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初めてこれを読み始めたときの第一印象。
“ああ、クールな優等生タイプと、セクシーなやんちゃタイプの組み合わせね……”と思ったのを覚えています。ダンスもスタンダードとラテン。失礼ながら、いかにもありそうなパターンだな〜と。
優等生とやんちゃなのは基本間違ってはなかったけど、この二人はそんな類型の中に収まるようなキャラクターじゃない……と思い知ったのは2巻以降を読んでから。
1巻はまだ序章も序章、ダンスの世界への導入の段階でした。
鈴木が初めて帝王のリードでワルツを踊るシーンが好きです。
あと、一緒に練習をしだしてから初めて離れ離れになったときの、何だかんだ言いながら嬉しそう〜に電話する二人。
この楽しそうで嬉しそうな空気感、これが原点だよなと、いま8巻まで読んだ時点で振り返るとしみじみ思います。
はっきり言って、読み慣れない語りです。
BL誌から青年誌に移籍されて、とコメントされていましたが
読んでいて何となく感じる違和感、
コマ割り、行間の埋め方、見開き絵で表現されることの多いクライマックス
そして、読者に補完を委ねる分量の多さが
BLを読み慣れている自分としては強引なところを感じなくもない。
BL読者というのは、細やかでいて、あらゆる機微の表現を日頃から浴びるようにして読んでるんで、ある程度自動的に読み取る能力に長けてはいるんですけど、正直、ちょっと頑張って読んだ感がありましたね…
なので、星5寄りの4点代の評価なんですけど、
それでも最高だな、と思ってしまうのは
作者様が描こうとしているものの熱が半端なく、惹かれるものがあるからなのかな。と思います。
強いて言うなら、ここまで強引に引き込まれていくなら
もっと小難しくてもいい。ヲタクなんで…笑
特に、ダンスの場面では専門的な説明を入れて欲しい
だって、もっとリアルに知りたいから。
割と一枚絵が多い印象なんですけど、どんな動きなのか
想像したいなーじゃないと、どうしても説明調にならざる得なくなる。
キャラの表情と台詞だけで、この熱量を語るのは勿体ない。
なんか評価は高いのに、レビューは辛口になってしまいましたが、
熱量がとてつもない、ライブ感のある漫画は久しぶりで良かったです。
続きも楽しみに読もうと思います。
井上先生がXで拡散希望と書いてあったので!
全巻重版が決まったそうです!やったー♡
新年には買うことができそうです!
最近試し読みでハマりにハマり、
電子だと見開きの迫力ダンスシーンが
見切れてしまうこともあり、
「紙で読みたい!」と思ったら
どこにも取り扱い無しでビックリ。
しかも青年誌出版に二度ビックリ。
こんな濃厚なBLが⋯尊い⋯m(_ _)m
十数年分のストーリーを
一気読みして興奮さめやらぬまま
テンションマックス、からの
重版、映画化..!サイコーです!
新刊も来年出ることを期待して⋯♡
来年もがんばれそうです
ありがたやまm(_ _)m拝
競技ダンスがメインのスポコンストーリーで恋愛はそんなに主張しない内容を想像していたのですが、めちゃくちゃラブコメでした(笑)
ダンスしながらラブコメしてます。
結構な頻度で笑わせに来るのでコメディとして面白かったです。プリンセスになっちゃうリードでめちゃくちゃ笑いました。
恋愛要素に関してですが、ダンス込みで本能で惹かれあっている状況なので、人間ドラマ的な距離詰めを楽しみたい人には物足りないかもしれません。
ダンスを通して惹かれ合う描写が面白かったので私は満足です。
一巻の本編ラストはやる気はあるのに上手くいかないしんどい引きでしたが、当人達にしか分からない何かが伝わってきて良かったです。
特別編は内容自体は好きですが一巻の巻末には適していない内容に思えました。プロローグっぽかったです。
ダンスを教えあうことになる鈴木と杉木。鈴木の方はそもそもなんでそうなっちゃったの!?からスタートします。
安易にBL展開にならないのに、キュンキュンします。何気ないポーズが、ダンスシーンがとにかく色っぽい!!そして、お互いのダンスを尊敬する中で、惹かれあっていく2人。しっかりBLになっています。
くすっと笑えるシーンもあります。2人がまじめにやればやるほど、ユーモアのあるシーンになっていることもちょくちょく。周囲の登場人物も楽しいです。