信用できなくなりそう。
そんなグレイと、過去にしがらみのあったある人物が須堂の中でつながるものの、すべては藪の中でした。
途中で何かが紐解けそうで、何かが分かりそうで、あともう少しですっきりするのかなと思いきやすっきりしない。
盛り上がった気持ちの行き場がない状態で放り出されてしまいます。
全部が明かされてすっきりした方が良いのか、それともこの有耶無耶な終わり方の余韻に浸るのが良いのか。
それは読んだ方、それぞれの判断に任されています。
ちなみにわたしは最初は納得いかなかったものの、このレビューを打っているうちに「これで良かったんだな」と思うようになりました。
明かされないから、今日もあの攻防がどこかで続いていると思える。
簡単に捕まってすべてを知ることができるなら、怪盗とは名乗れませんもんね。
グレイのターゲットは須堂のこころ。
それが確実に手に入るのはもう少しでしょうか。