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Netflix映画を先に見て、とてもよかったので、原作のコミックを読んで見ました。とりあえず1巻。
映画は1回見ただけなのでもしかしたら頭から抜け落ちている設定もあるかもしれませんが、1巻を読んでメインの二人の背景で知らなかったことを知れました。親同士が反目?していること、房子さんが既婚者であること、アキと信也が子供の頃からの付き合いであること。
あとがきに出版社が変更になったとあり、全然知らなかったので驚きました。「ヤングマガジンサード」に掲載とは、BL作品の掲載誌としてはかなり異色のような。(今は「ヤンマガweb」のようですね。それでも異色)
1巻だとまだ序盤なので、10DANCEの競技会に出場するために練習してばかりなのですが、それなのに面白いです。ソシアルダンスについてなんの知識もなくても楽しく読めました。続きも読んでみます。
なお、BL的にはまだ全然です。信頼関係が少し芽生えてきたくらいです。
そして、前述の映画ですが、改めて、すごく原作をリスペクトして作られた映像作品だということが分かりました。
キャストの皆さんもそうですが(どれほどの努力をしたことか)、映像の美しさ、競技ダンスの光と影、丁寧に描き原作の良さも生かして2時間強にまとめていて(見ている分には2時間が一瞬でしたが)ただただすごいと感じ入るばかりです。
※実写映画化記念で、ヤンマガwebで5巻まで無料公開してます(2026年1月7日まで)
チェリまほの町田くんで実写化ときき、読み始めました。激しいBLではないので、BLあんまり、な方にもオススメ。作者さんのダンスの知識がすごくて勉強になります。驚いたのが10年以上前に発売されていたこと。私は流行りに疎いのですが、この10年でもっと話題になってもよいくらいのクオリティだもおもいます。
ただキャラクターたちの性格があまり掴めません。何度も読んで理解しようと思います。
絵も読んでいくうちに段々と好きになってきます。表紙や扉絵が美しいです。
何人ものレビュワーさん方&ユーザーさんに薦められてたんですが、ずっと絵柄を理由に読んでなかったところ、今回1~2巻が無料だったので読破。
当方サルサのレッスン受けたり、バチャータ・メレンゲも含むダンスパーティーに頻繁に参加してたのもあっていろんな点が気になり、残念ながら自分には合わないと思いました。
<理由>
・絵柄について:パースが… 特に角度によって顔が全部違うのがネックで。
表情バリエの少なさやキャラの描き分けも気になりました。
浦島君(メガネ)がいきなり髪型も髪色も変えてて「誰?」ってなったり。
向井君がいきなりメガネかけてて髪型も顔も体型も全然違って、髭まであって「誰?」ってなったり。
・合同練習が深夜のすごい時間にあり、杉木はさらに朝まで徹夜で練習するという点
表現者、特にダンサーは体が資本なのにな…
受け持つレッスンが全て午後からなのかな?とも思いましたが、リアリティに欠けました。
・ダンサーの配偶者が、踊るパートナーに嫉妬するのが「あるある」だという描写に疑問あり
ラテン国出身なのに感覚が日本人すぎるというか、一番えぇ…と思ったのが
「競技ダンスをやってる限り彼女なんてできやしないでしょ」
んなわけあるかいな
・ワルツからサンバに切り替わってしまうという描写
例えるならば「演歌を歌ってる最中に、曲のリズムは変わらないのにいきなり自分だけヒップホップ調で歌ってしまう」感覚。
自分は音楽に携わる人間なので「んなわけあるかいな」と疑問に思いました。
「バラ見えてきました」の見開きシーンが一番良かったですし、なにより最後に自分の大好きな「Samba de Orly」(しかも歌詞付き!) で踊るシーンがもう、ムネアツMAXでした。
Eliane E○ias大大大好きなので!
(ぜひ曲を聴きながら該当シーンを読んでみてください)
体にマジックで線を引くシーンは「ほんとそれ!」と同意しかなかったです。
それになかなかくっつきそうでくっつかないモダモダを楽しめる長編BLってなかなかないと思うので、そういった意味では素晴らしい作品だとは思います。
初めてこれを読み始めたときの第一印象。
“ああ、クールな優等生タイプと、セクシーなやんちゃタイプの組み合わせね……”と思ったのを覚えています。ダンスもスタンダードとラテン。失礼ながら、いかにもありそうなパターンだな〜と。
優等生とやんちゃなのは基本間違ってはなかったけど、この二人はそんな類型の中に収まるようなキャラクターじゃない……と思い知ったのは2巻以降を読んでから。
1巻はまだ序章も序章、ダンスの世界への導入の段階でした。
鈴木が初めて帝王のリードでワルツを踊るシーンが好きです。
あと、一緒に練習をしだしてから初めて離れ離れになったときの、何だかんだ言いながら嬉しそう〜に電話する二人。
この楽しそうで嬉しそうな空気感、これが原点だよなと、いま8巻まで読んだ時点で振り返るとしみじみ思います。
はっきり言って、読み慣れない語りです。
BL誌から青年誌に移籍されて、とコメントされていましたが
読んでいて何となく感じる違和感、
コマ割り、行間の埋め方、見開き絵で表現されることの多いクライマックス
そして、読者に補完を委ねる分量の多さが
BLを読み慣れている自分としては強引なところを感じなくもない。
BL読者というのは、細やかでいて、あらゆる機微の表現を日頃から浴びるようにして読んでるんで、ある程度自動的に読み取る能力に長けてはいるんですけど、正直、ちょっと頑張って読んだ感がありましたね…
なので、星5寄りの4点代の評価なんですけど、
それでも最高だな、と思ってしまうのは
作者様が描こうとしているものの熱が半端なく、惹かれるものがあるからなのかな。と思います。
強いて言うなら、ここまで強引に引き込まれていくなら
もっと小難しくてもいい。ヲタクなんで…笑
特に、ダンスの場面では専門的な説明を入れて欲しい
だって、もっとリアルに知りたいから。
割と一枚絵が多い印象なんですけど、どんな動きなのか
想像したいなーじゃないと、どうしても説明調にならざる得なくなる。
キャラの表情と台詞だけで、この熱量を語るのは勿体ない。
なんか評価は高いのに、レビューは辛口になってしまいましたが、
熱量がとてつもない、ライブ感のある漫画は久しぶりで良かったです。
続きも楽しみに読もうと思います。
