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表題作10DANCE 4

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あらすじ

早朝の地下鉄で唇を重ね合わせてから、鈴木信也の中で杉木の存在が大きくなっていく。だが、今の関係を壊したくない鈴木は、その気持ちを胸に秘める。誰にも内緒のはずが、ダンスのレッスン中、溢れる想いが手をつたって相手に伝わり、杉木も知ることになる――。

作品情報

作品名
10DANCE 4
著者
井上佐藤 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ヤンマガKCSP【非BL】
シリーズ
10DANCE
発売日
ISBN
9784065114667
4.7

(226)

(188)

萌々

(27)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
21
得点
1074
評価数
226
平均
4.7 / 5
神率
83.2%

レビュー投稿数21

あえて、通常版派。

このあたりから、不穏さが兆し始める二人の関係。
今まで散々(しかもかなり濃厚に)キスしまくってしておいて、それでもまだ男同士は無理って拒絶する?と思わないでもないけど、まああまりにイージーなのよりはいいのか。

そこへ登場するベーメル夫妻。この二人、好きです。
「アルベルト・ベーメル!!」叫びたくなるの、わかるな。小さいオッサン、カッコいい。ドリー姐さんの尻に敷かれてるところも可愛い。見た目はノーマルな男女カップルなのに、実は二人とも本来の性志向と違う相手と結婚したという、不思議な巡り合わせ。
アルに宣戦布告する鈴木のビッグマウスもカッコよくて、世界進出がここで一気に楽しみになりました。

鈴木がこれまで国内に留まっていた理由であるキューバの家族のこと、もう一人の「妹」アキのこと、いろいろ描かれたのも楽しめました。アキちゃん幸せになって欲しい。
ついでに悪い顔の房ちゃんも可愛い。

ちなみにこの巻から【特装版】が出始めて多くの読者から絶賛されてますが、私は【特装版】ではなく【通常版】を選びました。
レビューを読んで特典ストーリーの内容をだいたい把握した上で、一部のレビュアーが違和感を唱えているのを見て、自分はたぶんそっち側の人間だろうと判断したので。
読み比べたわけじゃないけど、この選択で正解だったと思います。
これだけ強烈に惹かれあって、でも男同士だからという葛藤があって……というもどかしい展開なのに、この時点でそういうのはまだ見たくないな、私は。

0

電子書籍特装版

好きすぎてどうにかなりそうな作品です。ずっと読んでいたい。
でもちょっとじれじれする巻でした。ダンスの大きな大会描写みたいなのも無かったし、派手なシーンが少なかったからかな?2人の間は深まったり離れたり深まったり。まさに初々しくも熱烈な恋愛中でございます。

レッスンをサボる言い訳(あえてこの表現)が、見たい番組がある、お腹くだしたって杉木先生可愛すぎませんか?小学生ですか?大丈夫なのこんな可愛い人を野放しにして、死人が出るぞ。杉木先生の「そんな顔」ってどんな顔なの房ちゃん…死人が出るから見せられないのこな?

目で会話する2人に熱くなる。はぐらかし合う2人に熱くなる。キスの許可は出たわけですが、まだまだこれからです!!

5巻を読んだ後に特装版TABOOを読むと違和感がある…でも5巻の展開は決まってたらしいしなぁ。

※電子書籍booklive カバー下 裏表紙無し
次巻予告はあるのになぜカバー下がないのだ!!

0

惚れた方の負け

 相変わらずキス止まりな2人ですが、気持ち的にはお互い恋も自覚してかなり進歩していると言っても良いのではないでしょうか。どちらかというと今まで振り回してきた側の杉木が、毎回切り替えは早いものの、鈴木の言動に動揺するような表情を見せるシーンも多くなってきていて、スタンダードの帝王のポーカーフェイスが崩れるのはとても見応えがありました。世界で闘うダンサーと国内のみで闘うダンサー、まだまだその差はあるけれども、先に相手を見つけ出し熱を上げたのはやはり杉木の方だったんだよなぁとということを思い出させてくれました。

 ラテンの世界チャンピオンが2人と絡むシーンでは、杉木も鈴木もお互いに目だけで嫉妬とか面白くないというような感情を無意識に伝え合っているのが面白かったです。他の人間も気付いてしまうくらい、それはもう分かりやすく視線を絡ませる2人。言葉ではなかなか素直な感情を出さないけれども、視線だけはいつも雄弁なんですよね。焦れったくても2人のペースで、徐々にそれらしい関係になってくれたらいいと思います。

 特装版には小冊子が付いてくるんですが、いい加減杉木と鈴木の濃厚なシーンも拝みたい!と焦れていらっしゃる読者さんには、特装版を買われることをオススメします。短編が2本収録されていますが、杉木が鈴木に手淫したり、鈴木が自慰したりと、この2人にしては結構本格的なエロが楽しめます。鈴木が可愛いのはもちろん、杉木の見下すような涼しい流し目もすごくエロかったです。

1

情熱的なのに初々しい

10ダンスは、毎回なんべんも読み返して興奮を抑えてからでないとレビューできません。4巻はこれまでで一番二人の恋愛が盛り上がったんじゃないでしょうか?二人ともノンケで女性にもモテるし、周りからも二人は絶対に男性とは恋愛するタイプじゃないと思われていたのに、手から伝わる気持ちや離れていても目で交わす会話など両想いが溢れていてドキドキが止まりません!

加えて、鈴木先生はラテンチャンピオンのアルベルトとレッスンをしてみて自分のなかに秘めていた自由に踊りたいという気持ちが再燃し、いよいよ10ダンスにたいしても本格的に向き合い始めました。次回からはダンス編が濃くなるとのことですがラブの部分も3割くらいは進めてほしいですね。

0

恋愛編完結!?

これに星5つつけずして何につけるというのでしょう。
やっぱり最高ですね。く~~~~~っ(J川平風)

4巻は二人の恋がかなーり進展してどきどきの展開でした。終始じたじたしながら読了。そしてこれを読んでからというもの、脳内で”保留先生”がこだまするように。。。
衝動に突き動かされた3巻最後から、(主に)鈴木センセがのっぴきならない自分の気持ちに向き合うようになっていきます。

しかし、杉木センセがかわいすぎるでしょう!お腹痛いとか、僕たちはどうみえるんですかの顔とか、どこまで読者をもだえさせたら気が済むんでしょうか。全く。

あらすじでは鈴木センセの気持ちが手から伝わり、なんですが、もうお互いという感じで、ダンスを通してのコミュニケーションが一番雄弁なのね。

10DANCEほど読み返しに耐える本もなく、1巻からもう何遍読み返しているか知れません。1コマ1コマが重い!どのシーンも反芻できるくらい。

あとがきによると恋愛は一段落で、次回からはダンス編に入るようで、それも非常に楽しみです。

それから、特装版購入は必須ですね!BL展開という前触れでしたが、逆に一般誌でここまでやって大丈夫なんでしょうかと心配になるくらいで。。。
先生のBL魂復活を見ました。

4

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