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表題作あの日、あの場所、あの時間へ!

関拓歩
相葉に憧れるバレー部員
相葉湊
幼馴染とともにバス事故にあう大学生

同時収録作品あの日、あの場所、あの時間へ!

大友健太郎
湊の幼馴染で将来有望なバレー部員
相葉湊
幼馴染とともにバス事故にあう大学生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

名門大学のバレー部に所属する湊。親友で将来を期待されるアタッカー・健太郎から強く誘われ入部したが、実力が追い付かず悩んでいた。そんな折、乗っていたバスが事故を起こし、湊を庇った健太郎が再起不能の大ケガを!! 絶望する湊の前に突然見知らぬ青年が現れ、「今度こそ助けてやる!」と告げるが!?

作品情報

作品名
あの日、あの場所、あの時間へ!
著者
楠田雅紀 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199009457
4.2

(71)

(36)

萌々

(19)

(13)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
13
得点
296
評価数
71
平均
4.2 / 5
神率
50.7%

レビュー投稿数13

No Title

面白かったです!特に前半は一気読み。いわゆるタイムリープものですが、クドさがなく、楽しめました。
ただ惜しいなと感じたのは、タイムリープのストーリーがメインになっていて、恋愛の甘~い場面があまり描かれていないんですよね。そこがもったいないなと思いました。攻めの拓歩、本当によく頑張ったんだからもっとご褒美あげてほしかったです(笑)
それから、軽く触れるに留めておきますが、このお話、三角関係なんですよね。当て馬になる子の執着っぷり、嫌いじゃなかったです(笑)

0

カプ間違いにより……

あらすじをすっかり忘れた頃に読んで、
冒頭の展開から幼馴染が長年の2人の夢に向かっていく青春&執着ものと勘違いしてしまったのが敗因。
あれ??ハイパー執着鬼畜攻め様は??身勝手な気持ちに苦しむ受けちゃん……どうなるのどうなるの~堕ちるの?改心なの?
ゲスい攻めっぷり見せてくれよ!
とワクワクしていたので、本当の攻めは別なことがしばらく受け入れられれませんでした。
いくら中学生とはいえ、登場時のズケズケしさも苦手だったので…
挿絵を見て、あれ?表紙にいるのはこっち!!?
ゲス攻めに気持ち加担してたので気持ちはしょげしょげ。
冒頭の幼馴染エピや幼馴染に対する罪悪感が長すぎて軌道修正するのに時間がかかりました。

そして、タイムリープものは好きなジャンルですが、
自分の思いもよらないとこでタイムリープして巻き込まれるパターンではなく
現状が嫌で嫌で仕方なくてやり直すパターンも個人的には合いませんでした。
気持ちのすれ違い、対応が曖昧だったから招いた種で、幼馴染の豹変は確かに…だけど、あんな事故が起こったら……
現時間枠でどうにか解決しろーーー!!!!
あのどん底からの這い上がりを見せて
って気持ちになっちゃっいました。

0

一気読み!詳しいネタバレは見ずに読むことを強くオススメします。

何度でも、何度でも、何度でも!
あらすじにある通りタイムリープものです。
こんなに感動したタイムリープは初めてです。

健太郎がこんなキャラだったの?との驚きと、湊の犠牲と、拓歩の孤独な献身と。
逃げて〜、絶対に一緒に住んじゃダメ!と。

2度目からは言うこと聞いて!信じてー!と叫びそうでした。
諦めない拓歩、誰も聞いてくれない信じてくれない、どうやっても湊は健太郎に…。

何度も戻って、戻るタイミングをずらして。
全てを上手く収まるように、湊を健太郎から守るために、湊を手に入れるために。

もう本当のことを言えなくても、必死で近づいて先回りして湊のバレーボールが好きな気持ちやヤル気を取り戻して。事故を防いでみんながバレーボールを続けられるように。拓歩と湊の約束にもう泣けて泣けて。

湊も中学生の拓歩の言葉にちゃんと耳を傾けてくれて良かった。
拓歩の孤独な頑張りを思うと号泣です。

今度こそ!と思ったらまさか拓歩が!

今度は湊が!

やっと二人の時間。悲願が叶ったね!
タイムリープを繰り返すうちに拓歩はどんどん湊を好きに、愛していったんでしょうね。
良かったです!

タイトルを見て何年も私が思い続けてた言葉でびっくりしました。
数年前に追突事故にあい全てが狂い今も治らないのですが、何度あの日あの時あの場所へ行かなければ!と思ったことか。
戻ってタイヤをパンクさせるなり、1分でもズレていれば、違う道を通っていればと。

素敵なタイムリープものが読めて大満足です。

3

年下攻めでありながら……

「幼馴染」にほぼ無条件で萌えてしまうタチなので、冒頭の健太郎と湊という幼馴染描写にキュキューンとしちゃったのも事実。

だって幼稚園の時から常に一緒で、「二人で日本一になる」と小さい頃からバレーボールを一緒に頑張ってきたとか、ふつーの作品ならそれだけで立派な幼馴染カプストーリーとして成立する。

だけど健太郎はお相手じゃないんですよね。
初読時は、えっ!?健太郎じゃなくて、もしかしてこの声をかけてきた拓歩がお相手なの?となんかガックリきちゃって、そこで挫折。

気をとりなおして読んでみましたが、健太郎が予想を遥かに超えたヤベーやつだったわ……。
健太郎が告白したシーンの、自分勝手な押しの強さから違和感があったけど、読み進めるうちに、執着というかヤンデレの香りがプンプン。
いくら幼馴染萌えがある私とはいえ、健太郎から逃げろ!!という気持ちになれて、自然と拓歩を応援する気持ちになれました。


それにしても、拓歩は頑張ったなぁ。

受けの湊よりも3歳年下なので年下攻めらしい良さも味わえつつ、拓歩はタイムリープで何度も時をやり直すことで湊よりも生きてる(?)時間が長いという妙。
だから年下でありながら湊よりも男としてこなれていて、拓歩の中身は年下攻めと年上攻めが両立してるっていうんでしょうかね。
そこが何とも良かったです。

0

ネタバレせずに読んで欲しい物語

帯と裏表紙のあらすじから、タイムリープものという情報だけで読み始めました。
可能なら、それ以上のネタバレは入れずに読んでいただきたいな。

物語の最初は、主人公たちに正直腹立たしかった。本当にそれでいいの?好きなの?って問いただしたかった。
でもそこから起こるタイムリープによる展開が見事で、ぐいぐい物語りに引き込まれて、ラストには泣いてしまいました。
素敵な未来を掴み取ることができて本当に良かった。頑張ったよ二人とも。

すごく素敵な物語でした。物語としてとても楽しむことができました。
最後はこれ以上はないと思えるハッピーエンドです。
だから安心して、ネタバレせずに読み始めてもらえたら、最高の感動を味わうことが出来ると思います。

4

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