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表題作あおに鳴く 初回限定版

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あらすじ

ある日、男が落ちてきた。大人びた男子高校生・司朗はその男を助け家に置くことにしたが、どうやら記憶喪失になっているらしい。そしてこの時代の人間じゃない…? その男に“菊”と名づけ、謎のまま始まる二人暮らし。日々の暮らしの中で少しずつお互いを知っていく司朗と菊だったが激しい悪夢に悩まされる菊を見て司朗は…

作品情報

作品名
あおに鳴く 初回限定版
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
シリーズ
あおに鳴く
発売日
ISBN
9784758077699
4.1

(242)

(122)

萌々

(58)

(44)

中立

(11)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
25
得点
985
評価数
242
平均
4.1 / 5
神率
50.4%

レビュー投稿数25

淡々と距離感縮まる

この巻のみの感想です。
めっちゃいい。
まだわからないことだらけで、ラストがどうなるのかちと不安ではありますが、とりあえずこの巻すごくよかったです。

ひょんなことから同居して、ひょんなことから添い寝するのBLあるあるではありますが好きなんですよね。
しかも2人ともキャラがいい。
司朗がクールなんだけど、自問自答していたり、静かな熱があったり。
菊は律儀で落ち着いていて、はしゃいた姿もうるさくなくていい。
そんな2人の相手への気持ちが変わっていく姿が、淡々としながらも確実に伝わる描き方が好きです。
余談ですが、ハレとモノノケの上巻がそういう意味で大好きで下巻への個人的ハードルが高まりまくったことを思い出します。

特に刺さったのは、菊が竹刀を振り下ろす瞬間の大コマ。
姿勢がよく、竹刀がビシっと止まって美しい。
それを見てハッとする司朗の小さいコマ。
(これ他の作品のキャラで見たかったやつ〜と悶えてしまいました)
見たかった構図で喜んでいます。

お家の感じ、畑、浴衣姿なんかもすごく好きです。

は〜ドキドキしますが、続編読んできます。

0

買って損は絶対しない

まずとにかく絵がすごく綺麗で引き込まれました。初めのページの真っ青な空の所めちゃくちゃ好きで読み切りで少し読んですぐ買いました。絶対に買って損しません!!!
色々考察とかも考えられるし解釈によって色んな考え方が出来ます。

ストーリーがとにかく良くて、大正ロマン?とか和装が好きな方にはおすすめします!!!(ただし現代ものです)
描写が少なめなので安心して読めますし、本当に正直攻めが不憫だなと思いました。
切ない系のお話であり、メリバやハピエンとも違う気がしますね。
最後のセリフの考察と、題名はやはり関係しているのかどうか教えて欲しいです

0

迷ってる人の為に書きます

きっちりあらすじを書きますので、知りたくない人は読まないで下さい。
知った上で興味を持つ人もいるだろうし、購入の前に教えてあげたくってレビューします。


懐いていたおじいちゃんが亡くなり、遺品の飛行機を飛ばしていると、見知らぬ男(受け)が池から現れます。
その男は記憶を無くしており、本来怪しいのですが、主人公(攻め)は何故か人助けだとその男を同居させます。
主人公は理由は分からないものの、この不振人物は過去からやってきたと感じています。二人の生活は順調です。でも何も解決せず全体的に怪しさ満点です。(この巻)
二人で暮らす内に二人は相思相愛となります。主人公の叔父が近所に住んでおりますが、この不審者を心の底から許してはいないものの、主人公に危害を加える危ない人物では無いと判断し見守っています。そんな生活の中不振人物も記憶を取り戻し、理由は分からないものの自分は過去から来たと自覚します。自分は昔先日亡くなったというおじいちゃんと恋人で、自分がタイムスリップした事により、死体が確認出来ない恋人をおじいちゃんは心で待ち続けながら、女性と結婚し、子も授かります。けれどおじいちゃんは家族に愛情を向けず、心の恋人をひたすら待つ。そんな気持ちの通わない寂しい家族に育てられたのが、主人公であると叔父からの話で理解。結局自分の都合でタイムスリップした事が原因でおじいちゃんからこの主人公まで含むこの家族を不幸にしたと考えたその男(受け)は当然引き止められるものの、主人公を置いて過去に戻りました。(続巻)

以上です。これを完結したと考えるか未完に感じてしまうのか・・
更にあらすじ(特に下巻)は私の読み取り方で、解釈は様々です。

考えさせられます。好き嫌いを選ぶ作品なのは間違い有りません。

2

謎だらけ

まだまだ謎だらけです。
エピソードも謎なら人物も謎ばかりで。

主人公司朗。淡々としてて高校1年生なのに大人びて。
菊にも大ざっぱにでも負担をかけないように世話をして。畑も料理も掃除もできるようで。
両親はどうしたんだろう。
そして菊の添い寝までして。何を思ってるのかな?
叔父さんに対抗意識があるのかな?もしかしてゲイなのかな?

叔父さん。怪しい人ですね。
司朗のことはいい距離感?ですが…。
なぜか菊を追いつめるようなことを言ったり。
司朗を心配してるようには見えません。

菊。彼がタイムスリップしたのにどんな意味があるんだろう。タイトルにどんな意味が?
頑なに司朗の役に立たなければ!と頑張りすぎて。
毎晩うなされて何があったんだろう。
しかし適応力が高いですね!

続きでどう展開するのか楽しみです。

0

久々に読み返して

この作品と続編も同時に読みました。
しばらく読み返す気分になれなかったのですが、久しぶりに読み返しての感想です。

こちらの巻だけの感想を書こうと思います。
初めて読む作者さんの作品だったのですが、作画が非常に好みで試し読みの後すぐ購入。
巻頭のカラーページの美しさに目を奪われました。
一人暮らしの男子校生司朗と、記憶を無くして突然現れた男、菊(仮名:司朗命名)のお話。

2人は司朗の家で共同生活をするようになり、菊は家事や畑仕事をすることで司朗の役に立とうとするが…というストーリーです。
悪夢にうなされ、眠れないのを司朗に添い寝してもらう事で眠れるようになります。

LOVE的展開になりそうな一歩手前の状態で、そして菊の正体も謎のままto be continuedとなっております。
凄く良い雰囲気のキャラクター達なので早くBL展開キテーと思いながら続巻に手を伸ばしました。
司朗が16歳にしてはやけに大人な魅力を放っており、萌えました。三白眼良き。
菊も古き良き日本男児風なんだけど、なんとも言えない色気をまとっている。影があるのがいいですね。自分のことは俺じゃなく、私と言って欲しかった。

好みのキャラクター、惹きつける内容、BLというには少し早い点などを合わせて考えるとこの巻は萌2かなと思いました。

0

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