凪良ゆうさんのレビュー一覧

そろそろ、どうですか 「初恋の嵐」番外編 コミック

木下けい子  凪良ゆう 

二人とも大人になったわねぇ

電子書籍で読了。
『本日発売』の欄で見つけて、速攻でポチッと購入して表紙をタップしたら……あら、コミカライズ版!
木下さんも好きなので不満は全くありませんが、凪良さんの文章で読んでみたかった気もします。まあどちらにせよ、この手の番外編を『小売り』にしていただけるのは嬉しい。出版元さん、ありがとう!

なかなか素直になれなかった蜂谷も、言葉が足りなくて誤解されっぱなしだった入江も、思っている…

1

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

丘の上の王子さまはここにいるの

たまたま、2015年に手元にあった小説Chara vol.31をパラパラと流し読み、何気なく読んだ番外短編「まだまだ結婚前夜」(これが凪良ゆうさんの初読みでした)に大爆笑。財布ひっつかんで書店に猛ダッシュし、本編を購入。貪るように笑いながら読んだのが、本書「求愛前夜」です。
この当時は、「求愛前夜」が、「恋愛前夜」のスピンオフで、かつ「おやすみなさい、また明日」にリンクする作品だとは知りませんで…

9

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

表紙のカッコいい黒髪さんがまさかまさかの…。

「恋愛前夜」は未読でCDだけ聞きました。
聞き終えた後、ヤコ先生の存在感が強く残ったのをよく覚えています。

と言うわけで、ヤコ先生編。
新たな恋がコミカルに描かれていました。
ヤコ先生の周囲からの嫌味に対するくさくさした気持ちや、
それでも少女漫画でやってく強さなども見られて良かったです。

で。
ヤコ先生もなかなかのキャラだと思ってたけれど、
今作は強面編集受けに全てを持っ…

4

そろそろ、どうですか 「初恋の嵐」番外編 コミック

木下けい子  凪良ゆう 

デレまくりのバカップルで最高

分冊版配信ありがとうございます!
この話のために、全作入ったコミカライズコレクション買うか迷っていたので嬉しい!
hontoで購入しました。小説:初恋の嵐の、コミカライズ番外編です。

内容ですが、本日購入して既に3回読み返し、その度ににやにやにやけています。笑
本編以上にデレた入江に、本編以上に天使な蜂谷の、バカップルぶりににやにや。
番外編なので短いお話ですが、入江と一緒に天使に癒…

3

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

想いがほどけて結ばれて あふれる感情

宮、鼎、高砂、国生、万座の五人が、大切な人の幸せのために悩み苦しみながら行動する下巻。
絡まった想いが少しずつほどけ、また新たに結ばれていくのですが、そこには痛みや切なさ、喜び、戸惑い、ときめきなど、様々な感情があふれていて、とても胸にしみました。

一番印象的だったのが、温泉宿で鼎と高砂が自らの恋を振り返る場面。
二人を結びつけようとする若者たちの荒っぽい思いやりに、二人が苦笑しながら「…

7

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

切なさ満点!ティッシュ必需!

「セキュリティ・ブランケット」凪良ゆう先生 読了
もう切なさと焦ったさの塊。本当に神すぎて涙止まりませんでした。

田舎のウブな男の子が主線で、彼の周りの人たちの間で起きたたくさんの出来事も混ざっていて、それらにつれて少年は成長していく心温まる話でした。とても凪良先生らしい一冊だと思う。

10年もこのストーリーを構想していたと先生はおっしゃってたけど、形にしていただいて本当にありがとう…

3

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

人生が薔薇色じゃないのは知っている

凪良先生の本だしーと手に取って読んではみたものの、こんなにツライ本だとは。神評価つける方の気持ちはとてもわかるし、すごく感銘する部分もあるのですが、シンクロしすぎて前半は苦行でした。読み進める手が止まってしまった・・・人と傷付けあう事を経験した方にはあまりオススメできないなあと感じます。かなりしんどいです。腐れ縁二人の15年にわたるお話で、自分の感情があまりに辛かったので中立、お話自体はスゴイです…

10

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

SF純愛作品

※ネタバレ注意です!
とっちらかったレビューで失礼します。


凪良先生の作品は二冊目です。カジュアルな文体と魅力的なキャラクターたちで、最後まで一気に読ませられます。

「ショートケーキの苺にはさわらないで」、とても良いエンターテイメント作品でした。映画で例えるなら、ス○ルバーグ監督あたりのハリウッド映画かな?
友情や家族関係や政治的なこと、そして恋人との純愛を主人公の激流のような…

4

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

複雑な五角関係プラスαはさすが

高砂×鼎推しでした。
成長したジェシーが宮を攻め落とす!なんてことを
勝手に想像したりしてw
国生は苦手なタイプなので、万さんの娘さんのお尻に
引かれてしまえばいいのにと思いました。
言いたい放題ですいません(^^;

6

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

自分から踏み出せば

人生にある様々な分岐点で、どんな答えを選んだのか、そして、その結末は…、な下巻。
盛りだくさんだった登場人物たちの中で、主人公の宮と高砂の二人は、ようやく宮が一人で行動を起こしたことでめでたく結ばれて、これで宮の物語としては一応の決着となって、よかった、よかった。
その前に、高砂と鼎の関係にも決着。
人生には何度選択のチャンスがあっても、結局結ばれないめぐり合わせというものはどうしてもあり、…

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