アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~

α no tandeki

アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神36
  • 萌×225
  • 萌12
  • 中立5
  • しゅみじゃない3

236

レビュー数
12
得点
321
評価数
81
平均
4.1 / 5
神率
44.4%
著者
ゆりの菜櫻 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784576181448

あらすじ

ロンドンの名門エドモンド校で人気を二分する由葵とアシュレイ。二人は生徒総代のキングの座をかけライバル関係にあったのだが…。

表題作アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~

アシュレイ・G・アークランド,13歳→17歳→28歳,アークランド伯爵家嫡男で監督生・α
御井所由葵,13歳→17歳→28歳,次期総代を狙う名門エドモンド校監督生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数12

英国の雰囲気も良い

外堀から埋めるタイプの執着攻め×外面が良く攻めにだけ辛辣な強気美人受け!好きー!!

出会った瞬間運命の番と攻めだけ気づき、ひたすらに受けを想い守ってくの良い、紳士だ。親友のふりをする事になり、どんどん惹かれグルグルする受けも可愛い。
ライバルとして競り合い、親友のふりをしていくうちに心が惹かれていく様子が良い。
パブリックスクールの校則、寮生活や制服なども、とっても楽しめました。

そして何より、笠井あゆみ先生のイラストが良い!表紙はずっと天使かと思ってたよ。人間だけど天使みたいに崇高な心の持ち主なのですよ。で!で!なんと言っても69の日にオススメ頂いただけあって69がカラー!!扉絵に度肝読み進め、そのシーンが本当に本当に…想いが通じて受けからのーーーで心破裂!!えろすぎた。電子は真っ白けだったけど、紙はとんでもないらしいです。うすうす修正なんだって!!!紙の本は手に入れられなかったけど、笠井あゆみ先生の画集で確認してぶっ倒れました…

0

パブリックスクール 溺愛オメガバース物 

二人の心理戦がとても面白かった。
パブリックは、支配階級の子弟が人心の支配統括を疑似体験する場でもあったので、著者がそれを理解して書いた作品なら、英国パブリックものは面白いです。
イラストは笠井あゆみ先生
「オトコの花道」を読んで以来、笠井先生の絵を目にするとギャグ脳内変換して、真面目な耽美イラストなのに、笑っちゃう。

著者のブログに作品について色々思惑が書かれていて、併せて読んだらとても面白くなりました。
https://bit.ly/2IAWjkH
由葵とアシュレイ。アシュレイが一目惚れした由葵は、天使のような美少女・・・に見えてしまったのは、運命の番だったからでした。ファーストインパクトの衝撃は凄かったみたいです。
運命の番同士だと、攻め役がとても間抜けに感じるくらいΩにぞっこんになって振り回されたり、奪われないように囲ったり。気の毒なくらいの惚れこみようが面白いです。


----★過去レビューにある疑問「イギリス郊外」についてのメモ---
「イギリス郊外って、意味不明」という趣旨の疑問でしたが、英国を理解せず英国が舞台の小説を読んでもつまらないだろうと思うので、ご案内。

▶「イギリス郊外」:英国の正式国名は「連合王国」です。
「イギリス郊外」でググルと「ロンドン市郊外」、がヒットします。
★英語で「イングランド」と言うと、イギリスの中西部~南部にかけたイングランド王国のみを指すことになります。
なので、「イギリス郊外」と書けば、イギリス=イングランド地方=ロンドン市郊外を意味するので、この小説での用い方は間違いではないです。

▶英国の外務省による正式名称:「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」
(英: United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland: 「UK」)
イングランド/ウェールズ/スコットランド/北アイルランド の4つの王国が、同君連合型の単一主権国家を形成している国です。
長い国名なので、略称は「UK」「United Kingdom」や「Great Britain」とされて、国旗は、その四つの合体版。

▶日本で使われる国名の「イギリス」は日本だけの口語の通称:
★日本で「イギリス」が英国の通称になったのは、ポルトガル語由来。ポルトガル語のイングランドが「Inglez」なので、江戸時代から「エゲレス」という呼称を使っていた名残。
 
★「Britain」は連合王国の同義語で、「British」をイギリスの市民権及び国籍に関する事項への言及に法律上用いると定めています。それで、UKのオリンピックチームは、「Great Britain」「Team GB」の名称を用いています。

★UKは、今も独立と分裂問題を抱えています。
「ビートルズ」も4人全員がアイルランド系。北アイルランドの独立問題をテーマにした音楽を演奏していたのは有名です。宗教改革から始まって、大戦で「2つのアイルランド」に分断した問題は、未だ解決されていません。国名の通称は、英国にとってナーバスな問題を含んでいます。

