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表題作お日柄も良く

藍崎 航平,飲食店店長
藍崎 柊太,大学生

その他の収録作品

  • それからの話

あらすじ

幼い頃からの憧れの人だった航平と養子縁組で晴れて夫婦となった柊太。保護者的な立場から抜けきれない航平に対し、本当に彼が自分を妻として見てくれているか、柊太はいつも不安を抱えていて!?天然鈍感ハンサム旦那と純情一途な新妻男子の、すれ違い年の差夫婦の恋の行方は……!?

作品情報

作品名
お日柄も良く
著者
まさお三月 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403665806
3.7

(118)

(36)

萌々

(36)

(31)

中立

(6)

趣味じゃない

(9)

レビュー数
17
得点
423
評価数
118
平均
3.7 / 5
神率
30.5%

レビュー投稿数17

受けキャラが苦手なタイプ

すみません正直言ってしまうと、柊太みたいなキャラが苦手でして。
見た目もだし、言動があまりに子どもで。
相手のことを理解するとか信頼するとかそういう姿勢が微塵も感じられず、自分の要求、わがままばかり主張する。

航平を信頼していないから、些細なことでも嫉妬して拗ねる。

航平が柊太を安心させてやっていないから、柊太が不安になる、と言われていて、それもあるんだろうなとは思いましたが。

航平もよくわからない。
柊太を好きで、誠実に接していそうなのにそうではないてこと?

すみません、萌えも共感もなく、話を追うのに精一杯でちゃんと理解できていないです。

0

お幸せに

淡々とお話を進めるイメージの作者さんですが、とても惹かれる作品が多い作者さんでもあります。
理由を考えてみると、リアクションと絵の雰囲気、今もどこかで送られていそうな日常感が好きなのかなあという結論に至りました。作者さんの描く天然キャラも好き。

子供扱いされたくない柊太に兄分として大人としての格好よさを見せたくて頑張ってた航平が、負けを認めるまでのお話し。

第1話がなんと第3者(二池)視点で進むという驚き。
航平と柊太はこの時点で養子縁組を組んでいる夫婦。
その2人の仲を勘違いをして、はまたま三角関係と思い込み話は進んでいく。
のですが、私もすっかり勘違いしました。二池が横恋慕のちょいと泥沼系かと思ったら一ミリもそんなことなくて、1話ラストは二池と一緒にええーーー!?です。

もうもう柊太かわいいい。
大好きな航平とたくさんエッチしたいのに、いつも1回しかしてもらえなくて拗ねてる。
名実ともに夫婦になりたくて、二見に愚痴ったり考えた結果、ノンケの航平のために豊胸手術をすると言ったり酔ってエッチのおねだりしたり。
どこからみても、可愛い。
泣き方が「あーーーー!」なのも赤ちゃんみたいで愛しいです。

登場キャラほとんどに天然入ってて癒し気分満載でした。
女性キャラ(元カノなど)が多く登場するは作品は合わない場合が多いのですが、こちらは楽しく読めました。
みんながカップルを応援している姿が微笑ましい。

タイトルは書きおろしに掛かっているのかな。
式のときまで地雷を踏み抜く航平と行方不明になる柊太。
歳の差がある分2人はずっとこうなんだろうな~と未来も想像できて最後までにこにこしちゃいました。

エッチは少なめ
局部描写なし

2

養子縁組済カップル

今までまさお三月先生の作品はそんなにハマらなかったのでが、これは非常に良かった!!と思ったら、ちるちるのレビューではまさお先生の中で然程の位置にもなく、びっくりしました。何故?!

二池(ふたいけ 柊太と同じ大学)のキャラかとっても良い。出水(いずみ 二池の元カノ)のキャラもいい。まさお先生作品の脇キャラはもともと好きなのですが、女性の絡ませ方もお上手だったのですね。
コメディで楽しめ、かつBL漫画としても十分楽しめました。

柊太(大学生 受け)の「な?言っただろ航平さん淡白だって」の後の航平(カフェ店長 年上攻め)の顔よ。年上攻めの焦る様ほど萌えるものはない。

航平も覚悟して養子縁組してるわけで、皆んなそんなに苛めてやらんでもと思いつつ、萌えられて可愛くて面白かった!大満足!

