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兄弟の恋愛(相姦)が話題になっていた作品ですが、1巻から読んでみると、面白い。兄弟が一生懸命に不幸の連鎖から這い上がろうと努力しています。尚人が打たれ強い苛められキャラで 応援したくなります。尚人の為に購読しています。
父の事業の失敗と家出、母の死、暴漢に襲われた事、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)に向き合うことの難しさの方が、重要なテーマになっている作品でした。
相姦は、エジプト時代の王家がそうだったし、崩壊した家族を支えていくためにマサキには尚人が必要だっただけ、と理解した方が良さそう。あの妹と弟のキャラは、父親似という設定みたいです。
父親がどうして不倫に沼ったのか興味が湧きますが、どうでもいいことで、事業に失敗したときに逃げ込んだ女性なら、お金次第で切れる縁の二人なんじゃないかと思います。
兄弟妹の中で、母性や無償の慈愛を備えていたのは尚人が一番だったんですね。家族をまとめる見えない核だった。母親似が尚人だけだとしたら、尚人も母に似て、一度心に歪が生じると脆いのかもしれない。
1巻を無料で読んで。意外と面白いので4巻以外、電子書籍を全部レンタルしてしまった。4巻は、番外編を先に購入していたので、ダブルので買わない。読まなくても支障無さそう
文章の構成や文体を読みにくいと言われる方もいるようですが、慣れたら気にならない。書かれている内容に引き込まれました。
今3巻を読んで居る途中なので、とりあえず読了の記。
1巻は尚人に対する愛情が見えなかったのですが、2巻になるとだんだんまーちゃんの尚人ラブが見えてきて嬉しい。そのため萌にしました。そしてドロドロに拍車がかかってきた2巻、本編300Pほど。
酔っぱらって強引に尚人を抱いてしまったまーちゃん。冒頭で関係改善を図るべく、「今度はちゃんとキスから始めよう」と言って、でろでろに甘やかし始め・・と始まります。
篠宮家以外の方々は
桜坂、中野、山下(尚人の親友)、真山千里(篠宮父の不倫相手)、瑞希(千里の妹)、門倉俊介(真山姉妹の幼馴染)、西城、野上(尚人の同じ高校の生徒)、桐原和音(雅紀の同級生、美人さん)ぐらい。
**色々
だいぶ読みやすくなりました。時系列が飛ぶところは少しありますが、尚人の高校での襲撃事件を軸にお話が流れるようになったので、1巻よりずっと読みやすいです。
そして1巻はまだまだ混乱していた尚人ですが、尊敬している大大大大好きだった兄が「ナオは誰のだったっけ?」と耳元でささやき、優しく抱きしめ、柔らかく愛撫し・・とどんどん絡めとられて行きます。長いなあと思う言葉責めっぽいシーン、少し飽きちゃうところもあるのですが、まーちゃん好きすぎるためナオと一緒にどろどろ蕩けていく心地です。
で、この巻の個人的山場はというと、高校における尚人のお友達!なんとなく深窓のお嬢様感ある尚人を庇護してしまうんでしょうね・・今回尚人は、ある人物に理不尽な理由で襲われてしまうのですが、それを守るのが桜坂!勿論、まーちゃんもナオを守るんですけど、桜坂カッコいい。この後、まーちゃんとがちでやりあうのかどうかちょっと楽しみです。
裕太もどん底ひきこもり生活から少しずつ変わってきていて、今回父親に逆襲!そしてまーちゃんにはナオといたしているところを見せつけられる!でも負けない!強いです。3人で篠宮の家で暮らすんだ!と一生懸命になりつつあるようです。
しかしこんだけ色々ある家もなかなか無いよなと思う、篠宮家のドロドロ話でした。
前巻で、タブーだらけだった一家のお話の2巻です。
そんなタブーだらけになるキッカケを作ったダメ親父、今回も半端ないダメっぷりで兄弟を振り回します。というか、尚人が事件に巻き込まれて、不運に拍車がかかっているのも、読んでいて辛いです。
絵に描いたような悪役の、父親の愛人の妹の存在や、事件を起こした妹の幼馴染とか、ほんとイライラします。
でも、引きこもりの末弟に少し変化があったり、長男と次男の関係が甘くなっていたりしていたのは嬉しかったです。
おまけに、父親っ子だった末弟が、家の権利書を盗みに来た父親をバットで殴った時には、スカッとしました。
長男が、次男との恋を末弟に告白する場面が、次男への恋心や執着が伝わってきて好きです。
二人のエッチを見て興奮している末弟に、今後この二人に絡んでくるのかと期待しちゃいます(笑)
というか、不幸はとめどなく押し寄せるわけですね(´Д⊂
少しぐらいの手加減はないものかwwww
というわけで、第二巻であります
父が失踪し、母親が死に、兄に犯された尚人・・・
それでも少し落ち着いた頃に現れた女は、父の愛人の妹
この女の発言にイラっとした読者は多いことと思うのです
なんだろうね、不幸のどん底を一緒に見てたからかな・・・・
何を言ってるのこの人・・・な場面なのでありますが
その後の尚人の冷たい言葉がまさに事実であり、正論であり
余計に胸が痛かった。
知らなかった事実に打ちのめされる妹さんと同じく胸がシクシク
その後の暴力事件、実父が家に泥棒に入って末弟に腕おられたり
スキャンダラスな事件の多い今回。
もろもろ心臓には悪いですが、面白かったです。
正直、1巻のはじめは読み流しだったんですが、シリアスになると俄然上手いよね。
面白かったです。
兄と弟の情事事情。
ガツガツという感じではないのですが、そのぶん、ねちっこくてエロくて良いですw
弟くん、ペラペラっと見てた時は、尚人のことを好きなんだと思ってたんですが
そうでもないのかな・・・そういう次元で生きているわけではないのか・・・
ん~・・・・なんにせよ、兄弟ものBLは数ありますが
禁忌をうたい、異質であることを全面に出している分
背徳感をものすごく感じます。兄弟がイチャイチャしてる作品をみるとなんだかモヤモヤするのはこの作品のせいだろうな~・・・
冒頭から尚人視点で雅紀との関係が語られ「二重螺旋」では、よくわからなかった二人の関係に納得。
尚人は、家庭崩壊以前から雅紀の愛(恋愛という意味でなく)が自分を保つために必要不可欠でした。
捨てられ続けた尚人の拠り所が雅紀で、篠宮の家があり弟の裕太がいて今の尚人がいるんですね。
今回、父の愛人の妹、真山瑞希の勘違いな登場により事件発生。
全てを巻き込んでのスキャンダルへと発展していきます。
歪んでいようが間違っていようが様々な困難を自らの力で乗り越えてきた雅紀は揺るぎません。
裕太も父とのしがらみを断ち切っていきます。
兄弟物語へと進展するのかな?