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緑土なす きみ抱きて大地に還る

ryokudonasu kimi idakite daichi ni kaeru

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表題作緑土なす きみ抱きて大地に還る

今世王(レシェイヌ)
異能持つ最後の王,26~27
足弱(ラフォスエヌ)
今世王の庶子の兄,36~38

その他の収録作品

  • 祝詞にて若葉に命ずる
  • あとがき

あらすじ

◆誰もが認めるWEB発BLノベル屈指の傑作がついに書籍化!◆
王族に死をもたらす〝王室病〞にかかった今世王レシェイヌ。
王族命の家臣一族「灰色狼」は足弱も王室病に感染することを怖れ、無理やり隔離する。
「看病したい」と足弱がどんなに抗っても、今世王と灰色狼の意志は揺らがなかった。
だが、今世王の病を知って、ラセイヌの支配に野心を燃やす男がいた。
大臣カゴノオ家の長子アルゲは卑劣な手口で、灰色狼たちの手から足弱を拉致する。
足弱を想い病と闘う今世王、監禁された足弱、命を賭けて王族を救おうとする灰色狼の運命は!?
WEB発BLノベル屈指の傑作、ここに完結!
【書き下ろし】今世王と足弱、灰色狼たち……彼らのその後を描く「祝詞(ほぎごと)にて若葉に命ずる」を収録!

作品情報

作品名
緑土なす きみ抱きて大地に還る
著者
みやしろちうこ 
イラスト
user 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
緑土なす
発売日
ISBN
9784799732939
4.6

(169)

(133)

萌々

(20)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
14
得点
771
評価数
169
平均
4.6 / 5
神率
78.7%

レビュー投稿数14

最高です!

先に漫画を読んで小説という流れだったので本を本屋さんで探すの大変でした
ざっと調べたら5、6冊シリーズであったので長編だなぁと思っていたら実質この2冊目で完結してるとわかってびっくり。あとは全部番外編?

面白いと何度も読み返すのですが、やっぱりこの巻が一番面白い!メチャクチャ詰まってる!
激しい生死をかけた争いの後、王族である証が発見されるまであるのが本当に…なんというかすごいボリューム
灰色狼達の献身や今世王との愛情の交換など毎回毎回涙なしには読めません

服を見つけ、理解した時周りの灰色狼達がざっと膝を着くシーンは感動でした

水明との過ごした時間、全て終わってもそこにいる今世王に会えないやり取り、その後のオマエ草を全部レシェに渡して欲しいと無口になるラフォス。
全て心を打ちました
素晴らしすぎてこの作家さんどんな人なんだろうまで考えてしまいました
本当に寝食忘れて読みました

1

神作品2

続き読みました。いやぁー兄上様愛され過ぎてますなぁ めちゃくちゃ面白い!ただただ庶民の生活をずっとしていた兄上にとっては王族の人目を気にしない愛情が恥ずかしいですよね たくさんの愛を注がれて兄上さまがどんどんと強くなっていく姿が本当に心強い、人ってこんなにも強くなれるんだなぁって兄上を見て思いました。読み手としては兄上さま目線で展開を追っているはずがいつの間にか弟の王様目線にもなってどちらからも感情移入して結局二人が大好きだになっちゃいます。

0

壮大なストーリーに、ページをめくる手が止まらず

ちょっと、もう…読後すぐの今、言葉が出てこない…!激動すぎる2巻の展開に、1巻以上にページをめくる手が止まらず。
今日出かける用事があったんですが、駅まで歩いてる時間すら惜しくて早く読みたいと思うほどの、内容の濃さでした。

やー…こんなすごいスケールの物語、どうやったら思いつくんだ。。

レシェイヌの発病とそれによる足弱の避難、そして家臣の裏切りと拉致、奪還ー

1巻では出てこなかった「悪役」たちが炙り出されるように出てきてハラハラしつつも、最後にはスカッと成敗されてグッと拳を握りました。

色々、感じたことはある(はず)なんですが、なんといっても自分の中では、水明ーーーー!!!!( ; ; )

もう、もう、”従者の、主への献身”大大大好きな自分にとっては神がかった存在だった……
7年。7年間、辛い辛い環境で隠れた仕事をしてきながら、思いがけない危機によって足弱の世話を一人で焼くことになったことを「僥倖」と言ってのけるなんて…もう、これは一つの「愛」だよね、と、感動で涙が溢れてきて、しばらく次のページに進めませんでした。。

最後の「完」の文字を見て切なくなりましたが、これ、続刊まだ何冊かある!ということに気付き、早速3巻もポチ。

夜を徹してシリーズを読み耽る日は、まだまだ続きそうです。。はあ、楽しみ。

1

<水明>さんと<眺望>さん熱い…!