2

ぐるぐるしつこい?

うーん。同性婚からスタートするお話ですね。
夫の航平は嫁の柊太の幼稚園からの初恋の相手。
近所の憧れのお兄ちゃんから初恋へ。でも何度も失恋を繰り返しとうとう柊太が高校三年の時にお付き合いが始まり、柊太が二十歳の時に結婚。養子縁組をしました。
が航平は淡白でいつまでも保護者的で。

柊太がずーっと航平にヤキモチを焼いたり、もっと妻として求められたいとぐるぐるヤキモキの繰り返しで。

航平にも言い分があり柊太の初恋の相手だからこそカッコ悪い所は見せられないと。

最後は航平が嫉妬して柊太を家出先の友達の家から姫抱っこで連れ帰りやっと強引に求められ…。

うーん。もうちょいなんかこう物足りない。柊太と航平のやり取りや柊太のぐるぐるに飽きてきました。

柊太にとっては初恋で航平にとっては最後の恋と言うのは良かったですね。
しかし女好きの航平がいくら一途でも柊太と結婚してくれるとは。確かに柊太が不安なのもわかるかも。

2

安定の変な人

もう、まさおさんなので、今度はどんな変な人が出て来るかな、と思って読み始めました。これは、変な人がサブだったかな?無理やりsろ、めんどくさい人が主人公だった。

超絶ニブイ大学生の視点で語られるこの作品、その友達は養子縁組をしているにも関わらず、付き合いたての恋人みたいに不安でうじうじしてて、相手を信じられない柊太。誰に恋をしてるのかな、と誤解に誤解を重ねたが、喫茶店のマスター。航平だと知ってビックリ。

何にも動じない、恋にもくよくよせず鈍感なこの柊太の友人と、柊太は良い対比。
しかし柊太がウジウジし過ぎててイラっとします。

そんなわちゃわちゃを楽しむ作品。

1

斬新な目線展開。

なんだこれは!!

と、読み進めていくうえで、すごい衝撃だった。

二池がBLの主人公と思ってました。

店長かな、藍崎かな、どっちとくっつくのかなって


結局お騒がせカップル(夫婦)かよ!ってなるんですが

そのカップルはメインなんだけど

なんかメインって感じがしなくて、BLなんだけどなんだかBLっぽくない

そして好きになれない。。。

でも、二池と出水さんが好きすぎて(普通のカップル

いい人たちすぎる。。。

二池くんのおっさん趣味?もいい味出してます。

数年後の話で
「出水さんと二池くんが来てるよ」っていう店長のセリフに

「また出水さんの愚痴聞かされるのかなー 本人となりにいるのに」
っていう藍崎のセリフが

二池くんと出水さんの良さが出てますよね~

1

ただただ構成がもったいない…

まさお三月さんの作品を朝から読み直しております。

7話編成で1組のCPの出会いから現在、そして数年後まで読めるこちら。
舞台が喫茶店、攻めは長めの黒髪イケメン、受けは眼鏡と好きな要素が詰まりに詰まっているというのに思う存分萌えることができず。

全ては構成のせいではないかと。
作品を楽しめる大きな鍵を握っているのは、登場人物への思い入れだと考えています。
「おもしろい子だな」でも「笑える」でも取っ掛かりは何でもいい。
「この子/この人、好きだなあ」と思える登場人物が見つかったら、ストーリーへぐんぐん引き込まれる。
そういうひととなりって、恋をしている過程が一番分かりやすいのですが、この作品ではあえての既婚設定スタート。馴れ初めも何も分からないまま、読者に分かるのは① 喫茶店の店長と大学生はご夫婦 ② 店長はモテて、大学生はヒス気味という少ない情報の中、読み進めないといけないのです。
まさに世話焼き大学生・二池と同じスタンス。
「初めまして」からの空気読んでいこう感満載の中、BL脳なわたしたちは二池より先に「あの2人が夫婦だな」と気付くわけですが、だからと言って2人のどちらにも思い入れがない。だから他人事なのです。

