おまえは俺のツガイでメスだ

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虎王は花嫁を淫らに啼かす

toraou wa hanayome wo midara ni nakasu

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表題作虎王は花嫁を淫らに啼かす

ディーマ,化身する虎,ノヴォシビルスクを統べる王
時津伊里弥,札幌出身の交換留学生

あらすじ

曽祖父の故郷へ留学することになった伊里弥は、山で狼に襲われてしまう。
そんな彼を助けた金虎は、空港で突然キスしてきた青年・ディーマだった。
彼は神から力を授かった特別な虎――その地を総べる王で、裏切った曽祖父の代わりに花嫁になれと伊里弥に要求してくる。
まるで復讐するがごとく無垢な体を凌辱し、道具を使って淫らに嬲ってくるディーマ。
彼の孤独な魂に触れるうちに次第に惹かれていくが、伊里弥は曽祖父の身代わりでしかなくて…。

作品情報

作品名
虎王は花嫁を淫らに啼かす
著者
淡路水 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861349041
2

(14)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(5)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
1
得点
18
評価数
14
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

万里もしくは紙一重

本の存在を知った時点では、評者は結構のほほんと
構えておりました。
何となれば前作が龍で今作が虎です。
あとは朱雀と玄武が来て揃うと何か判る仕掛けが
してあるのだろうか、などとおおよそ本編とは
関係のない感慨を抱いていました。

今回評者はこの本に対し変則的な読み方を試みました。
物語の終盤から冒頭に遡上してゆく方法をとったのですね。
そうすると物語の中の情報が結構整理でき、行間も
読み込み易くなった、様な気がします。
色々なものを越えた上で成立しているロマンスですが、
基本的には命あるもの同士の睦言であろうかと。

読み手との相性もあるのでこう言う感慨もあると
言うまでに留めますが。

3

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