本筋ではなくちょっとズレた所に1番の萌え(燃え)を感じている自覚があるんですが、私は灰色狼達が大好きで、実はレシェイヌラフォスエヌカップル自体にはあまり萌えていません。
もちろんこの2人の、王族という確固たる立場と異能と関係性があってこそ、周囲の人物にも相関図が成し得る訳で、土台としてとても重要で必要不可欠な物を担う2人だという事は理解できています。
ただ、個人的な趣向を言うと見た目もあまり好みとして刺さらないタイプで、性格も刺さらない(足弱の優しさや人間性を素敵だと思っていますが、ラブというよりライク)状態で手に取った作品だったりします。
ファンの方々にはなんだこいつと思われるかもしれませんね。
そんな訳で、お楽しみな筈の性行為シーンも前のめりでは読み進めておらず、寧ろ分かったよ、お腹いっぱいだよ~ってなりがち...ゴホゴホ。
なのにそれ以上の魅力があるんです。
お上手だな面白いなー!と、一作ごとにすごく滾る山場が存在しています。
それは私にとって脇キャラたちにスポットが当たっている時だったり、恋愛話ではない王族の話の時だったりします。
間違いなくBL小説なのですが、そこを目当てに読んではいません。
すごい小説だなと改めて思います。
灰色狼達の思い、その身を賭けた王族への敬愛、親心にも近しいような優しい気持ちたち、それらに胸を揺すられ読み進めています。
なんでここで涙腺にくるかな?って自分でも驚いたりしたのですが、その思いにやられて目頭が熱くなったりするんてす。

本作では<水明>と<眺望>がラフォスエヌを逃がそうと剣を振るい血の雨を降らせる戦闘シーンが躍動感満載であまりに熱くて。
面白すぎてページをめくる手が止まらなくなりました。
逆に言うと、レシェイヌとラフォスエヌのシーンに戻るとページをめくる手が遅くなるのが緑土なすの私の通例のようで、本作もそうなりましたが。
2人に全く興味がないわけではないのです、恋愛要素にあまり惹かれないだけ...書き下ろしの名付けのシーンは素敵だったなぁ。

脇キャラといえば、ワンさんもとてもよかった。
いつも穏やかで聡明で親切な人だけど、心のどこかで文系の人だから力技(暴力)には弱いのかもと思ってしまっていたのかもしれません。
ごめんねワンさん...身を捨てた決死の行動に胸が熱くなり、彼はどこまでも筋の通った人間性なのだと知らしめられました。
今回かれは痛い目にあってしまったけど、春の予感を感じる出会いがあったのでうまくいけばいいなぁと思いました。

海老にしてもオマエ草にしてもこうやって話が繋がるのかと考えてもいなかった展開で繋がっていくのも楽しかった。

このお話にハマる人は、ど真ん中の完全なBL読者というよりも一般作の小説も沢山手に取ってこられた方々なのではないかと私は思います。
こんなに脇キャラにスポットを当ててそのキャラの心情や目線に切り替わる作品は珍しい。
場面転換の時系列が行ったり来たりして読みにくい時もありますが、そんなことよりそのことを掘り下げて読ませてもらえることに価値があると思う作品です。
私は脇キャラたちが大好きです。
選べないくらいどのキャラも好き。
特に好きなのは<命>さんかな。

今頃読み出した新参者なので、こちらの作品は既に5巻まで出ていたため、まだまだ続く長いお話なのだと思っていたのですが、この巻で完結だそうです。
本編は完結で、残りの巻は番外編などのファンブックのような本なのかな?
本編よりも番外が長いというのも珍しい。
私のような脇キャラが好物な者にとってはありがたいお話が詰まっているようなので、楽しみです。

2

灰色狼たちの献身ぶりが泣ける

サブタイトルと一巻の不穏な終わりから、不安になりながら読んだ。前半に一度ピークを迎えて残り半分どうなるかと思ったら、最後に老人との決着が描かれていた。気になっていた点が綺麗に埋まり、読後の満足度はとても高い。

一巻から引き続き、灰色狼の魅力に引き込まれる。万が一に備えた全国各所への潜入とはトンデモ設定……と最初は思ったが、徐々に納得させられ、展開の面白さにどうでも良くなってくる。それどころか灰色狼たちを全力で応援し、献身ぶりに感涙するまでになっている。特に後の水明の独白が好き。

視点はいろんなサブキャラに移り、視点主が足弱を理解する過程とともに伝えられるので、主人公の様子と周囲の反応が同時に分かるのが楽しい。灰色狼視点はどれも王族に好意的な解釈がなされており、読んでいて癒やされた。
また変な感想だが、前に出て来た事柄との矛盾があっても、それぞれのキャラの推測だからと言い訳が成立していて、上手いと思った。

足弱は相変わらず頑固で、自分でできると言い張り転んで手を焼かせることを繰り返す。この行動はまさに老人といった感じで、育ての親の影響力を思わせる。
足弱を拾い育てた老人の心境は今世王の推測でしか語られなかったが、少々驚いた。こういう形の人間の浅ましさがファンタジーラノベで描かれるとは思わなかった。

洗脳が解かれたというか呪縛から逃れたというか、戸惑いながらゆっくり変わっていく足弱と忍耐強い今世王と献身的な灰色狼で迎えるエンディングはほろりと泣ける。一巻で印象的だった死の大地からの吉報があのタイミングなのも、涙腺を刺激してきて良かった。

BLとしては足弱と今世王のお話だけど、なにより灰色狼という魅力的な一族に惹かれた。二人には、王族の喜びを糧に生きる彼らのために幸せになって欲しいと願わずにはいられない。面白かった!

2

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