2話目の途中でやっと二池がわたしたちの水先案内人というか、代理人のような立場なのかな?と気付くものの、興味のある内容をもっとがっつり聞いてほしいのに!という歯痒さが残る。

3話からようやく馴れ初めが読めます。
ここから先がとっても良いので、なぜこういう順番にしたのか。奇を衒わずにふつうに読ませてもらえたら…という気持ちが強まってしまう。

「こんやくはき」のコマの柊太はすっごく可愛いし、指輪のエピソードも良い。柊太の健気な思いも切ないし、さすがまさお三月さん!という魅せ方をしてくれています。
兄として、初恋の相手として、今は夫としても恥ずかしくない自分でいないといけないという気持ちが先に立って、「恋人」としての自分を出せずにいる店長も萌える。既婚設定ならではの「結婚したからすぐに夫婦になれるわけじゃない」という流れも、2人それぞれのジレンマの描き方も良いのです。
「お前にとっては最初でもオレにとっては最後だからー」のくだりなんて、胸が引きちぎれてしまうかと思うほどの感動です。

それだけにもっと最初からこの2人に肩入れして読みたかった!
最初の2話でえろすでしか愛情を測れないヒス気味な受けと、そんな受けをフォローしない八方美人な攻めというイメージが固まってしまって、うまく流れに乗り切れなかったのが残念でした。
ただたしかに二池は必要。二池の元カノも重要なので、この2人をどう自然に登場させるかと言われたら、こういう方法しかないのかなあ。うーむ、悩ましい。

1

結婚前に解消すべきだったすれ違いを結婚後にしてるとしか…。

発売直後に買ったけど、レビューがというか気持ちがうまくまとまらずに放置していた作品。
程よく内容を忘れているので再読してみたけど、やっぱり何度読んでも、新婚なのになにをこんなに受けはイライラ心配して嫉妬して怒っているんだろう…って思ってしまうんです。
町内会のお付き合いのバレーボール大会に、攻めの事を狙ってる奥さんがいるからそれに出席するなと怒り、攻めが折れてバレーボール大会を欠席すると言うとようやくホッとする…みたいなのって、ただのガキの我儘じゃない?と。
どうせ俺はガキだし男だしムネもないしってプンスカしてわーっと泣く。えっ?今更そこの段階?!みたいな…。

受けがキーキー心配になるのにも理由があって不安になる気持ちも充分わかるんだけど、何よりもそういうのって籍を入れる前に二人で解消すべき問題だったのでは?とどうしても思ってしまうんです。
それは男同士だからとか関係ないと思うんですよね…。男女の結婚だってそういう不安な点はクリアしてから籍入れるもんなんじゃないの?って。
結婚後のすれ違いを描いているのではなく、結婚前のすれ違いを結婚後にしていると私は思ってしまうので、結婚もしてるのに、今更そこ?って感じてしまうのだと思います。
これがプロポーズされた後だったら、すんごく共感できたと思うんだけど…。

主人公カプに関しては中立なんだけど、周りのキャラが好きなので萌で。

4

脇をかためる人たちがとてもいい

この方の作品は絵(眼鏡男子が特に)も話もどれも大好きで、この本も期待したのですが、今作は攻めの航平があまり好きになれませんでした。

結婚していてもう出来上がったカップルなのですが、愛されてる感がない受けの柊太が嫉妬しまくって痴話喧嘩しまくりから始まります。
それを傍で見ていた同じドイツ語クラスの二池がブレーンとなって、航平を誘おうとするところがとても楽しいです。
最後のほうは二池の元カノまで巻き込んでの恋愛相談がとても良かったです。

