• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作少年の境界 (2)

朽木 薫
α製薬会社勤務,ゆかの番
ゆか
Ω薫の番

同時収録作品少年の境界(2)

大我
αサラリーマン
りん
Ω居酒屋バイト

その他の収録作品

  • 12.5話(描き下ろし)
  • ー電子限定描き下ろしー

あらすじ

「あれは俺のαだ」
学生時代に番関係になったゆかと薫、αとしての人生を
それなりに謳歌する大我、Ωであることを諦観する倫――
4人の人生がこの一時交差する。
その出会いはだれかの不幸であり、だれかの奇跡だった。
運命に翻弄される大人気オメガバース作品、第2シーズン開幕!

作品情報

作品名
少年の境界 (2)
著者
akabeko 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
シリーズ
少年の境界
発売日
電子発売日
ISBN
9784799740514
4.5

(280)

(190)

萌々

(58)

(22)

中立

(7)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
32
得点
1255
評価数
280
平均
4.5 / 5
神率
67.9%

レビュー投稿数32

クズのメタモルフォーゼ

前作の出来事から数年後、番でありながら「幼馴染」で止まっているゆかと薫。
決して悪い関係ではないのだが、どうしても考えてしまう―
あの日、守るつもりが逆にゆかの幸せを奪ったんじゃないのかって…?

ゆかと薫のストーリーも良かったのですが、自分でもビックリするくらい大我のことが気になりました。くそ野郎がだんだん成長していく姿がたまらんw

でもやっぱり一番の名シーンは、運命をも押しのけてゆかを愛する薫でした。かっこいいぃ ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎.ぐ

ここで終わってもいいんじゃないかと思わせる2巻でした。
続きがどういう話になるのかが楽しみです!

1

つらい/運命の番

ストーリーが素晴らしいです。

オメガバースの世界観がめちゃくちゃ活きている。運命の番と、愛する人。どちらを選ぶのか、何に抗うのか、運命を、やり過ごすことができるのか、、。

1巻で番になった薫とゆか。ゆかの運命は、本当は近くにいた大我で、今作では薫に運命の相手が現れる。そして、そのオメガが大我と関係を持っているという皮肉・・・!

正直光属性としては読み進めるのが辛いです。1巻読んでからおもーくなる気しかしなくてずっと読まないでいましたが、続きが気になって、、!

2巻ラストは4人とも幸せになってますが、、3巻はどうなんだろう、、。

1

今まで読んだオメガバース作品の中で一番町ドラマチックでリアル

非常に面白かったです。ズバリテーマはお互いを信じる心なのかなと思います
お互いに運命の相手ではないのに1巻で番になった薫とゆか2巻目では大我と倫
運命ではないけど、理性で愛する人を選んでいるところに好感が持てます!
1巻でのゆかの様子がとてもリアルでもし本当にバース性なるものが存在したら男の子なのに体が変わっていってαから狙われるってなったらみんなゆかみたいになるのかなとと思いながらドキドキしました
1巻でいけすかないαの大我が、実は1番ロマンチストで運命をしんじているところなんか良いですね。言葉が足りないだけで以外といいやつなのかも
もう3巻もすでに出ているので、早く読みたいと思います

1

斬新な発想。泣けたー!

社会人になって。大我や薫はやはりエリートに。 

大我も今になれば少年時代の自分がいかに傲慢で愚かだったかわかるのに…。運命の番を逃して。

大我が運命は裏切らないなんて言って。

薫は誠実で真面目で。薫の本当の番りんが見つかって。
りんが可哀想で。薫に出会ってからは操を立てて。
この世界ではオメガは自立することすら難しいのですね。
大我もりんの為に奔走したり薫に頭を下げたり。

でも薫の決意と葛藤が大我を変えたのかな?
性に振り回されない、好きな相手を番にするって。

薫はゆかのことも幼馴染の関係を一番大切にして。
でもゆかの想いが自分に向け咲いたら、やっと重荷?葛藤が報われましたね。

何度も泣かされました。主にりんくんに。

大我も大人になってりんと出会って色々考えて。
目の前で運命の番のために無理をする狂いそうになるりんをもうほっとけなかったんですね。

4人の視点で読み応えもがっつりでした。

運命にすがりつくオメガと運命を乗り越えるアルファ。
斬新な発想でした。

3巻があるということはもう一波乱あるのかな?
ここでめでたしめでたしすればとも思うけど。

0

運命よりも強いもの

オメガバは何冊か読んできましたが、そんなに興味がわかないのと、私の理解力不足で、よくわからない部分があったんですが(肝のとこw)↓感想を書いているうちに何となくこういうことかな、と思えてきました。
3巻を読んでから、他の方のレビューを読んで勉強したいと思います。

薫はゆかの運命の番ではなかったんですね!?
じゃ、あの時、薫がラットを起こしていたのは、ゆかのフェロモンにただ反応したってことですか。
で、薫自身はそれをわかっていたと。

ゆかの運命の番は大我だった。
だから大我にとって、女子Ωとゆかのフェロモンの匂いが違っていたのか。

でも、ゆかが薫と番になったので、今は大我もゆかもお互いに反応しない。

ではなぜ、薫と倫は反応しちゃうのか。
それは倫Ωが番になっていないから。
αは番になった後も、運命の番のΩが現れたら抗えない、てことなんですね。
↑この辺が読んでいる時よくわからなかったんですけど、整理してみたらたぶんこういうことかと。

にしても、倫が薫を運命の番だとわかって、それにすがる気持ちは痛いほど伝わるけど、オーバードーズになるくだりは辛かった。

でも、あの大我がそんな倫を見ていられない、と態度を変えたのが、意外に早くてよかった。
その前に、ゆかに会って、もう反応しないと実感したのもあったんでしょうね。

薫に倫を幸せにしてやってくれ、と頼みに行くほど実は大我は倫を思っていて。素直じゃないからわかりにくいけど、情のある奴だったんですね(1巻ではコイツは許せん!と思ったけど)

あれほど運命にこだわっていた大我が、薫の
「運命が好きな人を幸せにしてくれるのか?」
「違う 誰よりも幸せを願う奴が幸せにするんだ」
「だから俺はあの日…運命より自分を信じた」
の言葉を聞いたのが大きかったんだろうな。

大我の言葉と気持ちに倫も応えることができてよかった。

ゆかも薫といることが幸せだと改めて実感できたし、それを聞いた薫がずっと抱えていた辛い思いを払拭できて…よかったよかった。

倫の辛い場面が印象に残りますが、振り返ってみたら、あの大我の考え方が変わって「倫を幸せにしてやりたい」とか「俺の番になってくれ」「他の誰からも守ってやる」と言ったり、凛に子どもほしいねと言われてデレたり、幸せそうな倫が見られたし、ゆかと薫が改めて真の番になったようだし、萌えどころがたくさんありました。

4人ともシンプルに幸せになりたい、そして四者四様にみんなやさしい、そう思える内容でした。
にしても、薫が強い。子どもの頃は気弱そうだったけど、ゆかを思う気持ちは誰にも負けない。運命より、自分を信じた男ですもんね。
そりゃ、そんな薫に愛されてゆかは幸せだと思えますよ。

これでめでたしめでたしでいいのでは?と思うんですが、まだ続くんですよね。
予告では倫の薬の後遺症が?て、これ以上、倫を苦しい目にあわせないであげて〜〜(涙)と辛いんですが…大我と何とか乗り越えてくれるだろうと希望を胸に読んできます。

0

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP