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先生の「言ノ葉ノ花」が好きな作品。
こちらは談話室で何度もおすすめされていて、ずっと気になっていた作品。とうとう読み始めました!
ネタバレ少なめでレビューします。
1巻のあらすじだけ読んで、レビューなどは読まずに読みました。謎のあるお話なので、ネタバレなしで読まれた方がいいと思われます。
このレビューを書く前に、2巻の試し読みをチラ見したのですが、冒頭から物語のヒントが出てきました。
1巻を読み終わる前に、2巻を読むのは避けた方がいいと思います。
私は作品の世界観に入り込むのに時間がかかるので、初めの方はなかなか読み進まなかったのですが、静良井と中上の距離が近づいていくにつれ、どんどん引き込まれました。
そしてACT2からは、夢中になってしまいました!
特に終盤、あることが明かされる場面には驚かされました。う〜ん、面白いです!
なるほど、多くの方がおすすめするわけだなぁと思いました。
前半、静良井と中上が惹かれあっていくのにはキューンとしました。
後半は切なさ多めで、胸がギュッと苦しくなるシーンが多かったです。
濡れ場は2回、とても丁寧にエロチックに描かれていて素敵でした。後半は切ないんだけど(泣)
結局Mは誰かという謎を残して、1巻は大変気になるところで終わりました。
それで2巻冒頭をチラ見したら、頭からそのヒントが出てきたので、わーーー!となりましたw
1巻の読み途中で2巻見ないでよかった〜。
ちなみに1巻はずっと受け視点です。
【マスターの恋人を探せ】
中上のお店のバイト佐藤くん目線の短編。
さすが一つ質問したら5倍の返事が返ってくる佐藤くんらしい文章。読みたいのは、中上と静良井のことなのに、どうでもいい話が7〜8割くらいはあるので、少々読むのに一苦労でしたw
中上の可愛い姿がちょいちょい読めて楽しかったです。読後はほっこりでした♪
さて我慢できないので、すぐに2巻を読もうと思います!
また素敵な作品に出会えて嬉しいです。
おすすめされていた方に感謝です!
シーモア 挿絵付き(葛西先生の挿絵、素晴らしいです!こんなイメージピッタリな挿絵は久々でした。素敵です〜♡)
こちら、3巻まであるんですよね。
今1巻を読み終わったところですが、今晩、眠れそうにありません。寝落ちするまで続きを読んじゃいそうです…
ちょっとした衝撃で記憶喪失を繰り返してしまう真文。自身が日記に過去残していた恋人「M」を探し出そうと奮闘します。そんな彼を取り巻く2人の男性との三角関係ストーリーに、文字通りハラハラドキドキし、切なさに少し涙ぐみました。
著者の砂原先生があとがきで「洋ドラのような続き物を書いてみたかった」と書かれていますが、まさにアメリカドラマを見ているようなスリルと臨場感でした。
愛を交わしたことを覚えていてもらえない中上の絶望、嘘をついてでも真文を自分のところに繋ぎ止めておこうとする久遠の執着と苦しみ、そして何より自分自身のことが分からない真文の不安と孤独感、、3人が3人ともそれぞれ苦しんでいて、読んでいるこちらまでぐっと苦しい気持ちになりました。
この先に明るい未来が待っているはず…!と信じて、次巻を心して読んできます。
挿絵買いです。
記憶喪失モノって辛いかなぁ…って思い
なかなか読めてなかったのですが
いざ読んでみると、うん。辛いです。
記憶を失っている静良井視点でお話が進んでいくんです。
カフェのマスターである中上といい感じになっていって
あれ?もしかして彼が静良井の探していた人なのでは…?と思うのですがー…。
とにかく先が読めず、途中から久遠さんまで入ってきて
胸が痛い痛い…。
久遠さんの気持ちを考えても辛いし
中上の気持ちを考えても辛いし
自分のことがわからない静良井の気持ちを考えても辛い。
そこに辛さしかなくて、胸が痛くなりました。
続きモノなので、これからどうなっていくのかわからないのですが
最後まで彼らの物語を見届けたいと思います。
記憶をなくし、自分が何者か分からない静良井。自分の素性よりも、自分の日記に残されたかつての自分の恋人「M」の手がかりを探しながらライターとしての仕事を細々と続けていた。
偶然見つけた坂の上のカフェ、カナリー。そのオーナーの中上。毎日のように通っても常連扱いをされず、毎回決まった接客を受ける静良井。ある時から自分の記憶の手がかりを探る手伝いをしてくれることになり、静良井は中上に惹かれていることに気付く。そして一夜を共にすることになるのだがその夜、また静良井は記憶をなくしてしまう…。
複数巻出ていて、まだ1巻なので謎が多いです。何故静良井は自分の素性を探ろうとしないのか、静良井の脚に残された火傷の痕は一体何があったのか、静良井の所持している大金は何なのか、それからもちろん中上と静良井の関係は…?カナリーで静良井好みのコーヒーが出るのも何か過去が関係しているのでは?気になるところが沢山あります。
久遠と静良井の出会いは1巻の最後で久遠が語っていますが、果たしてそれが全てなのか、まだ謎は多く残されています。1巻でここまで引き込まれてしまったらすぐに2巻を読まずにはいられません!
3巻と電子の単行本未収録集全てを読み終わっています。
全編通して心が痛くなったり、大切に思っている人の言葉に救われたり、そして?と!の展開にページをめくる手が止まりませんでした。