最初は嫉妬しまくりな柊太に、結婚までしているのに何故そこまで信用できないのかとも思いましたが、過去編を読んで航平の過去の遍歴を知っていたらそんな気持ちにもなるなぁと同情的になりました。
そして、もう柊太のことが好きになっていたのに、告白して断られたらショックだからと告白せず、流されて一夜だけとかいって他の女性となんて本当にがっかりです。今までどれだけ柊太が傷ついたと思ってるんだと思うと好感度だだ下がりです。
そして、過去でも現在でも傷つくのが怖いからと自分からは何も動かず、今までさんざん嫉妬させたあげく、いざ柊太に友人ができて同じことをされたら束縛しようなんて、一所懸命動いては傷ついている柊太が可哀想になりました、というより航平に対して腹が立ってしかたなく、そのことを指摘した友人の肥田にはもっと言って欲しいと思いました。自分は大分年上だし最後の恋だしとか色々事情はあるのはわからないではないですが、これから一生ずっといるのに取り繕っていてはいずれ破綻するだろうというのが何故わからないのだろう。
家出されて反省したみたいですが、もう少しというかもっと傷ついて海よりも深く反省して欲しかったです。

最後にちゃんとけじめをつけたことだけは良かったと思いました。

航平は好きになれませんでしたが、他の登場人物がとても好感を持てました。
特に二池の元カノ出水さん。この方の描く女性はいつも男前な人が多いのですが、
この人もとても男前ですごく好きです。
朴念仁でオヤジ入ってる二池もトンチンカンなこともやるけど、一所懸命柊太を応援している姿は楽しいし、航平の大学時代の友人の肥田と類沢もいい人。
この脇の方たちがすごく楽しく話を盛り上げてくれたので読了感は悪くないと思いました。が、航平の態度がだいぶ後まで好きになれなかったので萌を感じませんでした。

0

恋愛要素が物足りない

結婚(養子縁組)している年の差カプの話。
受けの幼少期(片思い時代)も途中で出てくるのですが、残念ながら冒頭で既に成立したカップルとして出てきてしまっているので、恋愛の過程に感情移入できず、物足りなさを感じました。読み終えた今でも、やっぱり攻めにとっては、恋愛の延長に結婚(養子縁組)があるのではなく、祖母が死んで天涯孤独の身の上となった受けのために、家族という居場所を作ってあげたかっただけではないかな、という気がします。家族愛>恋愛感情でも、現実の夫婦としてはありだと思いますが。

3

脇キャラが魅力的!

新婚さんのドタバタ痴話喧嘩な話ですが、
メインの二人よりも、二人を取り巻く周りの人々がいい!

特に、柊太の大学の友人、二池の元カノ、出水さん!
BLに女の子がでてくると、ウザいことが多かったりするのですが、
彼女はなかなか男前でさっぱり系の性格なので、スッキリする!

最初は柊太がちょっと喧々していて、それじゃあ好かれないよ…と、
余計な心配を。
でも、煮え切らない航平をみていたら、不安になるのもわかるなぁと……

そんな二人掻き回して、更に問題を起こすのが二池で、
そのぐちゃぐちゃを力技で収めたのが出水さんかなと(笑)

なんにしても、最後はすっきり「お日柄も良く」と収まって、大団円。

ちょっと迷ったけれども、脇キャラの魅力で「萌×2」!

4

夫婦喧嘩は犬も食わない

モテ男であっさりとした性格の飄々とした感じの攻め×そんな攻めに3歳の頃から片想いをしてきた一途で純朴な受け
冒頭から もうくっ付いていて養子縁組(結婚)までしており安泰…と思いきや、些細なことで受けが不安になり、犬も食わないような夫婦喧嘩を繰り返しています。

受けは、束縛が激しい我儘っ子なのか?と思いきや、攻めが本当飄々とした感じだし、人誑しで女性を取っ替え引っ替えしている過去もあるので、不安になるのも仕方ないな〜と思いました。

受けも終始攻めしか見えていないし、これといって当て馬も登場しないし、何か特筆して事件が起きるわけでもないのでストーリー的にこれといって起伏はありませんが、ほやほや新婚カップルの夫婦喧嘩を傍でやれやれと呆れつつ、ほのぼの…と見守るポジションで楽しめました。

ほのぼのしていて悪い人が出てこない、緩やかな展開 あっさりめなストーリー(エロもライトで薄口)、砂糖菓子のように甘々……BL漫画読んで癒されたい!ただ萌えたい!って方にオススメではないでしょうか。

