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表題作インザケージ

一条廉司(α),由緒ある家柄の長男
望月 陽(Ω),α家系の中で浮いた存在

同時収録作品インザケージ

一条衛司(α),廉司の弟で次男
望月 陽(Ω),α家系の中で浮いた存在

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

"オメガを巡る兄弟の執着愛"

元カレ(兄)+今カレ(弟)×不憫な高校生
ドラマティックに綴られる、愛憎渦巻くトライアングルラブ

◆あらすじ◆
幼馴染であるα・衛司と恋人同士のΩ・陽。
しかし由緒ある家柄の衛司には婚約者がいて、何かと後回しにされていた。
落ち込む陽の前に、初恋の人で衛司の兄でもあるα・廉司が現れる。
彼は陽に「迎えにきた」と告げーー。

複雑に縺れた三角関係の恋の行方は…!?
本能と理性の狭間で揺れる、禁断のオメガバース。

作品情報

作品名
インザケージ
著者
左藤さなゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
発売日
ISBN
9784865894691
4

(195)

(95)

萌々

(46)

(36)

中立

(10)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
20
得点
777
評価数
195
平均
4 / 5
神率
48.7%

レビュー投稿数20

最高の執着愛

Ωに生まれ家族や一族から疎まれ阻害されて育った陽。一条家の兄弟だけは優しく手を差し伸べてくれたけれど、ある日兄の廉司は姿を消してしまう。失意の陽を慰めた弟の衛司と恋仲になるけれど、衛司にはαの許婚が。自分を抑えて苦しみながら生きる陽の前に、突然廉司が戻ってきて…。1人のΩをめぐるα兄弟の葛藤と確執。兄への対抗心と色々を捨てられない衛司に対し陽のために全てを擲つ廉司、その想いの強さは比べるまでも無くて。Ωで生まれてきてくれてありがとうって台詞が嬉しい。運命の番の2人。最後にわかる、実はケージに囚われているのはどちらだったかという…。素晴らしき愛の檻。

0

メロドラマ

左藤先生作品初読みです。この後、6冊読みます。

お家柄、階級意識、Ωへの差別…いつの時代?と思ったら現代の設定なんですね。
オメガバ初期の作品ぽいけど18年発行。時期に関係なくオメガバ特有のこういう作品はあるんですかね。

1話の陽が寂しそうにしているシーン、こういう時に颯爽と相手役が登場するのよくあるパターンよなぁと思ってたら本当に廉司がキザに現れて声出して笑ってしまいました。すみません。

か弱い女子キャラぽさ、兄弟の間で揺れるヒロイン。
キザで怖いこともずっとかっこいい決め顔で言う廉司。
表情があまり変わらない。キャラが薄い。
ストーリーが既視感満載。
終始メロドラマ(それでもおもしろみがあればいいんですが)
陽と弟のデコが広い。
こんな感想くらいしか出てきませんでした。すみません(苦笑)

1

ちょっと重めの執着攻めに挑戦読したい人オススメ


αの兄弟×Ωの三角関係のお話。

衛司のことが好きな当て馬を入れると四角関係です。

途中まではどちらとくっ付くのかソワソワ感が楽しめました。
そして二人ともタイトルを裏切らない執着攻め!

弟は、受けに嫉妬してほしくて他の子を優先したりしてしまう不器用タイプ。
兄は、受けを囲うために一旦離れて軍資金などを調達し、ジワジワと周辺を囲い、受けにだけ優しい顔でそれ以外はどうでもいい猫かぶりタイプ。

受けはΩゆえに自己愛が低く、繊細な性格。
健気さが可愛らしかったです。

同著者の「プリフェクトの箱庭」も読みましたが、執着の分かりやすさが読みやすく、ちょっと重めの執着攻めに挑戦読したい初心者さんにオススメしたい作品です。

電子は白抜き修正、エッチ一回くらいでエロ度は低め。

1

納得の題名でした(*’▽’*)

左藤さなゆき先生の「ロマンチック・ラメント」を読んで好きー♡と思い、ほかも読んでみよう、とこちらを手に取りました。

受け様は虐げられて育ったΩの陽。
幼なじみで付き合っているαの衛司には婚約者かいて、後回しにされても、淡々と諦めて受け入れている日々。
そんなある日、衛司の兄で初恋の人でもある廉司が迎えに来たよ、と現れる。

兄弟2人で、一目見て陽を好きになって、自分のものにしたい、と画策していて。

陽は翻弄されているようでいて、実は翻弄してるってヤツですね。
本人無自覚ですけど。

手を伸ばしてもらえるのを待つばかりだった陽が、ちゃんと自分で廉司が欲しい、と迎えに行くのは、とってもきゅんでした(*^^*)
機は熟したって感じで、廉司、待ってたかいがあったってものだね。

ラストまで読んで、題名を見て、おお〜、と納得でした。
檻に捕らえられたのはどちらなのか。
でも、そこが幸せなんだものね。

用意周到な攻め様の執着を堪能です。

1

中毒性がある

私の中で、ふと思い出して読み返したくなる作品ナンバーワン作品です。何十回再読したか分からないくらい読み込んでいます。「神」評価以外つけようのない作品ですごく大好きです。


とにかく中毒性がある。
昼ドラみたいにドロドロの世界がハマる要因なのかな。不憫で悲しい始まりからの救済がえげつないです。捨てられたと思っていた運命の人が主人公を掻っ攫っていくシーンは、何度読んでもゾクゾクします。助けて欲しいときに助けにくる、そばにいて欲しいときにそばにいてくれる廉司に萌えない要素なし!無敵のスパダリです。

しかもそれが陽のために何年も下準備をしたというからスゴイ。しびれた〜!!


廉司の陽への執着溺愛ぶりがすごく良い。
Ωだからと誰にも優しくされなかった陽に訪れたあまあまシーンは、読者にホワッ…♡とした多幸感を与えてくれたと思います。
両親にも弟にも容赦なく立ち向かえる廉司が、最高にカッコ良かった。静かなトーンの佇まいも、王者の風格すら出ていてその場に崩れ落ちそうになりました(〃ω〃)

強引に陽を連れ戻すんじゃなくて、ちゃんと自分の意思で来て欲しいと言うのも良かったです。陽も最後は自分から廉司を求めて、最高のエンディングでした。

最後の執着溺愛ぶりが伺えるシーンに更にゾクゾクです。この作品じゃなかったら、この囲い込みシーンは好きじゃなかったと思います。廉司と陽だから、アリだと思えるエンディングでした。


今まで陽を苦しめた悪しき奴らを一掃する勧善懲悪的な要素もあり、全てがそうあって欲しいと思う結末に満足しきりです。クセのある仄暗い雰囲気も惹きつけられる魅力でしょうね。

またこれからも再読していきます!

3

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