電子限定漫画付き
表紙がゆめカワ系みたいに感じて自分の好みではないなと判断していました。
気まぐれで少しだけ試し読みを読んだら、画が綺麗でかわいくて、女装男子と相まってすごく良く、表紙だけで判断してしまった事を悔やみました。
エッチが超エロいです。
あと、服がリアルでお洒落なところが地味に好きです。
【ショーター×ヒロト】
クスリ使う系のヤリチンが逆転されているのが最高に可愛かったです。
気持ちいいことに弱くてチョロいところも良かったです。
ストーリーとしては、女装男子が男であることによる葛藤(?)が良かったです。殴り合いが特に良かったです。
神だなぁ~と思いました。
【まさき×はじめ】
最初はちょっとだけまさきが嫌だったのですが、徐々に好きになりました。
【ヨシオ×天麻】
最後まで読んでからもう一度読み直すとニヨニヨしちゃいました。
みちのく先生作品出版順に読んで3冊目。
エロエロですね(今頃)。
や、1冊目から思っていたんですが徹底されているなと。
本作は先生の性癖を詰め込んだとあって、盛り盛りでした。
自分の性癖と照らし合わせるような読み方になり、これはこれでおもしろかったです。
まず、ショータとヒロト。
私の好みでは攻受が逆なんですよね〜。
これ「いやよいやよ〜」の清兄もそうでした。
短髪ゴリラ(先生談)は受けみたいで。
私としては、ゴリラは攻め、きれいな方が受けがいいなと。
で、まさきとはじめ。
どちらも切れ長目、無愛想なイケメンで好きなcpです。なので攻め受けはどちらでもいい。
が、ランジェリー趣味は私にはやっぱりなかった。
そして、初めてでまさきがセーブせずやりたい放題だったのがきつかった。
みちのく先生作品はまさに"BLはファンタジー"な作風で、初回のエロから躊躇も段階もないのが特徴だと思いますが、でも最初からしかも受けが初めてのはじめ相手に動きまくるのは引いてしまいました。
最後、ヨシオと天麻。
あのヨシオがバーのマスターだったとは!?
リバだったけど描写はヨシオ×天麻だったので、こちらも私の好みとは逆だった〜。
大人になった天麻がイケオジすぎて、めっちゃタイプでした♡
【落とし穴にハメられて】★★★★
ヤリチンがメスおちしちゃう系BL♡ショータめちゃくちゃ可愛いな〜と思ってルンルン読んでたらヒロトくんの堕ち方がなかなかで!「きもちいい♡」って言っちゃうのどちゃシコい。カワイイ♡♡
そのあと行き違い?があって、、まあ最後はハピエンなんですが、、ショータ男の子ver.がめちゃくちゃにカッコよく!顔が良いって素晴らしい
【ピンナップ・ボーイ】★★★
ギャップモエ!!!!この本は男前な方が受なんですねー理解
バーテンの同僚同士のお話。男らしい方が可愛いランジェリー(プリンセスサイズ♡)付けてて、生意気な大学生にバレてわちゃわちゃする
正直女装とか女性用ランジェリーとか萌えないタイプなので筋肉×ブラは萌ラインギリギリですが、、絵が綺麗なのでイケます!
【夜も日も明けない】★★★
ぜんぜん好みじゃないカップル来ちゃったな〜と思ってたら色々回収される回でした!ストーリーつながった〜
【アフターアライアンス】★★★★
最後までごちそーさまですっ!
逆ナン?(別に逆ではない)から始まったけど、ショータくんたちがメインなわけでもなく、一つのゲイバーで巻き起こる恋愛物語を詰め込んだオムニバスでした。きれーにまとまってます!
1作目は逆ナンかと思いついて行くと、バリタチな女装男子でメスイキさせられちゃうお話。
2作目は親戚の紹介でゲイバーで働き始めるもホモに嫌悪感をもつチャラ男が、強面な店員が女物の下着をつけていることに気づいちゃって気になり始めるお話。
3作目はゲイバーのマスターの学生時代のお話で、タイマンで上と下を決めるヤンキーカップルのお話。
どれもわりと強面のヤンキー受けって感じでした!殴るなどの喧嘩描写もわりと多くて...
きゅんっていうよりは「ケンカ!セックス!」って感じです(は?)。ちょっと表紙の絵柄に騙されちゃいました...w
後半にかけて、全カップルがゲイバーに集合して絡み合うのでとても楽しめました!
女装はかなり苦手です。
女性用下着着用男子はもっと苦手です。
わたしがBLを読むのは「同性同士の恋愛の行き場のないやるせなさ」で切なくなりたいのが一番の理由で、そこにほんのりと「異性」要素が盛り込まれると拒否反応が出てしまいます。
この作品には上記の苦手が両方出て来ます。
でも楽しめた。楽しく読めてしまった。
3CP出て来ます。
まずは女装子。
この女装子はぜーーーーーーーったいに男の格好の方がいい!イケメンなのに女装すると微妙になってしまう。見た目だけ病んでる系にシフトチェンジしてしまう。もったいない!
女顔でいじられまくってめんどくさくなって女装…。もったいない…。もったいないおばけにわたしがなれそう。
調子に乗ってたノンケくんを食ってしまう話ですが、女の格好をしているのに「女友達」と紹介されて傷ついてしまう女装子に同情できず。だってこれで「こいつ、男でえーっとセフレ?」みたいに紹介されたら、ノンケくんの友達が困るでしょうが。ノンケくんの交流関係にも支障が出るでしょうが。
顔のせいで「女」と思われたくないなら女装はなしだよ…、作品の世界では面食いのお眼鏡に敵うほどの「かわいい」設定だけど、似合ってないし…、と思ってしまいました。
でもノンケくんのおバカなところはかわいかったですよ。
お次は女性用下着着用男子。
これもなー、イケメンなんですよ、女性用下着着用男子が。
イケメンのイケてるボディにふりふりレースのついたブラと面積の狭い紐パン。…ぐうう、萎える…。
でももうひとりのイケメン・バーの店長の甥っ子には大好評。解せぬ…。
この作品の前半の甥っ子くんの発想が「ザ・現代っ子」でした。ダイ◯ーに行ったら「ザ・キッチン」とか「ザ・文房具」に混じって売ってるかもしれないっていうくらい量産型現代っ子を、ものすごく腹立つ感じに見事に表現されてました。みちのく先生の観察眼、すごい。
そして最後。いよいよ主役の登場です。
1CP目ではノンケくんが男漁りに行った、女装子いきつけのゲイバーの店長。
2CP目では、女性用下着着用男子と甥っ子くんがバイトするゲイバーの店長。
3CP目で満を辞して登場です。ヨシオ。
高校生だったヨシオと天麻(家が893)は顔を合わせれば殴り合う仲なのですが、それにも飽きて勝った方が負けた方に突っ込めるという新しい遊びを始めます。
3年生ということもあって、進路が絡んできて、天麻がつれなくなったり、いろいろあって、今は天麻は自分の組に入っていて、ヨシオはゲイバーの店長。
という感じで苦手はやっぱり苦手のままでしたけど、最後のヨシオが良かったので萌2です。