★★仔細は、留学スクエアの「イギリス国名の正式名称と英語表記」を参照することをお勧めします。

1

ほほう

甘い。
本編は2人の間が甘くて美味しかった。

アシュレイが由葵を大事に大事にしていて、周りからすれば溺愛どころか宝物のようにしているのが明らかなのにね。
由葵が強気で負けず嫌いではあるけど、アシュレイの自分への優しさに自惚れたりはしないからイライラせずに読めました。
由葵が鈍いからすれ違ってしまうんですけどね。そこがいいのよね。

ただ、エピローグが本編からいきなり10年後?
いやいやそれはもっと本編後からの甘々が読みたかった私としてはいきなり感が凄すぎて置いてけぼりをくらってしまいました。



0

溺愛攻め

とにかくアシュレイが由葵に甘くて甘くて萌えました。

アシュレイは出会った時から由葵が「運命の番」だと気が付いているのです。しかし由葵はまだバースに目覚めていないので、アルファとして優秀なアシュレイにコンプレックスを抱きます。つねにツンツンして冷たい態度を取っていても、アシュレイは一向に気にしません。

美しい由葵に不埒な想いを抱いた輩を近づかせないように影で牽制しているのです。そのせいで由葵は危機感がないのでやたらと危なっかしいです。

取り巻きの下級生が2人の仲良し友人のフリにキャーキャー言ってて、読んでてニヤニヤしてしまいました。

0

攻めが受けにゾッコン!

攻めが受けのことを初めて見た時から好きで、溺愛している。

0

めちゃくちゃ良いオメガバースです!!!

ゆりのさんの「国王陛下の麗しき花嫁」みたいな溺愛執着攻め×美人強気受けが好きです。

具体的に言うと
・俺の嫁扱いする攻めに対して「お前のもんになった記憶はない!」とか反抗するんだけど、攻めは「おいおいあまり可愛い顔して怒るなよ、勃つだろ」みたいな事を言ってのける。で、受けはさらに怒る→攻めは怒った顔もかわいいななんて思ってる。
・受けの知らないところで悪い虫をせっせと排除してる。(そのせいで受けが自分の魅力に無自覚)
そしてここが一番重要なんだけど、「攻めの方が一枚上手に見えつつ、そんな攻めを生かすも殺すも受け次第で結局受けには頭があがらない」

こういうカプっていないかな?と小説好きの姐さんに聞いたところ、オメガバースだけど……ということでオススメされたのがこれ。
読んでみたらさすがのセレクトで、うおぉ〜!!このカプめっちゃ萌える〜!!と。
(最近、このカプの番外編が電子限定で発売されたので読み返してみました。)

パブリックスクール内でも人気を二分するアシュレイ(攻め)と由葵(受け)。
キングの座を狙うライバル同士とされてるけど、ライバル視してるのは由葵だけで、アシュレイに対していつも刺々しい態度。
一方のアシュレイは出会った時から、バース未覚醒な由葵相手に運命の番だと確信し、裏で手を回して由葵を見守り続けている。
アシュレイは策士なんですよ。
二人の取り巻き同士の諍いを上長から咎められたことをきっかけに「1日1ハグして周囲にどれだけ仲良しなのか見せつけてやる必要がある」とか言い出す(笑)
おまけに「もしかして、それすら出来ないほどきみは狭量なのか?」とか「このくらいしないと本当に仲が良いのか怪しまれる」とか言うので、腑に落ちないけど親友ごっこをする由葵。

もう読んでニヤニヤしまくり〜!

あとオメガバースが、単なる運命の番がどうこうに終始していないところがいいと思う。
オメガの現状を打破したい!と気概を感じられるところが好き。

というのも平等を謳う校風だから、例えオメガでもキングになる事は不可能ではないとされてるけど、暗黙の了解でキング=アルファとされているんですね。
ここ、オメガを女性に、キングを首相にと置き換えると、どこかの国みたいだなー……なんて。

そしてオメガに覚醒しちゃう由葵。
アシュレイによる「協力」という名の下のセックスのおかげで(ここも萌えどころ)フェロモンを抑えて周囲にはバレずに済んでるけれど、オメガを隠したまま立候補するのか悩むんです。
そして悩んだ末に「オメガという性に負けたくない」と演説する姿がただただ天晴れというか。

