電子限定かきおろし付
1巻で良きところに落ち着いた太一と直人ですが、毎日笑って楽しく過ごすことがゴールではないことを突きつけられた2巻でした。
一緒にいると幸せで、これから先もそれが続くことを願う気持ちはふたりとも同じだけれど。
どうしても越えなければならない壁があることもそれぞれに理解しているので、色々なことが絡まってすれ違ってしまうふたりを見ているのが本当に苦しかったです。
軽々しく自分たちの関係を明かすことができない葛藤と、ふたり一緒に居られるなら周りなんかどうでもいいという本音と。
その狭間で揺れて動けなくなって、だから話し合いたいのに時間も合わなくて…
そんな彼らの交わらない日々にヒリヒリして、仁科の謎な言動にもハラハラでした。
2巻は甘々なターンが少ないのでずっと抉られっぱなしで本当にしんどかった…
「男同士で付き合っている」という部分に悩んでいるところ、近ごろの作品の比ではないほどに心に突き刺さる痛みがありました。
前に読んだ時よりもずっと痛く感じました。時代もあるかもしれないですね…。
めちゃくちゃダメージを受けてますが、しっかりと最後までふたりの気持ちを受け止めたいと思います。
ひざさすってはなれるトコ!
2人にしかわからない感よ。
手って素晴しい
なんか体温伝わるよな
仁科!名前はき
天才
こうず、視点の移動がすげー
デッサンで好きにならない.
展開をみたことがない
「ええですやん」笑
線が優しくなる
指先がよろこぶ
泣きそうになる
読み返しです。1巻で別れた末、互いに諦めきれず復縁した2人。しかしそう簡単に2人の関係は上手くいかない。そこがもどかしくリアルで好きです!前半の描き下ろし姫始め最高でした。新しく登場する仁科は過去に付き合っていた恋人に浮気された事が原因で全てが真っ黒に見え、今までの絵が描けなくなってしまった。しかし、直人に出会って彼の繊細さや優しさに惹かれていく。触れたらどんな反応するだろう?そんなことを考えていると、仁科の目には光が戻っていく。歪な片想いは報われなかったけど、とても心に刺さりました。ずっと直人の事好きでいて欲しい...。
とにかく続きを見せてくれ…!!というのがこの作品を読ませていただいた後の感想です。
本作品は大学3年生まで成長した直人と太一2人の話です。時が経つに連れ、喧嘩も少なくなり、穏やかに過ごせていた太一と直人。そんなある日、太一に"ミスターS大"に立候補しないか、という誘いが友達から掛かります。はじめは乗り気でなかった太一でしたが、直人との温泉旅行に釣られ立候補することになりました。
順調に進んでいたとき、美術部の仁科京に大学内で太一と直人がキスしているところを見られてしまいます。仁科はばったり出会った直人に対して、どうせ男同士、だとか、長くは続かない、なとどネガティブな言葉をたくさんぶつけてきます。仁科の言葉が刺さった直人は、自分と太一が一番幸せでいられる道について考えだしました。
男同士が誰もに認められるというわけでは無いと思いつつも、太一は心のどこかで誰かに太一と直人を認めてほしいかのようでした。現代の日本、太一も直人も本当にこの世界に生きているようでした。
描き下ろしの漫画は一番初めにありますが、イチャラブ年越しカウントダウンセックスで、やっぱり可愛かったです。心が救われました。
読み終えた後、なぜ3巻も一緒に買っておかなかったのか…!!と自分を責めてしまいました。購入するのなら「エスケープジャーニー」シリーズは一緒に購入するのをおすすめします。続きが見たい〜!!!(3巻を購入していない腐女子の嘆き)
おげれつたなか先生の漫画…なんと言ってもコスパがいい!!
一ページ…いや、一コマずつ読み込めるので幸せな時間が続く…。
今回は第三者の介入で、いい感じになった二人の間に波乱の予感…。
付き合っていくうえで大事な「カミングアウト」問題に焦点を充てた巻です。
一巻も凄かったけれど二巻が本番なのでは…?と思うくらい、壮絶でした。
攻め太一の境遇が明らかになり、お互いの温度差やすれ違い…。
また、今回のキーパーソンでる もすごく良かった。
最初はただの嫌な奴かと思いきや…!?
は~~おげれつたなか先生、脇役をただの脇役にしないところがまた凄いのなんの…。
本当に作画も構成もセリフも見せ方も全部凄い。
凄いとしか言えず、とても良い意味で”語彙力を奪っていく本”。
男の子同士だから、という切ない思いを丁寧に描かれていて、BLでしか味わえないから本当にBLを好きでいて良かったなぁと痛感。
気になるところで二巻が終わるので次巻も絶対に買いです。
あと、買うなら紙媒体がオススメです。