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水原とほる タカツキノボル
Krovopizza
ネタバレ
タイトルと攻めの名前(木津根=きづね)から、狐が出てくるモフモフファンタジーかと思いきや…? 幻想文学を研究する世間知らずな受けが、恋をすることで血生臭い現実世界の問題に直面し、その中で自身の愛を貫こうともがく… そんなガッツリシリアスな作品でした。 主人公は、大学の国文科で小泉八雲の研究をする皐(受け)。 図書館でよく見かける木津根(攻め)という男と、民俗学の資料をきっかけに仲良くな…
水原とほる 沖麻実也
麗音
カバー絵を見ればすぐわかるのですが、なぜか弁護士の攻めに靴職人の受けと思い込み読み始めてちょっとしてアレ?と気がついてしまいました。 真面目で技術は高いのに困った立場に追い込まれたウケを正義のヒーローが助けに現れ恋に落ちる、といった王道的な作品も嫌いじゃないですが、勝手な思い込みからできたギャプからかっこいい靴職人の攻めが跪いて採寸なんかされたらステキ!という思いから楽しく読ませていただきました…
水原とほる 金ひかる
杏仙
あとがき、水原とほるさんがおっしゃっております。 「ドンパチ」、「ドロドロ」、「ときどき演歌」だそうです。 こちらの作品は演歌風味です。 そんなに痛くないと思います。 以下はネタばれです。 親子どんぶりです。 主人公ミチルをめぐっての峰原と、その息子の手塚がとりあい? と、いうほど激しくはありません。 がっつり3Pもないし。 ミチルという女性的な名前、実の母親は、…
水原とほる 高崎ぼすこ
さぼ
電子書籍版を、購入。 表題作の「囚われの人」、その後を描いたSS「愛を求める人」 が収録されています。 挿し絵なし、あとがきありです。 何の前知識もいれずに読んで欲しい。 そんな作品です。 本作は私の中で、文句なしの「神」作品。 でも、「しゅみじゃない」、「中立」な評価も納得できる。 あ、こんな感じ前にもあった…… そうだ、 あれだ! 吉田珠姫さんの『鬼畜』の…
水原とほる 高緒拾
M+M
1冊すべて表題作。「夏陰」の続編です。前作を未読だと内容がついていけませんのでご注意ください。 前作と同様に雪洋(受け)が主人公です。 冷酷なヤクザである岡林(攻め)は愛の分からない男で、前作で岡林を愛すると決めたはずの雪洋は悩みます。岡林は言動に何の変化もなかったので、雪洋が迷いを吹っ切って覚悟を決めるという内容でした。 雪洋は「夏陰」の序盤ほど痛い目には遭いませんが、「愛して…
表題作「アシメトリー」と続編「傷跡」の中編2本立てです。 どちらも香津美(受け)の視点で進みます。 「アシメトリー」は香津美が辛い経験を経て、北条(攻め)と恋人同士になる話、「傷跡」はその続編です。 「アシメトリー」では香津美が北条以外の男に抱かれるシーンが複数ありますし、「傷跡」は人前でのセックスがあります。ページをとってしっかり書かれていますので、苦手な方はご注意ください。 …
水原とほる 稲荷家房之介
電子書籍版を購入。 表題作の「青水無月」とその後(半年後?)を描いた「半夏生」が収録されています。 あとがき無し、挿し絵は有りです。 久しぶりに、ここまで突き抜けたものを読みました。 いやー、すごかった。 DVの渦中にいる人の心理ってこんな感じなのでしょうね。 違和感なく、まるで自分が体験するかのようにするすると入ってきます。 苦しい。 激しい執着と依存。 でも、これ…
東雲月虹
情報処理会社“シロテック情報システム”は 社長の城山基弘が36歳で独立して立ち上げた城山商事の小会社です。 城山商事から引き抜いた人材のうちの一人、 石川暁生が元恋人で現社長秘書。 城山はバイで、現在付き合っている女性と上手くいっていない様子を 暁生に言い当てられ機嫌を悪くするなど 子どものような面もありながら 仕事に関しては攻めの姿勢を崩さないやり手社長。 そんな彼をサポートする…
水原とほる 和鐵屋匠
1冊すべて表題作です。雅則(受け)の視点でストーリーは進みます。 主人公はビッチではないのですが、宇喜多(攻め)以外の男性に抱かれる場面がありますので苦手な方はご注意ください。 突然ヤクザの世界に関わることになるという話で、会社員だった雅則はワケが分からないですし、宇喜多は多くを語りません。そのため説明役としてか、宇喜多の右腕である高原が全体的に登場しています。 高原は宇喜多と争う気…
水原とほる 高星麻子
あらすじ: 母親に捨てられた未来(受け・高校生)は、伯母の知り合いで整理屋の塔馬(攻め)に引き取られ、彼と暮らすことに。 やがて、塔馬と共に母親探しの旅に出るが… アウトローな大人×母親離れできない少年のロードムービーで、主人公の少年(受け)の心の成長を描く物語。 あとがきでいかにも美談風に要約されていますが、そんな話だっけ?と首を傾げたくなる向きも。 各キャラの言動に共感できず、最…