雪代鞠絵さんのレビュー一覧

可愛い下僕の育て方 小説

雪代鞠絵  門地かおり 

健気なのは、

タイトル通り、下僕を(今以上に)可愛く(するべく)育てていかんとするストーリーなんですが、なにせこちらの攻めさま、下僕である受けをひっそりこっそり溺愛しているものだから、どこを読んでも甘くて可愛かったです(^ω^)
タイトルや表紙から俺様な傲慢攻め×健気受けのお話なのねと勝手に想像していたのだけれども、想像を良い意味で裏切る可愛いお話でした。
兎にも角にも、このお話のキモは「健気攻め」克幸だと…

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花束を抱く男 コミック

高久尚子  雪代鞠絵 

久しぶりに続きが読みたい作品

最近ずっと心に残らない作品が続いていたので、あまり期待せずに読んだのですが(失礼)、久しぶりに胸にズンときたお話でした。
サスペンスなシーンもありドキドキしましたが、生来のんびり屋の裕のおかげで重くならずに読めました。
裕はただ流されて悪運が強いだけの人間ではなく、ちゃんと芯の通った強さを持ち合わせているおかげで幸運を手にしているのだと思いました。

久しぶりに続きを描いてほしい&…

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月夜の王子に囚われて 小説

雪代鞠絵  緒田涼歌 

鳥かご

とんだヤオイ穴だな(# ゚Д゚)ゴルァ!!

雪代先生のちょっと痛い作品を読みたい一人フェア開催中でございます。
健気で幼げなちょっぴりショタくさい受が
攻に強引にオイタされちゃう展開がオイシイ。

さて、今作はとくにご注意でございます。
甘いのに慣れ親しんだ皆様。
強姦レイプが苦手なかたは要注意でございます。
幼馴染のとある国の王子に受は指輪を運ぶ役目を仰せつかります。
そ…

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有栖川家の花嫁 小説

雪代鞠絵  一馬友巳 

花嫁

やはり少年は犯されてなんぼだと思うわけですよ((ノェ`*)っ))タシタシ
19歳が少年かといえばギリギリオーバーな気はしますが
表現が少年くさければセーフととらえる。もこデス。
最近のBLはわりと甘めの作品が多いのですが
この時期、この作家さんの作品は
至極ひどく少年が犯されてしまうのです。
少々暴力的に、薬なんかつかて淫らに!!
毎日の夜のお勤めでけだるいなんて、なんて素敵w

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ビューティフル・サンデー 小説

雪代鞠絵  山本小鉄子 

挿絵がある紙版をお勧めします

粗筋(旧版より)
恭輔は大企業に勤める野心家で傲慢なエリート。
専務の娘と婚約し、順風満帆な人生を歩んでいた。
出世コースの一端として大阪支社へ二年間の転勤が決まり、東京を離れる前夜、恭輔は婚約者の弟で高校二年の小鳩から突然、恋を告白される。
恭輔は適当にあしらおうとするが、偶然小鳩に弱味を知られ、「大阪にいる間限定の恋人」という立場を許す羽目に。
小鳩が週末毎に恭輔の元を訪れる、奇妙な…

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花束を抱く男 コミック

高久尚子  雪代鞠絵 

傷心の大人を癒す高校生の物語

構成がしっかりした小説の原案に、描写が上手な漫画家の絵がコラボすると、心情描写が細かく上手な作品に仕上がるので読みやすい、感動します。

原作は、雪代鞠絵さん。この作家の特徴は「ボーイズラブの王道的な世界を堪能させてくれる作家で、女性的で健気なタイプの受けが、不幸な境遇を乗り越えてハッピーエンドに至るというストーリーが多い。」と紹介頁に有りましたが、この作品は、全くその通りのあらすじでした。

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蝶よ、花よ 小説

雪代鞠絵  せら 

最近、雪代先生をはじめ健気受けを好んで読み続け、健気受けに対して軽くゲシュタルト崩壊気味。健気ってなんだっけ?…もう少々の事では健気のジャッジはくだせない。笑
だからでは無いと思うのですが、今作は健気受けと言うよりは、不憫受けかな。です。

全体的にお約束的な展開であったりするものの、面白かったです。好きです。

お話について(和紗×希)
京都の旧家の離れでひっそりと育った希。自由な外…

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真珠とカナリヤ 小説

雪代鞠絵  広乃香子 

諸外国に追い付け追い越せと西洋の文化を積極的に取り込む華やかな時代。
ドレスに夜会に華族にカフェー。…作中に登場する明治らしい言葉を集めただけで、ただ私のテンションが上がるという他には、特に意味の無い羅列なのですが。笑

お話について。(玲人×千冬)
個人的に明治期とペシミストの組み合わせって、萌えます。
ですので、もっと拗らせていて欲しかったというのが本音なのですが…今作の攻めさまはツ…

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Fly me to the moon 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

蜂蜜色で美味しそうな満月。
月に見惚れて。
月まで歩いていければ。
本編ではたくさんの月の描写があり、ショートでは、最愛の人を月のような人だと例える。
美しい月がいつも頭の中に思い浮かぶような、優しいお話でした。
きつねの童話は私にとって懐かしく、それもまたお話に優しさを添えるようで。

お話を読んでいる間中、いやしい私の頭には常にあの月を模った銘菓がチラチラと( ´ ▽ ` )笑

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天使は夜に穢される 小説

雪代鞠絵  旭炬 

セイ!マイ!ネーム!

2004年に出版されたノベルズを改題・改稿し2014年に出版された本作。
本編「天使は夜に穢される」とショート「Un petit cadeau」

お話について(叶×佐智)
途中で何度かあまりにひどい攻めに憎しみを覚えるほどでしたが、個人的にはかなり好みの作品でした。
教会の養い子である佐智は、美術商である叶に誘拐されます。…叶の「死んだ」恋人に似ているというだけの理由で。
そして、佐…

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