アルファなんだけど、運命の番である由葵の前では下僕……みたいなアシュレイ。
オメガだけどアルファに守られるだけではなく、自分で切り拓いていこうとする気丈な由葵。
すごくいい組み合わせ。


そして、番外編によると続編が出るそうです。

買うわ!!!
楽しみ。

5

「イギリス郊外」とあり、唖然

表紙がきれいだったので購入。
この作家さんは、常にロシアンルーレット。
文章や設定に破綻はなく、当たりも出るけど、外れも少なくない。

これは冒頭に「イギリス郊外」とあり、唖然。数ページ後に、ロンドン郊外とあるので校正ミスでしょうか。オメガバースと閉鎖的な寄宿学校での階級社会をうまくからめてありましたが、唐突に出てくる「バース」という単語の意味がわからず、そこでストップ。オメガバースのバース、生まれのような意味だと理解しましたが、人名かと思いました。

4

「運命の番」を見つけたアルファの頑張り


パブリックスクールものは初めて読んだので日本の寮生活と似ているようで全然違う習慣に驚きでいっぱいでした。
身分制度や上下関係がかなり関係する場所のようで、一歩間違えると昏い話になりそうな設定なので今まで避けていたのですが今作に関しては溺愛もののようなので手に取ってみました。
受けが気が付いていないだけで、裏で受けを手に入れるために暗躍する攻めの溺愛の話といって差し支えないと思います。

舞台はイギリスのパブリックスクール・エドモンド校。
次期生徒総代「キング」を目指す日本の名家・御井所家の嫡男・由葵(受け)は入学当初からライバル視している伯爵家嫡男・アシュレイ・アークランドを毛嫌いしています。早くからアルファとして覚醒しているアシュレイと違い、まだバース性が覚醒していない由葵はアシュレイにコンプレックスをを刺激されるため苦手意識が消えないのです。
実家からも寮長ひいてはキングになることを求められ、そのための努力は惜しまず根回しも怠らない由葵ですが、アシュレイにだけはそっけない態度をとってしまいます。それなのにアシュレイは何かと由葵に絡んでくるのです。
今現在の心配事はキングに決まるまでにアルファ以外に覚醒してしまうことで、そんなことを心配しなくていいアシュレイに対して余計にコンプレックスを感じます。
そんな由葵の態度がアシュレイと由葵の取り巻きに影響を与え、現キングに呼び出され叱責されてしまうのです。キングの心証を良くするため、二人は仲違いしているわけではないことを周りに示すよう親友のように振舞うことを約束します。
少しづつ、距離を縮めようとしている最中、とうとうオメガに覚醒してしまうのです。
絶望する由葵に、アシュレイは何故か周りにオメガだとバレないような工作の共犯者になることを提案してくるのです。

どう考えてもアシュレイにとって益となることは一つもなくリスクしかない提案なのですが、正々堂々とキングの座を争いたいというアシュレイの言葉を受け、由葵はアシュレイの提案を受け入れるのです。
実は、アシュレイは新入生歓迎会で初めて会った時、すでに覚醒していたことから由葵が「運命の番」だと気付いており、番になるための機会を虎視眈々と狙っていたのです。入学以来由葵を狙う輩を遠ざけるなど、そのための根回しは怠りません。
由葵にメロメロなアシュレイなので由葵に触ることを許され秘密を共有することができることはご褒美以外何物でもないのですが、そんなことを知らない由葵にとってはさぞかし不思議だったことでしょう。
由葵視点が多いですが、時々アシュレイ視点が入るので、アシュレイの由葵への溺愛具合がどちらの視点でもありありとわかって、わかってないのは由葵だけという楽しい展開でした。

二人のヒミツの関係がバレるのではと結構ハラハラドキドキしました。
キングの座は誰の手に?アシュレイの由葵への想いは届くのか?何かと絡んでくる家柄だけの屑男との顛末は?といろいろありましたが、その間に何度も絡みのシーンが挟まれ、配分も申し分なくとても楽しく読み終えました。
というか、ここで終わるのがちょっともったいと思ってしまいました。
最後、いっきに10年経ってしまってきたので、キングが決まってからの二人の最後のパブリックスクールでの生活やそれぞれの家族との話、名前だけで実際出番のなかった由葵の弟やアシュレイの弟、卒業してからの二人、由葵の親友視点の話など、もっといろいろ読んでみたかったです。

