縛めのエクスタシー

imashime no ecstasy

縛めのエクスタシー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×21
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
1
得点
45
評価数
18
平均
2.8 / 5
神率
22.2%
著者
葵居ゆゆ 

作家さんの新作発表
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イラスト
椛嶋リラコ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784829626542

あらすじ

拘束行為で安寧を得ているのを、ライバル視している竜尽に知られた玲夜。その上、彼の拘束に耽溺しているのを義弟の嘉人に見られ…。

表題作縛めのエクスタシー

通津守竜尽・ツヅモリ機器販売常務・35歳
瀬奈玲夜・ツヅモリ機器販売代表取締役代理・32歳

同時収録作品縛めのエクスタシー

瀬奈嘉人・ツヅモリ本社からの出向・30歳
瀬奈玲夜・ツヅモリ機器販売代表取締役代行・32歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数1

闇の腐女子には『垂涎もの』です

「これぞプラチナ文庫」とも言うべき、この表紙絵にしてこのタイトル。
ひょっとしてプランタン出版は「自社の本を売りたくないのではないか?(まさかね?)」と思うほど尖っています。本屋でBL本を買うのに躊躇いがない私もこの本は通販で購入しました。今、何かに負けた様な気分になっています。私に勝ったものが何なのかは全く解らないのですが。

葵居さんお得意の緊縛です。SMでもあります。3Pです。おまけにガチ兄弟で、NTRでもあります。
加えて、主な登場人物の全てが見事に歪んでいます。
この本は所謂、地雷だらけです。苦手な方が踏み込むと木っ端微塵になってしまうんじゃなかろうか?
緊縛、SM、NTRが「割と好み」の私でも、胃もたれがするほどの満腹感を覚えました。フランス料理のコースを食べた後に「こちらデザートです」と言って回鍋肉が出て来た感じ……でも、食べた後に「こういうメニューになっているの、解る」と思っている自分がいます。

出版社さんの『あらすじ』は非常にスッキリ書かれていますが、実はこのお話、とっても複雑なんですよ。どう紹介したらいいかしら?悩みます。

瀬奈玲夜は強いストレスを感じて不眠が続くと自分に拘束具を使います。「身動きが取れなくなった」と感じることでやっと全身から力を抜くことができ、安心するのです。玲夜を悩ませているのは本家の末っ子(但し、外腹)の通津守竜尽と腹違いの弟、瀬奈嘉人が、玲夜が代表取締役代行を勤めるツヅモリ機器販売に送られてきたこと。この人事は、玲夜の父が代表取締役を退いた後、経営の立て直しを図ろうとしていた矢先のことでした。ツヅモリグループは親族経営で、血縁者でない玲夜の母は周りから疎んじられ『第二子が望めない』という理由で離縁されています。そんなことから、玲夜は会社を奪われてしまうのではないかという不安を感じているのです。2人に隙を見せてはいけないと思うのですが、玲夜にとって竜尽は特別な思い出がある相手。母からは折檻を受け、親戚からは軽んじられていた子ども時代に、唯一、遊んでくれたのが竜尽だったのです。会うことは殆どなくても、こっそり慕っていたのに、竜尽は通津守を捨てて渡米していました。今、何故戻って来たのか?玲夜はそこに不安を感じていました。その竜尽に拘束具で付いた痕を見破られ、挙げ句の果てには「自分が相手をしてやる」と縛られて淫らな扱いを受けてしまいます。その後、会社での会話から二人の関係に不審を抱いた嘉人が、竜尽のいる玲夜の部屋に乱入して来ます。必死で言い繕おうとする玲夜に竜尽は「俺が呼んだんだよ」と……

さらっと書いたつもりがこれですよ。
そもそも、この3人の関係が延々と歪んでいくのは通津守家という閉じた家系が歪んでいるからなんですよ。竜尽と嘉人なんてあまりにも半端ない「ここまで酷いか」っていう歪み方をしているので、むしろ清々しい!
潔癖であることを自分に課してしまったが故に、黒い方へ黒い方へと追い込まれていく玲夜も「こんなだったらこうなっちゃうよなー」と納得出来ます。緊縛ってストレスから逃げられますものね。「自分の所為じゃない」って思いたいんだろうと。

間違いなくそこに愛はある。
あるのですけれど、この愛はふわんふわんとした幸せな気分にはなるものではありません。
しかし、と言うか、だからこそ『闇の腐女子』には垂涎もののシチュがてんこ盛りです。
それ以外の方は、ある程度のダメージを覚悟した上で、気力体力とも充実している時に読んだ方が宜しいかと思いました。
凄いよ。

13

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