「幼馴染」・「おにショタ(過去)」・「眼鏡男子」…わたし的に萌えポイントが押さえられていたので神評価をつけました。

6

甘々で可愛らしいおはなし

飲食店経営の攻め&大学生の受け、という養子縁組カップルの、ほのぼの甘ったるいお話です。

大学生の受けは、初恋の相手である年上の幼なじみと養子縁組し、(実質)夫婦になったものの、情熱的に求めてもらえず攻めとの温度差に悩む日々。
自分が家族縁が薄いから家族にしてもらえただけなのでは、などと悶々としています。

やることはやってるんだし、もし自分の思うほど求めてもらえないからってそんなに不安になるほどのことかなぁ、と思ったりしました。あと、最初の視点キャラが、受けの大学の同級生の天然ノンケキャラで、それにもちょっと首をかしげてしまいました。
いや、とてもいい子だし、いい働きはしてくれるし、この話になくてはならないキャラではあるんです。でもなぜ視点キャラ?
最初は、彼はてっきり攻めキャラか、そうでなくても恋愛関係で絡んでくるキャラかと思いました。なのにただの友人ポジ…。
繰り返しますがいいキャラなんです。大好きです。むしろ受けより好きです。(←) まさおさんの作品は、脇キャラにすごく存在感があって、受け攻めにワイワイ突っ込んだり話に参加してきたりが面白いのですが、さすがに視点キャラにするのはちょっと行きすぎかなと思いました。

そのせいで焦点がぼやけてしまい、受け攻めの行き違いや悩みにきゅんきゅんできず、ラブ方面の萌えは個人的には少なかったです。
ただ、わちゃわちゃコメディBLとしてはとても楽しかった。悪役が1人もいず、脇キャラ全員好感の持てるキャラでした。
ラストのタイマンブーケトスに笑いました。

7

あーちゃん2016

はるぽい様
ご無沙汰しております。私もタイマンブーケトス 爆笑しました。
あのやや適当気味に見える線(先生すいません)で 
描かれた絵が腰砕けを誘って、笑ってしまいます・・・

最初の恋と最後の恋

読み始めは受けさんヤキモチ焼きだなぁと感じたけれど、攻めさんのあの過去の女性遍歴を知っているなら仕方ないよねと納得。
付き合ってないにしても受けさんを好きだと自覚しているにも関わらず酔ってお持ち帰りはやっぱりいただけない(諦めようとしていたとしても)。攻めさんの行動になんだかなぁと思っていても、読み終わってみると全てが必要で、この人だからこそ、と思ってしまうのはやっぱりキャラが魅力的だからだろうな。言葉のひとつひとつにも刺さるものがあります。
まさお三月さんの作品は受けさんと攻めさんがお互いがお互いだからこそお似合いなんだなと思えるので大好きです。読み返さずにはいられないんですよね。
未来も幸せそうで何よりです。
月日や出来事を重ねてお互いに何度も好きになっていく姿が容易に想像できてほっこりしました。
今作もごちそうさまでした!

3

変人というより、一途・直球勝負な受けさん

まさお先生、お久しぶりです!先生の描かれる変人がとっても好き♡
今回は、変人というより、受けさんが一途・直球タイプな方でした。
内容は、ディアプラスに2016年2月~10月に連載された7話と描き下ろし6P。
随所にきゅーーーーーーんと悶えるポイントあり。
ただ、どうやら自分の萌えポイントから少し外れていたらしく、
萌でお願いします。

攻め、受け以外に以下のような方が登場します。
いつものように 色々面白いキャラがいるのでとても楽しい♡
二池:受けさんの大学でドイツ語を一緒に受けてる。友人ではなかったが
   攻めさんの店に通ううちに、受けさんを構うように。
   朴念仁、空気よまない。はた迷惑になるケース大だろうと思うけど、
   やっぱこいつ憎めない。いいわー
出水:二池の彼女。攻めさんの店で二池と喧嘩別れ。
   さっぱりした性格の模様。この姉ちゃん、性格が男前で好き。
肥田:攻めさんの店の常連。攻め受けの関係を良く知ってる。
   攻めの大学時代のサークル仲間。
類沢さん:攻めさんの店で働く美人さん(♀)。癒し系に見える。既婚者。
   同じく攻めの大学サークル仲間。

せつないトーン+大爆笑ポイント多数。
楽しく読ませていただいたのですが、どうやら くっつくまでの過程が
私にとっての大萌えイベントなんだと今回気付きました。

当作は、養子縁組済 というところでスタートして、
ほんとに愛されてるの俺?といったお話だったので、ほんのちょっと
盛り上がりきれなかったです。
受けが素直に喜びをあふれさせるポイントや、半泣きになってる所は
本当にきゅんきゅんだったんですけど・・・

あとがきは最高。何回読んでも笑えます。攻め受けの一大イベント話と
数年後のエピソートちょっとずつ。数年後の受けさん、好青年♡で
いいです~モテると思うんだけどな。モテて攻めをはらはらさせるシーンとか
あっても楽しかったかも。

先生、今回も楽しかったです!次回作もとても楽しみにしています。
1年1冊ペースでもいいので、よろしくお願いいたします!!

4

あーちゃん2016

はるぽんさま
コメントありがとうございます。そうですね、普通に手渡せば
いいんでした、気付いてなかった(笑)
あの脱力絵だけで笑ってました。。。
まさお先生、絵が変わったとは思ってましたが、三大とは。
思わず2007年ごろのを読み返しました!確かに違いますねー
でもあの独特の笑いのセンスは変わってない~やっぱ大好き まさお先生♡

はるぽん

あーちゃんさま。
ブーケトス良かったですよねー。もう、普通に手渡せばよくない…? と思いました。(笑)
まさおさんは個人的に、劇的に絵が変わった三大BL作家さんの1人だと思ってたりします。昔の絵も好きだったけど、今の絵も好きだから問題なし。

片思い描写に切なキュン

雑誌で拝見してキュンキュンしたので単行本発売を楽しみにしてました♪
あー…何度読んでも良いわ+゚。*(*´∀`*)*。゚+

まさお三月さんは初読み。
背景が白っぽくトーン使用も少なめで、さっぱりした画面です。
人物絵がカッコよくて可愛くて魅力的で引き込まれました(﹡´◡`﹡ )


天然鈍感ハンサム旦那×純情すぎる新妻男子の年の差夫婦のお話です。
すでに結婚してる関係から話が始まり、過去へと遡ります。

2人の出会いは受けが3歳。
それからずーーーーっと攻め一筋に片思いをしています。
その描写が切なくてキュンキュンする(∩;///;∩)

攻めはホンット罪作りな男なんですよね。
無自覚の人タラシなのがタチ悪い。
片思い中の時の受けは、心臓が飛び跳ねたりシュンと落ちこんだりと一喜一憂(;ω;)
受けの片思いを知っても全く態度が変わらないのが、逆に何とも思ってない現れのようで…。
せめて多少の動揺や触れるのに躊躇するとかあれば良かったのですがね。

受けは何度も何度も失恋気分を味わいながら、
自分の恋心に蓋をしてひっそり想い続けてる姿がとても健気でした。

なのに攻めときたら…( -"-)و ̑̑
ヘタレか!!
受けが好きと自覚しながらフラれたらヤダな…と考えた結果が
別の女抱くって何だよ!!!

結婚後の受けは女々しかったり下らない束縛したり…とあるけれど、
そんな経緯があっての結婚なので不安が付き纏うのは納得でした。
年の差がある。
想い続けた年数も深さも違う。
夫婦のはずなのに、いつまでたっても保護者のような会話。
ほっといても女の方が寄ってくるイケメン。

不安材料を集めたらキリがない上に、どんなに訴えても攻めはまともに取り合ってくれず。
受けは必死で「夫婦」の実感が欲しくて空回ってるのが可哀想です。
側から見れば十分愛されてるんですけどね…。
受け取る本人に実感がないのがもどかしい。

攻めは攻めで色々と悩みがあったようですが。
前半は飄々として何考えてるのか分からなかったので、
後半になって感情が前面に出てきたり
弱々しい本音を漏らしたりする姿がすごく萌えました(∩´///`∩)
受けの友人・二池くんを威嚇するのめっちゃカッコよかった!!!

