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表題作スクリーン

野々宮和央,24歳,サラリーマン・基の恋人
夏目基,24歳,イケメン俳優・和央の恋人

同時収録作品スクリーン

(仮)及川歩,24歳,若手実力派俳優
(仮)野々宮和央,24歳,サラリーマン・基の恋人

同時収録作品弊社所属の及川歩について

鴨志田,32歳,歩のマネージャー
及川歩,24歳,若手実力派俳優

その他の収録作品

  • too green
  • ドラマにはでてこない(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき・イラスト

あらすじ

「駆け落ち同然で故郷を飛び出し、一緒に暮らし始めて6年。
恋人同士の野々宮 和央とイケメン俳優の夏目 基。
何年たっても変わらず一途な愛を捧げ基を溺愛する和央に反し、すっかり淡白な態度の基。

ある日、基から憧れの映画監督の最終選考に残ったと知らされ喜ぶ和央だったが、それ以来なんだか基の様子がいつもと少し違い、ふたりの間には溝が深まる一方に。
これって倦怠期?それともまったく別の試練?
基のライバル俳優・歩も加わって、事態は思わぬ展開に――…! ! ?

ストーリーテラー、村上キャンプが織り成す渾身の初Qpacollection!!

作品情報

作品名
スクリーン
著者
村上キャンプ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
スクリーン
発売日
ISBN
9784801955240
4.2

(172)

(95)

萌々

(47)

(19)

中立

(4)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
24
得点
724
評価数
172
平均
4.2 / 5
神率
55.2%

レビュー投稿数24

芸能人の日常BL

最初、カズのモトキへの愛が重いというより、ノリがウザいわねと思ってしまいましたごめんなさい。
すごく一途でモトキ思いのいい奴だった。

モトキが俳優なので、もっと芸能界っぽい感時になるのかと思いきや、さほど派手な展開はなく、いい意味で?日常の2人を描いたお話なんだなと。

モトキが大役を得るためにカズと別れを選ぶか…のくだりが盛り上がりでしたが、それも日常の延長のような描写が村上先生らしいのかなと思いました。

歩のカズへの仕打ちにドン引きしましたが、役者バカなんですね。
で、その後の行動がいい奴すぎて、逆に驚きましたw

そして、マネージャーとの恋人宣言は偽装ではなく事実だったとは。
歩が村上先生のひいきキャラだというカバー下もおもしろかったです。

0

好きな場面が多すぎる

先に「あゆむくん」を買って読み始めたところ、スピンオフだと分かったのでスピンオフ元のこちらを購入して先に読みました。

最初は芸能人とサラリーマンの恋愛ものだと思ってたんですが、2人の出会いやどういう風に今の関係になったのがが後に描かれているパターンでした。
その過程がいいんですよねー。

なんだかカズのモトキへの愛がめっちゃ重いように感じられますが、実は先に好きになったのはモトキで自分の役者としての成功よりカズがいればいいって思ってるほどにカズを愛してるところが良かったです。

主に子供時代から学生時代のエピソードが好き。
カズに似たキャラのマグネットを大切にしてたとか、
足をくすぐられて、恋心を自覚したとか、カズに彼女が出来たとかそういう甘酸っぱい記憶が可愛くてちょっぴり切なくて良かったです。

歩と鴨志田さんの話はなんかエロかった…♡
怒った鴨志田が関西弁になるのがなんだかキました。
これはスピンオフを読むのが楽しみだ。

1

これ程面白く、気持ちが温かくなる作品が他にあるだろうか。

モトキくんのことが大好きなカズ。
帯の紹介文には「デレデレイカレ攻」と書かれていたり、作中でも「愛が重すぎる!!」と感じる部分は多々ありますが……
恋人のことをこんなにも大切に思い、愛し続けられる姿は本当に素敵だと思います。

また、モトキくんはモトキくんで、不器用ながらにカズのことを想っていて……
学生時代の葛藤や、役者としての人生と、カズの恋人としての人生の間で揺れる描写には、胸を打たれました。

続編となる『あゆむくん』と併せて読むことで、この作品の面白さをより一層実感出来ます。
2冊同時の読破をオススメ致します!!

1

いとしの君

初・村上キャンプ先生でした。
カバーの賑やかさと、カバーからすでに溢れ出ている受けへの攻めのどでかい愛に面白い予感がひしひしと伝わって来る。

俳優とサラリーマンという同棲6年目のカップル。
恋人で若手俳優の基の事が愛しくてたまらない和央と、それをハイハイといなす基。
和央の家庭内ストーカーっぷりと、少しズレたプレゼント、基の事となると下手をすれば変態とも思える愛ゆえの行動の数々…と、何やら愛嬌のあるキャラクターが愉快です。
細かなところで笑えるものの、攻め→→→→→→←←受けくらいの好きの度合いに見えてしまっていたんですよね。
なので、基のどことなく浮かない表情と、それを察した和央の心のもやもやが浮かび上がるモノローグに、同棲5年ともなるとここから倦怠期に入るのか?なんて思っていたのです。
そんな事はなかった。どちらも非常〜に!愛が強かった!
読み始めからの展開が本当に予想が出来なくて、こ、こう持って来るのか〜!と、お話作りの上手さと構成の上手さにに驚きました。
重い!なんて言いながら、基は和央の事が大好きで仕方がないんじゃないか…
学生時代の回想シーンがすごく良くて、幼馴染BLの良いところをギュギュッと詰めつつ、6歳から成長するにしたがって基の和央への気持ちが緩やかに変化していく様子の描き方が自然で見事でした。
基のこの回想を読んだ後に、現代の和央の溺愛っぷりを見るとグッと来るものがあります。

芸能界・業界もの…と、基の職業が華やかなのだけれど、どちらかと言うと長年の気心知れた付き合いの幼馴染関係が「恋愛に発展するまで」と「恋人になってから」についてをクローズアップして、役者のお仕事も絡めながら丁寧に描かれたお話でした。
幼馴染同士の恋ってやっぱり素敵だな。
描き下ろしの基視点がえらい可愛かった。

同時収録の歩くんのお話も魅力的。
本編では当て馬…ではなく、2人をアシストしたようだった歩くん。
役者としてのプロ意識が高くて、掴みどころがなくて、少し危ういところもありそうな小悪魔な彼と、そんな歩くんに翻弄されながら執着している様子のマネージャー・鴨志田さんの恋の行方も気になります。
歩くんがメインのスピンオフも読んでみたいと思います。

ところで、映画チケットの半券で「モトキ」を作るのには笑ってしまった。和央は天才なのか?
私も今度やってみようと思う。

2

重いくらいの愛が嬉しいの

最後の短編大事です。

はぁ良かった~。
最初のうちはつれない基(受け)に愛情が冷めちゃったの?とドキドキしてました。
溺愛かず(攻め)に冷たくて重いとか言っちゃって。

でもでも実はかずのことが本当に大切で。

基がずっと出たかった監督の映画の主役をかけてもし受かったらかずと別れなさいと言われ悩んでいた基。事情を知ったかずは身を引くと言うのですが…。

ライバルの歩がいい人で良かったです。そこまで基の演技を評価して尊敬してるんですね。
同性恋人がスッパ抜かれたときに合わせ技で世間の評価を変えてくれました。

そして話は子供から高校時代に遡り。
幼なじみから恋人へ。かずに似たマグネットを大事にしてる基。かずに初彼女ができ初体験を報告され泣く基。切なかったです。

やがて二人は晴れて恋人になって。
そして故郷を逃げ出し冒頭へ繋がるんですね。

最後の短編は基視点で。いかにかずを好きか、かずが懐が広いか、そんなかずにメロメロかを描かれています。ここ読んで良かった!

家庭内ストーカーかず。面白いですね。一緒に住んでるのに追って追って追いまくって。
基のデレも貴重でした。

歩とマネージャーの話も良かったです。歩の気持ちは実際どうなんだろうとちょっと心配でした。
冷めていて、ゴリ押し俳優と卑下して変わり役をやりたがって。でもいいやつです!

1

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