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5/31(合計:301件)
佐倉朱里 朝南かつみ
渋茶
ネタバレ
2011年刊。 表稼業・探偵業、裏稼業・殺し屋の翼(たすく)と、元刑事だけあって飄々としているようで観察眼の鋭い輝之。 洒落たハードボイルド調なのかと思いきや、高尚めいた部分もチラリとあるし、肝心の翼や輝之に体臭味がないというか、ベッドシーンも盛り込まれているというのに生々しさを排除している感が見受けられ、活きの良さってのを感じない。 キャラ萌え、シチュエーション重視じゃなく雰囲気重視な…
凪良ゆう 朝南かつみ
よしぴす
これはとても良かった。 受は最初は恋愛詐欺で金を得るの為、攻めは最初は昔の片想いの相手に似ていたから。 きっかけはそれでもお互いが少しずつ相手の存在を確かめ合うようになってからの~受逮捕。 出所の時に攻めが迎えに来てくれて本当に良かった。 それからの二人の少しずつ心の距離を縮めていく様子に、うん積木の恋だな。と。 二人とも不器用なのはお互いを思いやるばかりに。 でも、ちゃん…
いとう由貴 朝南かつみ
甘食
「兄上、共に地獄に堕ちましょうぞ」ってなんて背徳的で淫靡で甘美な煽り文句でしょう。10年近く前の作品なのでよくわかりませんが、作中に出てくるこのセリフが絶対帯のキャッチコピーだったと思います。 時は鎌倉〜室町時代?位の日本。妖艶な美坊主のお話です。その上腹違いのガチ兄弟設定。美しい僧侶の月永はその体を寺での生活でエロ坊主達に差し出しながら生き抜いてきました。正妻の息子で国主となった兄への復讐…
夜光花 朝南かつみ
りぽす
ストーリーも良くて、悪くなかった、悪くなかったんですが、なんか…こう…違ったなーって感じでした。 他にもおっしゃってる方がいらっしゃるんですが、なんかエロシーンがストーリーに突然入ってくるんですよ。えっそれ今するんだ!?みたいな…… あと、最初のエロが、なんでそうなったのかよくわからない。攻めが警官なんですけど、なんでこの人、突然強姦したんだろ……という部分も引っかかったままでした。本…
高岡ミズミ 朝南かつみ
東雲月虹
『個人秘書』の元(?)のお話だと知り読ませていただきました。 久世が最初から一宮を口説いていて、やっぱり熱心に通ってたんだねと つい微笑ましく思ってしまいました。 端整な顔立ちのバーテン、そりゃモテるよなぁ…。 でも本人は体だけの関係は虚しいと経験上知っていて わりと(といったら失礼ですが)倫理観がまともで安心しました。 しかし攻めとなる湯川が……登場からめっちゃ態度悪い……。 差別…
華藤えれな 朝南かつみ
ぴれーね
ベタベタではございますが、運命に翻弄される悲劇の恋人達と言うのが大好きだったりします。 この二人の出会いって、不幸を通り越して悲劇なんですよ。 共に居たいと純粋に願っただけなのに、殺人犯にまでなってしまうサタナスに、由緒正しい貴族と言う身分から、マフィアの愛人にまで堕ちてしまうアベル。 愛すれば愛する程、互いを不幸にしてしまう・・・。 それでも魂で求め合うような二人の姿に、胸が熱くなる…
義月粧子 朝南かつみ
fandesu
志岐のキャラクター造形は素晴らしいと思います。 『女王様』と書かれていますが『鏡の国のアリス』の『ハートの女王様』みたいな感じではなく、非常に理知的かつ抑制的な『女王(大英帝国のエリザベスって感じ?)』だと思います。 黒田と友人で一緒にいることをただ楽しいと思っていた子ども時代、性指向を隠さずに多の男性とラブアフェアを繰り返す黒田に反発を感じていた思春期、そして高校時代の失恋を経て自分の感…
藍之
調教ものはいいぞー これからも羞恥プレイ続けていくのだろうなって思えて ちょっとほっこりしました
木春菊
カップリングが非常に好み! 特に受けの女王様っぷりが読んでいて(私の)気分がいい。 個人的好みでしかないのだけど、受けには毅然とした強さと自立心と賢さが欲しい。 肉体的には受けだけど、精神的には攻めくらいの気概があると嬉しいなぁ、と常々思いながらBLを探しているので出会えると本当にテンションが上がります。 老舗旅館の次男である志岐(受け)は跡を継がずに海外で働いていましたが、父親の…
M+M
凪良ゆう先生10周年記念小冊子、プラチナ文庫での作品番外編でした。 トップバッターが「積み木の恋」後日談の「ありがとう」だったのですが、透がパン屋「un petit nid」でアルバイトを始めた、という2行目で「ありがとう!素敵!大好き!」と身悶えしました。「お菓子の家」とのコラボなんて素晴らしすぎます、先生…。 作品は全部読んでいたのですが、「365+1」「愛しのいばら姫」は時間が経…