そんな2人を見守る周囲の人々も良かったです。
二池くんの真面目で素直なお馬鹿さが微笑ましいヾ(*´∀`*)ノ
腐れ縁が続きそうな(元)彼女がいるのでスピンにならないのは残念←

笑ってしまったのは、夜の夫婦生活を周囲に相談するからすべて筒抜けww
攻めから強引に求められたいとの念願が叶った翌日、「強引だった………///」って報告して二池くんと彼女が万歳して喜んでたのに吹きましたww

そんなあけすけな部分も含め、周囲の手を借りながら愛を育む新婚さんにキュンキュン♪
楽しく萌えを感じられました( ´͈ ᐜ `͈ )

6

一途な受けさんのお話

作家買いです。

内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。





喫茶店店長×大学生。
というCPのお話ですが、序盤は受けくんの大学の友達・二池くん視点で始まります。

喫茶店で彼女に振られた二池くん。
そんな二池くんの愚痴を聞いてくれて、そして慰めてくれたのが、その喫茶店の店長・航平さん。
そんなやさしい店長さんに惹かれてその喫茶店の常連さんになる二池くんですが、その喫茶店にいつもいるのが大学で同じ講座を取っている柊太くん。

通い詰めるうちに、店長さんと柊太くんは養子縁組した親子という関係だと知らされます。
けれど柊太くんの視線はいつも店長さんに向いている。
喫茶店の店長さん(イケメン)と、その喫茶店の店員さん(美人)は結婚している(らしい)。
柊太くんは美人の店員さんに惚れている?
なのに父親と、惚れた女の人が夫婦で、つまり柊太くんは失恋しちゃった?

と思い込んだ二池くんですが、実は…。

というお話。

序盤こそ二池くん視点で話は進みますが、徐々に柊太くん視点へ移行していきます。が、出だしが第三者視点というのはちょっと斬新で面白かった。

子どものころから航平さん一筋だった柊太くん。
3歳の時に両親を失い、親戚のおばあちゃんに引き取られ、航平さんには家族ぐるみで仲良くしてもらっていたという過去を持つ。

ゆえに、いつまでも子ども扱いされている気がするし、本当に『夫婦』になれているのか、もともとノンケさんだった航平さんが、男の自分で満足できているのか、という柊太くんのグルグルな思考が描かれたお話です。

客観的に見て、航平さんは柊太くんを愛しているし、大切にしている様子がうかがえる。
なので柊太くん自身が、航平さんの気持ちを信じられるのか、という所に終始してしまう。

航平さんのことが好きすぎて。
自分に自信が持てなくてネガティブな思考になってしまう。
という柊太くんのことが好きになれるか否かでこの作品の評価が分かれる気がします。
ネガティブな受けさんて個人的に萌えポイントではありますが、柊太くんはちょっとネガティブすぎるというかわがままな気がしたのが残念と言えば残念でした。
だって町内会主催のバレー大会に出るだけなのに「浮気だ」って責められてもねえ…、という。

基本ネガティブでグルグル志向の柊太くんなのでシリアスな雰囲気になるかと思いきやならない。
二池くんの存在があるから、だと思います。

まさお作品によく出てくる、ちょっと天然というか、あほの子というか。
でも憎めない。
そんな男の子。
二池くんのアドバイスで彼シャツ姿で誘ってみたり、酔っぱらってエロいムードを出そうとしたり。
あほな子・二池くんのアドバイスなのでちょっとずれていて、でもそこがまた可愛い。

すでに恋人→養子縁組まで済ませているカップルであることと、彼らを取り巻く周囲の人たちがそれを認識し受け入れてくれているので、柊太くんの恋心、というシリアスな面がメインではなく、バカップルと彼らを微笑ましく見守る周囲に人、という図式で成り立っている、ほっこり可愛らしいドタバタコメディでした。

まさおさんの作品はおそらくすべて読んでいると思いますが、絵柄が綺麗になったなあとしみじみ。
航平さんはもともとイケメン設定ですが、ビジュアルが本当にカッコいい…。
無造作に長い髪の毛も、ボタンをあけて着こなすシャツ姿も、エプロン姿も。

中身もイケメンだし、とってもツボに入る攻めさんでした。

5

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