奈良千春さんのレビュー一覧

「女王殺しの血族」出版社ペーパー 特典

夢中

こういうSSをノア視点で読める幸福を味わう事が出来て出版社さまと夜光花先生にお礼を言いたいです。

本編でも分かっていた事ですが、マホロ視点ではなくノア視点で2人の初めての時の気持ちを知る事が出来て良かったです。

マホロや読者が思うよりずっと、ノアがマホロが好きで夢中な事が分かりました。

今までのノアには無かった感情が芽生えていて、それを誰よりもノア自信が喜んでいるように思えて萌え…

1

女王殺しの血族 小説

夜光花  奈良千春 

面白すぎる!

楽しみにしていた続巻です。

凄いと思うのは前巻を確認していなくても、読んでいるうちに人物名や性格や相関図や内容がマジマジと頭の中で蘇る点だと思います。

オスカーに拐われてジークフリートによって人形のようになってしまった時はどうなるかと思いましたが、その事によってジークフリートの本心やギフトを貰った事で何を失ったかを知る事が出来たのも流石だと思いました。
全ての出来事に無駄な事が無いん…

4

「或いは、傷痕。」書き下ろしSSペーパー 特典

簡単に飼おうなんて言わないで。

「或いは、傷痕。」書き下ろしSSペーパーとなります。

恭也の屋敷に迷い込んできた人懐っこい黒猫。
恭也は早くも「飼おう」と決める。
だが、出先から戻ってきた浮田は悲鳴をあげ…

浮田さん、ネコは苦手?または「黒猫」だったから?
ともかく「屋敷の外へ放しなさい」と。

外に出された黒猫に、どこからか白猫が寄り添って2匹で姿を消します。
完全に野良猫じゃなかったのかも。
私は家…

0

或いは、傷痕。 小説

笹原にしき  奈良千春 

こわいのか甘いのか。そこが中途半端?

社長がバックれた借金のカタにヤクザに拉致られた美人秘書・偲の運命やいかに…!

…というお話。
ヤクザ若頭の恭也は有無を言わさず偲を自分の屋敷に連れ込んで、のっけからカタギさんの太股に竜の刺青を入れて「俺のモノだ」宣言、という大暴挙をやらかして。
ならば恭也はとんでもない極道なのかというと、もうはじめからデレデレの甘々。
「被害者」の偲の方も、もちろん抵抗するし恐怖に震えはするけれど、す…

1

チェンジリング~妖精は禁断の実を冥王に捧げる~ 小説

沙野風結子  奈良千春 

運命に翻弄されながらも、自分の手で運命を掴む

「後に計り知れない苦難が待ち受けると知っていたら、果たして人は禁断の果実を食べるのか――?」
妖精の取り替え子というヨーロッパの伝承チェンジリングをベースに、そうした命題を背負わされた二人の愛の編成のファンタジー。
個人的には沙野作品の中で1.2を争うかも。というか主役二人が本当に好みな上、全編通して緊張感と切なさがつきまといずうっとハラハラし通しだった。

妖精の取り替え子で災いの預言者…

5

発育乳首 小説

秀香穂里  奈良千春 

ちくびに対する情熱がすごい

電子版挿絵あとがきあり。Kindle版はunlimitedで読めます(2020年12月現在)。

秀先生で、このストレートなタイトル、見たときは期待しかなかったです!
そして結果、乳首責めに関しては大満足! 攻めが3人いるのだけど(正確には2.5人?)、みんな受けの乳首に夢中で、なんだか微笑ましい。受けはすぐグズグズになって可愛いし、濡れ場はどれも楽しく読めた。「だめ…だ…っ」とか言いながら…

2

女王殺しの血族 小説

夜光花  奈良千春 

小説読みの幸福を感じます

この本、最高!
レビューも多いので、今回はネタバレなしで書いてみたいと思います。

今まで私は夜光さんの本は「目に見える様な表現で凄い」と書いてきたんですけれど、これ、間違いでした。
見える以上だよ。
『私の視覚の能力を超えるほどのことを文章の力で見せてくれる』っていうのが正しい。
読んでいる最中は至福のひと時でした。

じゃあ視覚に訴えている奈良さんはどうなんだ、っていう話なんで…

10

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

長年の痴話げんか

こちら一番最初に読んだ凪良作品で、一番好きな凪良作品です。
楽しい嬉しいだけじゃない、しんどいこともある、味わい深い大人のラブストーリーです。薔薇色だったら素敵だけど、薔薇色じゃなくても恋するっていいなぁ~という温かい余韻の残る作品でした。

程よいリアリティが絶妙なんです。そういうことってあるよねぇ…ということが、ありすぎたら萎えるんですけど、いい匙加減なので程よく共感できるんです。
出…

3

「女王殺しの血族」ホーリンラブブックス特典ペーパー 特典

アルフレッドという人

ホーリンラブブックス限定特典の番外編ペーパー。
本編途中が舞台なので、読了後に読むことをおすすめします。
語り手となる人物の視点が変わるだけで、他キャラクターの面白い部分もどんどん引き出されていって素敵。

本編の裏側。あの時、あの場面でアルフレッドがいったい何を考えていたのかが少しだけ分かる番外編となっています。
第3者からその人物像を語られることはあれど、本編でもアルフレッドという人…

0

女王殺しの血族 小説

夜光花  奈良千春 

とにかくワクワク

シリーズ3作目。1作目がウキウキ超楽しい→2作目ダークさ増し増し→果たして?と思っていたら、ダークさはあるんだけど、大好きなノア先輩とマホロの掛け合いが帰ってきたように思って、1巻同様、神にしてみました。本編290P弱。お話がどんどん想像もつかない方に転がっていくよー。とにかく面白いので、ダークな面もあるファンタジーが大丈夫な方は是非是非。

2巻でオスカーに攫われ、ジーク様のところに連れてい…

7
PAGE TOP