電子限定描き下ろし付き
僕は美しい手に欲情する変態。
攻めのこじらせと受けのフェチ、もう少し詳しく説明してくれないとなんで?なんでこんなことに??
ってなってしまいました。
なんか次元の違うお話を読んでいる感覚というか。
え?なんで??
が多かったです。
昔受けは母親から習い事ばっか通わされてて1番厳しい?ピアノの先生の指から指フェチ、しかもMっ気。を刺激されてしまった、、?
攻めは受けのМっ気にもゾワッてなるし、指フェチ、トロ顔にもハマってて、でも何やら恋愛的にハマりたくはない‥?
なんでー??
ってなってしまいました。
面白かったんですけど、原理がよくわからなくてあんまり考えて読まないほうがいいのかなー
でも暮田先生だから考えて考えてこうなってるはずだしなー
とちょっと私の読解力不足のせいであんまり楽しめなかったです。
何より急に突き放して置いてけぼりするシーンは
は?
ってなって何がそんなに気に入らないのよ。ってちょっとあんまりにもだったのでイラっとさへしました。
少しバチがあたればよいのに。。。
健気フェチ受けの睦巳くんは可愛かったです。
暮田先生にハマって手を出した一冊ですが、こちらはさっぱり好きになれませんでした。攻めが主導権を圧倒的に持ちすぎてるんです…。いつもの暮田先生と言われるとそうかもしれないんですけど、作り上げられた閉鎖的な世界観の中で見ると萌える関係性も、現代のオープンな世界を舞台に描かれると全然印象が違ってダメでした。
ネイリストと地味系店員のお話で、二人はなんだかんだあって仲良くなっていきます。手フェチの受けが素直に羨望の眼差しを向け続け、攻めはいい気になるわけですが、その後受けがちょっと他の男に目を向けただけで突然切る横暴ぶり。付き合ったらめちゃくちゃな束縛してくる面倒なタイプだ…と引いちゃいました。でも受けはそんな攻めに縋りに行っちゃうんですね~惨め。告白シーンも受けだけ下半身丸出しでやっぱり惨めでしかないです。萌えませんでした。
同時収録の短編は無表情受けの赤面が可愛くて良かったです。
表題作は、ちょっと仕事に行き詰まっているネイリストの蒔田さんと、かわいい社会人の紺野さんのカップル。
蒔田にとっては、純粋で健気な紺野が癒し。紺野は手フェチで、綺麗な蒔田の手指が大好き。
というピッタリなカップルでした。
蒔田のお仕事賀どう変わっていくのかも描いてほしかったなあ。
他に、爽やかすぎる高校生ものの短編があって、これはなかなかよかったです。
相手を好きなのにひた隠しにしている受け(想像)さんと、爽やかイケメンが照れながらも色々プレゼントしたりと純粋な恋をしている様子がキュンとしました。
◾︎蒔田(ネイリスト)×紺野(印刷屋店員)
"厳しい親のトラウマ"の設定を持ち込むなら、一捻りないと飽きてしまってるところがありまして、その辺りはもう一癖欲しかった。
一方で紺野の表情や振る舞いは蒔田でなくても嗜虐心をそそられて非常に良かったです。ピュアっ子とか平凡受けにひかれない自分ですら可愛いと思ってしまった。"性癖拗らせてる割に汚れてない"というのが良い得て妙。汚したくなりますよこれは。
蒔田の突然のそっけなさはリアルでやられたらキレるレベル。紺野じゃなくて、それこそもっとスレてる相手だったら有りですが、ここで蒔田の株がめちゃくちゃ下がってかなり残念でした。
蒔田の方が余程拗らせてる…
もうちょっとそれぞれの動機を深掘りして欲しかったな。
長い指にうっとりとする受くんの顔や、ツンツンしてるのかと思いきや受けくんには穏やかな攻めくん。
スイッチが入っちゃった受けくんのとろんとした目や、それをじっと見つめる攻めくんの涼やかな表情がたまりません!
そしてなんといっても、攻めくんの手が綺麗〜!!
顔も綺麗だと思ったけど、いやめっちゃ指長いし細いし綺麗やん!!(いやまあそういう設定なんだけどもね)
絵が綺麗なのと、若干手フェチの傾向にある私の性癖にぶっ刺さったのを鑑みて、神!です!!