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表題作NTR(寝取られ)えっち

亮太
サラリーマン
教師

同時収録作品NTR(寝取られ)えっち

見知らぬ男
亮太の恋人,教師

同時収録作品NTR(寝取られ)えっち

タカナシ
ブログから声をかけてきた男
亮太の恋人,教師

その他の収録作品

  • 第3.5話(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき、4コマ漫画

あらすじ

教師でゲイの直は、優しくてイケメンの彼氏・亮太とひとつ屋根の下でラブラブ同棲中。付き合って1周年記念の今日はいっぱいエッチしようと約束して家を出るが、その夜実行されたのは見知らぬ男とのNTRプレイ…!?「ずいぶん気持ちよさそうだったな」全てを聞いていた亮太の性癖は、大事な人を他人に抱かせて興奮する『寝取られ』だった!!ドMの直は嫌がりつつもなんだかんだ受け入れる日々だったが、徐々に歪みが生じはじめ―――。

作品情報

作品名
NTR(寝取られ)えっち
著者
春田 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832290730
3.7

(172)

(42)

萌々

(70)

(35)

中立

(19)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
30
得点
614
評価数
172
平均
3.7 / 5
神率
24.4%

レビュー投稿数30

どっちに興奮する?

自分は何で興奮するのかなーって考えさせられる作品でした(^^)

恋人同士だけど、"自分以外とHしている"相手を思うと興奮する…これって、相手には"自分以外とHさせてる"という一見Sっぽくも感じますが、実はそんな相手を見て"興奮する"自分はめっちゃMですよね笑!!まさに 亮太(攻)は、恋人の直(受)に対して調教するかの如く他人とのHを促したり自身とのHでも我慢させたりSっ気プンプンなのに、直が自分以外とHしたりその声をテープレコーダーで撮って聴いたりして興奮するMなんですよー(*^^*)やばい、めっちゃ亮太が私好きかも笑!!!
直も直で、亮太に嫌われぬよう従うし、もしかして亮太が自分に嫉妬してくれてるかも?なんて思ってドキドキしちゃうし…可愛すぎるだろ!健気すぎるだろ!!

でもそんな直が、浮気するんですよねー。浮気と寝取られHって、同じ意味じゃないのか?って思っていましたが、読んでこれは違うなと思いました。亮太の性癖で直が他人とHするのは、亮太が"させている"ので、浮気にはなりません。直も、嫌々ながらも興奮していたし笑。浮気は、亮太の指示や目の行き届かぬ所で行われていたこと、つまり亮太が"知らない"Hのようなもの?かなと。初めは自分ばかりが夢中な気がして亮太に嫉妬させたいみたいな気持ちも直はあったようですが、そのうちに亮太の直への気持ちを感じて、直自身も罪悪感が募り、浮気を自分で解消しようとするんです。寝取られHでは気持ちは無かったのに、浮気は一瞬なびくかなびかないかのグラつきも感じつつ"罪悪感"でいっぱいになった…"感情"があるかどうかの違いもあるって事ですよね。
そんな浮気も、実は途中から亮太は気がついて、"興奮"したと…恐ろしや笑!!いやいや、でも、本当は嫌だったんですよ。ちゃんとお互いが大切なことを再確認し、浮気もなくなり、寝取られHもしなくなったようで、2人にとって最高の結果かなと思います。他人がどうこう言うことじゃなくて、ようは2人の気持ち次第ですしね。

"亮太が喜ぶ"から従う直って、もしかしたら亮太を"喜ばせたい"…Sなのか!?繰り返し読んでいくと、直がSで亮太がMだとしっくりくるような…カラダは攻められていても、支配しているのは直な気がしますね笑。読んだ人の捉え方次第ですが。心の深いとこに潜む、究極に近いSとMのカタチだったりして…。

一番可哀想なのは、というかまともなのは、直の浮気相手タカナシくん!!亮太のことも、直の気持ちも、実はしっかり分かっていました。それでも直の手を離そうとしていなかったのは、タカナシくんは浮気ではなく本気だったんだろうな。1番まともなタカナシくんが可哀想になっちゃうのも、亮太や直が少し変わった性癖だったからなのか…自分の常識は他人の非常識ですもんね、亮太や直と付き合っていくには、彼らの"常識(性癖)"に合わせなくては。でも亮太はタカナシくんが本気だったこともしっかり見抜いていたし、何気に性癖は異常でも常識的な部分は分かってるのかなーなんて。いや、タカナシくんが本気だったことに気づいていた事実こそが、亮太が直の事が好きなんだっていう証拠なんじゃないかなって私は思います。タカナシくんにも幸せになってほしいです。

Hなシーンが多い云々ではなく、描写がすごくヤラしくて興奮しました(^^)春田先生ありがとうございます笑!

性癖、寝取られ、浮気、本気、色々楽しめました(^^)亮太と直、どちらに興奮するかで、自分の性癖も見えてくるかもしれません( ^ω^ )

13

受け攻め共にドMかよ


愛の形は様々ありますね。
このお話の良いところは、どちらか一方が傷付くのではなく、お互い同じくらい(故意に)傷を負ってそれを慰め合っているというところでしょうか。

寝取られって受け側がひどくダメージを負っているっていう先入観があったので、このお話は優しい世界のソフト寝取られ、という感じでしょうか?

他の男に掘られてよがってたろ、どうなんだ、ガッ…!

みたいな激しさはないんですよ(笑)
エッチは激しかったりしますが、攻め君の言葉は優しめで、指示したくせに、あぁ、俺がいるのに抱かれちゃったの?みたいな、受け君を寝取らせて最高に楽しんでるという感じはなく、嫉妬でゾクゾクするのが快感なんだけど基本は受け君を大切にできる穏やかな子だと思いました。

一方、寝取らせられてる受け君は攻め君の事が好きで寝取らせられるのも嫌なのですが実はそこまでダメージを負っていない、むしろ楽しんでたりして、寝取られ先でお尻を見せて服従させられたがる彼こそ攻め君を狂わせているのでしょう。

色々な要素から、受け君と攻め君が対等な立場のような気さえしました。対等の関係で寝取らせってちょっと新しいなと(笑)

まだ若そうな二人ですから、なんだかんだ若気の至りながら幸せになって欲しいなと思いました。

そして作画はもう、春田先生なのでストーリーに集中できる上質なものでした!
エッチシーンが沢山あってお腹いっぱいです。

ドロドロしたのが大好きな方にはちょっと物足りないかな?寝取られにそこまで耐性無い方は逆に楽しめるかな?っという感じの内容でした!

6

性癖は変えられない

小学校の先生が寝取られるとかいやらしいわぁと思い
読ませていただきました。
でも亮太が直を大事にしていて優しいのに
他の男に抱かれるのがいいっていうのが難しかった…。
大好きなら誰にも触られたくないものじゃないのかな??
そういう性癖と言ってしまえばそれまでですが
そういうので興奮する亮太を好きになってしまった直が
多少気の毒に思いました。
直は亮太にしか抱かれたくないのが本音なんだろうし…。
とは言え他の男とでもしっかり感じちゃってるので
素質というか順応してるというか。
二人の出会いはすぐHじゃなくて好感を持てたんですけど
信じてるからって言いながら直を他の男に抱かせる亮太が
私にはわからなかったなぁ。
直は自分だけを好きで絶対本当に寝取られないという安心からなんでしょうね。

当て馬のタカナシさんも、人のものが好きっていう性癖にしては
独り占めしたいって言ってたから
もっと食い下がってくれるんじゃないかとわくわくしたんですが
あれー…結構あっさりなんですね……。
直が亮太のことを本当に好きなのがわかっていたせいもあったんでしょうか。

直がタナカシさんと亮太に黙って会って
亮太の気持ちを確かめたかった事は
私は謝らなくてもいいのにと思ってしまいましたがいかがでしょうか(?)
二人さえ良ければ無問題!ですが少ーしモヤッとしたかな。

亮太が直に歩み寄ってくれて、
しばらくNTRプレイは無しにしたとしても
いつかまた他の男に抱かせるんでしょうね。
性癖って良くも悪くも変えられないものだと思うので
これからどうなるのか余計なお世話ながらちょっと心配です。
…もうそうなったら直も開き直って楽しんでしまえるようになってるかも??

6

他の作品にはない刺激と読後感。

寝取られかあ…と思いながら読みはじめて、記念日に公園で直を知らない男に抱かせる、という展開にびっくりしました。しかも、亮太は、直が他の男に抱かれてるときの音声を聴いていて、"見てる"わけじゃないんですよね…直もまたけっこう感じてしまってるし、嫌と言っても嫌じゃないみたいなね。ブログをはじめてみたり、そこでコメントをくれたタカナシさんを巻き込んだり、直もまたこの状況を楽しんでる?それとも亮太が好きだから、嫌われたくないがための行動? 直の目線で描かれているのもあって、直の心情をあれこれ考えてしまいました。
とはいえ、エッチはとってもゾクゾクしました。寝取らせた後の、責めながらのプレイとか…亮太の興奮がうつってしまいました(笑)
作者さまもあとがきで、難しいテーマを選んでしまった、と書かれておられましたが、他の作品にはない刺激と読後感を味わわせていただいたので、神!にします。絵柄もとても美しいです。

7

背徳感がたまらない

 意図せず寝取られてしまう作品はいくつか読んだことがありますが、そもそも寝取られをテーマにした作品は初めて読みました。結論からいうと、すごく良かったです。寝取られに興奮する性癖を持っているのは攻めの亮太。その心理を理解するのはなかなか難しいかもしれませんが、あとがきの春田先生が調べた内容を読んで、より理解が深まった気がします。

 たとえばマンネリ化しつつあるカップルが嫉妬や罪悪感という刺激を得るために行うのも分かるし、亮太のように、他の男に抱かれても最後には自分の元へ帰ってくる相手を清めることでお互いの好意を再確認し、もっと絆が強くなったように感じるのも分からなくはないなぁと。受けが第三者に犯されてしまい、攻めにそのお仕置きを期待してしまう読者側の心理と、そう本質は変わらないのかなと思います。結局すべては、メイン2人の関係性が強固になるための刺激でしかないんですよね。

 元々特殊な性癖を持たない受けの直が、亮太の性癖に付き合っていく中で、最初は嫌がりながらも段々寝取られに興奮する素質が開花していく心理描写にも共感できました。完全にハマったわけではないと思いますが、別の男に抱かれた自分に亮太が毎回ちゃんと嫉妬してくれるところや、上書きするようにさらに激しく抱いてくれるところにまんざらでもなかったんじゃないですかね。直も結局どこまでも亮太への好意しかないわけです。まだまだ読む人を選ぶジャンルかとは思いますが、個人的にはもっと増えてもいいかなと思えました。

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