廃品(オレ)を回収してよ。

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表題作来たる晴れかけの明日よ

桜次郎
廃品回収「ハレノヒ」事務処理担当,22歳
晴仁
廃品回収「ハレノヒ」を営む,28歳

その他の収録作品

  • ホレたハレたの日(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

廃品回収を営む晴仁と桜次郎。
晴仁の手は、魔法のように修理を施す。
壊れているはずの桜次郎の心さえ、彼の熱い手で背中を抱かれた途端に動き出したほどだ。
そんな時、眠る少年の回収を依頼された。
蘇るかつての真夏日。
あの日、桜次郎は晴仁に廃品として“回収”されて──。

作品情報

作品名
来たる晴れかけの明日よ
著者
上田アキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
ISBN
9784829685815
4

(150)

(59)

萌々

(54)

(27)

中立

(7)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
16
得点
599
評価数
150
平均
4 / 5
神率
39.3%

レビュー投稿数16

暑いふたり

桜次郎が最初どんなひねた奴なんだろうとビクビクして読みましたが、素直な子でよかった。
中身がかわいい。イケメンなのに顔が怖いw

捨てられた物を修理して再利用する…桜次郎と晴仁の心の再生とオーバーラップされていたのがよかったです。

絡みのシーン、さすが上田先生お上手ですよね。
アップ、引き、アングルの組み合わせがとても好きです。

私がいちばんドキドキ萌えたのは最初のキスシーン。
晴仁にぎゅうぎゅうされた桜次郎が押し返してのちゅー。
頭を持って、角度を変えて数コマに萌えます。

描き下ろしの上下のちゅーも好きです。

晴仁が最初おじさんだったのが、どんどんイケメンに見えてきたのもよかったです。

この2人はずっとこうして仲良くやっていきそうですね。
桜次郎の本格的な攻めっぷりを見てみたいところです。

桜次郎の義父の場面は正直、う〜んとなってしまいましたがw
描かれたいことはわかりました。

あと、読んでいてとても暑そう〜と思いました。真夏ですもんね。
ま、それだけ臨場感があるということで。

1

キタキタキター!!

二次元における私の性癖ぶっ刺さりの長髪美形攻。この属性だからこの作品を読んだ訳ではなく、なんとなくストーリーに惹かれ購入したら、偶然性癖ドンピシャの登場人物が現れたのでもうボーナス!という感じでした。ありがとうございます。
しかも少し訳ありで闇を抱えていそうな雰囲気もグッド!見た目パーフェクトに加え、受のことが人生賭けるほど大大大好きときたもんだ。最高です。

話もすごくおもしろくてぐっときました。上田アキ先生、初読みでしたがこれはハマりそう。

1

壊れてしまったもののその後

 廃品回収のトラックが通る音は昔よく聞いたけれど、こうしてそれを仕事としているキャラクターの話を読んだことはなかったと思うので、とても新鮮でした。晴仁のように全部修理に回す業者はなかなかいないでしょうけれど、壊れたものを大切に扱う彼の心根にはとても好感が持てました。そんな晴仁に拾ってもらった桜次郎。住む場所だけでなく、仕事も与えてもらい、晴仁の隣で堂々と働いている彼の過去は残酷で。晴仁の傍でゆっくり心を癒しながら、彼自身もいつの間にか晴仁の孤独を埋める存在になっていたという展開にほっこりしました。

1

壊れていてもかまいません

作者買いです。
BLの登場人物の職業色々あれど、廃品回収の主人公は初めてでした。
壊れた物や不要になった物を回収して、修理したりクリーニングしてまた使えるようにするお仕事。

晴仁と桜次郎の2人で廃品回収業を営んでおり、2人で生活もしています。
まだ恋人同士ではない模様。
ある日廃品回収依頼を受けて向かった先には…というストーリーです。

出会いから、どういう風に2人で仕事をして暮らすまでに至ったか描写されています。
桜次郎もまた捨てられた廃品だったんです。
晴仁はたいていの壊れた物を見事に修理して、また使えるようにするのですが、桜次郎の心もまた晴仁によって修理されたものでした。

懐の深い晴仁が、桜次郎を捨てた父親に見せた剣幕がカッコ良かった。
大切な人を傷つけられたくないという気持ちが強く伝わってきました。

ずっと直せなかった時計(?)を桜次郎が弄った事がきっかけとなって、動くようになったエピソードも素敵でした。
1人じゃできないことも、2人ならできるかもしれない。
寂しさを抱えて生きてきた晴仁の心もまた、桜次郎によって動き始めたのかもしれませんね。

上田先生のHの描写には動きがあって、過剰なエロさは無いのですがとても萌えます。
長髪攻めもとても良きでした…22歳でこの色気は期待しかありませんね。

瀬戸内地方のカラッとした晴れの空みたいにキラキラな2人の温かい、爽やかな物語でした。

1

廃品回収に夢がある

不思議な世界ですね。現実のようでファンタジーのようで。
人を捨てるってどういうこと?と混乱しました。
機械の人なの?本当の人なの?

二人とも大好きです! 
晴仁、何でも集めて直してまた誰かに使ってもらえるように。拾ったものは子供?引き渡す時は嫁に出す感じ?
なら桜次郎は?

桜次郎、レビュー書こうとしてたまたま受け攻め情報見たら年齢が入っててびっくり。年齢あったの?確かに作中で成長してるけど。
晴仁に拾われて背中を抱かれて心臓が動き出し手が触れた背中が熱くなり。

桜次郎の片想いかな?と思ってたら…。

寂しいけどいつも穏やかで、何でも受け止めて大事にしてくれて、晴仁!理想の人です。
あとがきで受けと書いてあったけど、確かに包容力受けもいいんだけど、晴仁に攻めて欲しかったかな。

同じ人から今度は子供が捨てられそうになったときは、また混乱しました。生んだ子供?壊れたって言って捨てちゃうの?機械なの?晴仁は引き取るの?と。
そしたらば!そう来るか!な展開で。

ずっと一緒にいて、おじいちゃんのお墓にノロケに行ってね。

1

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