6

思いっきり耽溺しちゃって下さい。

 「耽溺」…なんか響きがいいわー、笠井先生の表紙も美しいし、と迷わずポチッと購入。
私的にはとっても好きなお話でした。

 
 イギリスのパブリックスクールを舞台に繰り広げられるオメガバース。


 受け様の由葵は名門出身の日本から留学生で、未だにバース覚醒はしていない。
「花のアフロディーテ」と謳われる美貌の使い道を理解していて、寮の監督生となり、次は寮長、学生総代のキングまでも目指して努力の麗人。
当初はすでにアルファとして覚醒している攻め様であるアシュレイに対抗心もあったのですが、グイグイくるアシュレイとの距離感を図りかねてるかわいい面もありました。
アシュレイから抱きしめられて、ハグだ、と言われると、これってハグ?ハグ…だよな。と自問自答してたりするのが、違うから!!!とつっこみたくなる天然ぶり。


 攻め様のアシュレイは13歳の入学時、すでにアルファとして覚醒していて、受け様である由葵をひと目見た時から、自分の運命の番だ、と確信していて。
以来、由葵にちょかいをかけようとしていた不埒な輩を水面下で牽制して、いつか由葵がΩとして覚醒した時は絶対手に入れるつもりで、不自然にならないよう距離を縮めようと画策しているのですが、そんな時の由葵とのやりとりが苦笑しちゃいました。
由葵が自分にそっけないのは、自分にだけ気を許してる、甘えてるからだ、なんて言っちゃうのに対して由葵が内心抗議してる、つっこみを入れてる、というやり取りが多々あって、かわいいなぁもう、なんて。
んで、俺様系かと思ってたのに、ひたすら由葵を大事にして、尊重しているアシュレイに好感度マックスです。(俺様系も好きですけど)


 由葵がΩに覚醒してからは、Ωがキングになった前例がない為、覚醒したことを隠す共犯者としてセックスと抑制剤で乗り切ろうとする2人。
ここでも、アシュレイは由葵の心情を慮って下手に出つつ自分の方へ落ちてくるようしっかり誘導しててて。
最終的には、ライバルであるアシュレイに対して誠実であろう、とする由葵の決意に拍手でした。

 「耽溺」ってどんな意味なんだっけ?と調べてみたら、周りが見えないくらい溺れる事、とあまりいい意味では使われないようですが、アルファ、というか攻め様に至ってはそれでヨシ!!
周囲の人間どころか、受け様の反論さえも華麗にスルーして、思いっきり溺れたらいいよ。

 

8

英国エリート社会、どれだけスペックがいるんだ…

パブリックスクール(階級社会)×オメガバース(格差社会)という相乗効果設定で、学園の頂点の座(キング)を目指すのは更に難易度が高くなる…という所が面白かったです。この小説を読んで意外とパブリックスクールとオメガバース設定は親和性があるんだなーと実感しました。

ダメオタクな凡人には、家柄に学力は勿論、スポーツやゲームで勝利して、社交も出来て人望厚くないとエリートになれない無理ゲーな英国社会にあんぐりしました。どれだけスペックがいるんだよwww パブリックスクールに入学した生徒達は頂点を目指すべく、同性同士のみの全寮制のコミュニティの中で、切磋琢磨して競争、努力の毎日を6年間積み重ねていく事を強いられる…という現実に読んでいてしんどくなりました。産まれた時から自然と競争を義務付けられる男性は大変だなー。

肝心のBL部分では、カップリングが微笑ましくて好感が持てました。激甘カップルです。由葵は男子校の姫のような容姿ですが、気位が高いため意外と萌えました。パブリックスクールで××発覚で、結婚、出産でキャリアを閉ざされた女性の代弁者的な存在で描かれるのかと思ったら、違った結末で良かったです。あまりBLの受に女性の代弁者を担わす部分が見えると萎える方なので、そこは好感が持てました。そろそろパブリックスクールもので、英国人×英国人設定を読みたいです。共感を呼びやすくする為か、必ず受は日本人の設定の小説が多いので…。

パブリックスクール生活での風物詩や現実もしっかり描かれ、良作で上手く纏まった作品ですが、欲を言えばもう一捻り欲しかったかも。意外性やアクがもう少し強ければ、もっと惹きこまれた気がします。全体的に綺麗に纏まり過ぎた所が少し物足りなく感じました。
余談ですが、読んでいる最中にあとがきを見てしまい、ネタバレ!と思って、半分ガッカリしつつ最後まで読むと、ネタバレの内容と違ったという…。あとがきの内容が少しまぎらわしかったです。今後は最後まで読むまで、あとがきを読む事はやめようと決意しました。

笠井先生のイラストは美麗でパブリックスクールの美少年達を堪能できました。


7

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う