水壬楓子さんのレビュー一覧

銀の檻~舌とピアス~ 小説

水壬楓子  黒田屑 

新しさと萌えです

感情面どころか肉体面で受けが攻めを支配する場面を久しぶりに見ました。胸がどきどきします。そして氷山の思考は比較的正常で、自分を悲劇の男の主人公にしていません。すべての者を裏切ってでも、主人のそばにいてやると言いました。萌えますね。
でも、私自身は、結局は二人が恋人のような関系になってくれればいいなと、少しは思っています。

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パズル PUZZLE 小説

水壬楓子 

可愛いお話から、大人の駆け引きまで

①秋のわがまま(久賀×城島)初同人作品
②パイナップルはデザートに(祥彰×佑士)旧スキャンダル①収録
③恋バナ。(久賀&城島、祥彰&佑士、篠宮&高森)雑誌の刊行記念SSの続き。書き下ろし?
④ゆううつな日曜日(祥彰&佑士、研吾、瑞妃)旧スキャンダル③収録
⑤パズル(久賀×城島)同人作品

旧スキャンダルを読んだので、ここに収録されている②④は既読でした。なので、ほぼ久賀×城島のお話だっ…

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スキャンダル 3 小説

水壬楓子  神城アキラ 

表題作をもっと読みたかったなー

とうとう最終巻です。
家出しちゃった中学生、佑士くんの運命は如何に???
前回の失踪は誘拐でしたが、今回は自発的に家出しちゃいました。しかも、お金も持たずに。
うわぁ、無計画。
こんなん悪い大人に捕まっていけないところに連れてかれるに決まっとる(はい、その通り!)
場末のSMショーに出される寸前にまたもや警視庁捜査2課の城島さんが助けてくれんの。
あぁ、私は酷い奴だからまたメチャクチャ…

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スキャンダル 2 小説

水壬楓子  神城アキラ 

本編が短かった

佑士が海外に連れて行かれそうなところでどうなるどうする?で終わった1巻。2巻は、最後に届いたビデオテープの詳細から。今までは郵送されてたのに、今回は直にポスト投函されてた。それだけ直近の出来事でトドメ刺したい内容って事。
見たくないけど、佑士の生存確認したい気持ちで再生すると、実の父親に犯されて絶叫する佑士の姿が映し出され、見ていられないけど目を背けられない祥彰と瑞妃。
今ならDVDかUSBで…

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スキャンダル(1) 小説

水壬楓子  神城アキラ 

私の嗅覚は間違いではなかった

水壬楓子先生、和泉桂先生、木原音瀬先生のアンソロジーで水壬先生を初めて読んで興味持ちまして検索したら1番私好みっぽかったのがコチラの作品でした。
新書版はマイルドに改変されているとの事で俄然ハードなバニラ新書版を手に入れました。

内容がハードで今なら描けないタブーな作品って聞いてたのでワクワクしながら読みました。

20年以上前のBL小説なので色々とカルチャーショックでした。
まず、…

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フィフス 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

地雷を超えるほどの17年の軌跡

人生初の衝動買いですと!?

なんか二人の17年間を後からたどると涙が出そうです。
初めは人生を賭けた戦い、そして見返りとしての愛人契約?この愛人契約が出てきた時点で、ギャー出たよ!なぜBLは愛人契約が好きなの!?と読むのを止めそうになりました。しかも相手はまだ中学生!

しかし現在の箱根旅行で後から後から明らかになる二人の想いや過去やらに。また一人で生きてきた和佐が道標にしてきた巽に。…

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キャスティング 小説

水壬楓子 

監督と俳優

これまたシリーズの監督と俳優ですか、本家?の木佐と野田のCPとは逆で、攻めが俳優のジーン、受けが監督のクレメン。

そして!なんと!
オヤジ受け♪

しかし、イラストを見ても40超のオヤジには見えないんですよね〜。

今回は、事故で視力を弱めてしまいパイロットを離脱したヤサグレ海兵隊員とロケハンに来た監督が出会うシーンから始まります。
ジーンは捨て鉢になってるんですが、クレメンがい…

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ハッピーエンド 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

ハブとマングース

木佐監督のところの経理、受けの三津谷と美術監督の攻め、泰丸とのお話です。
まぁ、この三津谷という人は、ゲイで真面目(何せ元銀行員)なんですが、以前の恋愛がつらくて、もう真剣な恋愛には臆病になっちゃった人で。
まぁ、要するに拗らせ系なんです。
泰丸の方は、芸術家らしくおおらかでまっすぐで。

仕事を発注する側の三津谷と、それを受けて仕事をする泰丸。利害関係があることで、二人の仲はハブとマン…

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スピンオフ 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

元弁護士と警察官

シリーズ四作目は直接役者のお話ではありません。
受けの花戸はある事件で弁護士事務所を辞めてフラフラしているところを、依光に誘われてマネージャー仕事をしているのですが、依光の出る映画の試写会場で攻めの箕島に出会います。

花戸は箕島のことを忘れていたのですが。
そこから過去の恋人との別れと寂しさから取っ替え引っ替えの一夜の情事を重ねていた時に会っていたことを思い出します。
その元カレと別れ…

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ラブシーン 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

攻めの強さ

シリーズとは気づかず、図書館で先にファイナルカットを借りてしまったので、作中に出てくる木佐監督の息子CPに興味を持って最初から借りてくることに。

一作目となるこちらは、攻めの依光と受けの千波が出来上がってる(千波はセフレとか同情的な捉え方してますが)とこから始まります。
千波に寄り添う依光は冒頭から読み手にはダダ漏れな愛情を持ってるんですが、過去の痛い恋愛から千波は依光に依存したくないと頑…

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