凪良ゆうさんのレビュー一覧

凪良ゆうデビュー10周年記念小冊子 特典

やっぱり先生の作品は大好きです。

 とても楽しみにしていた小冊子。
一読して、なんとも切ないというか、生きていたら人生悲喜こもごもなんだよなぁ、と思わずにはいられませんでした。


まずは「積木の家」から「ありがとう」
作品中でバイト先を前科者だから、という理由で辞めさせられていた透は、今は「お菓子の家」のパン屋さん本店でバイトして頑張ってました。
様子を見に来た加賀谷はその帰り道で加瀬が巻き込まれた発砲事件の事を聞い…

5

10th Annivresary LEAFLET 凪良ゆう 作家生活10周年記念全員サービス(表題作 「アカペラ」) 特典

切ないきゅんから甘々きゅんまで

 届くのを待ってました!!!
4つの作品のそれぞれ15ページ弱くらいの番外編。
全作既読なので、とても楽しく読ませて頂きました。



 「恋愛前夜」番外編の「アカペラ」
トキオ、ナツメ、ヤコ先生、貢藤の4人の視点でめぐるお話。
風邪を引いたナツメを看病するトキオ視点からその翌月にトキオの締め切り前の現場に飯スタントに入っているナツメ視点へ。
その飯スタント中の現場に乱入してきた…

4

10th Annivresary LEAFLET 凪良ゆう 作家生活10周年記念全員サービス(表題作 「アカペラ」) 特典

温かくて、そして優しい。

凪良さんのデビュー10周年を記念して刊行された小冊子。『セキュリティ・ブランケット』の上巻についている応募券を、同じく『セキュリティ・ブランケット』の下巻についてくる応募台紙に添付し、+300円の自己負担金で応募できた全サです(残念ながら応募は終了しています)。

時を同じくしてプラチナ文庫さんでも凪良さんの10周年記念の小冊子が刊行されましたが、こちらはChara文庫さん企画の小冊子なので収…

7

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

絡まった糸が最後にやっとほどけて…

わがままで自分勝手なヴィンス父子が好きになれなかった。
自分の快楽優先の父親に親らしいことを言う資格はないけれど、そんな親を持った不幸を他人に八つ当たりして鬱憤晴らしするガキにもうんざりした。
可哀想な子だからとそれを許す周りも悪いと思う。

高砂の宮への愛が詰め込まれたクマさんが奪わた時の描写がすごく切なかった。
人への想いが込められた品物を欲しがるジェシーは愚か者。

父親の恋愛…

4

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

愛情に恵まれなかった子供が成長してままならぬ恋愛にじたばた

叔父の友人 高砂に思いを寄せる高校生 宮
(宮は高砂は叔父が好きなんじゃないかと思って半ばあきらめている雰囲気)

その宮の叔父 鼎を密かに想う宮の友人 国生は望み薄ながらも諦めきれずにいる

高砂と鼎は両片思いっぽい

鼎と友人の万座がセフレらしい

と最終的には誰と誰がカップルになるのやら??みたいな感じで話が進みます。

国生以外は幼少時代親に愛されなかった子供ばっかり…

3

もったいない! 小説

凪良ゆう  カワイチハル 

ライトなコメディでした

凪良先生は全作制覇計画を地道に遂行中。無条件購入したものの、しまったコメディでした。ドタバタとまではいかないし、面白いっちゃ面白いけど萌えるかと訊かれると・・・なので評価は中立、すいません。本編210Pほど+先生のあとがき。

お話はのんびり絵描きの父親が1000万円借入金の保証人になってしまうところから。どうすんのよと一人きりきりしていたしっかり者の受けさんが気絶しそうになっていたら、解決策があ…

1

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

強面ネコにめろめろ

数年前に購入しましたが、何度も何度も読み返したくなる作品の一つです。
かわいくて健気なだけの受けより、不器用で見た目がしっかり男の受けが好きなので、これは私の性癖ど真ん中どストライクです(笑)
見た目強面長身の男なのに、好きな男の前についてまわる様を想像してニヤニヤ。
強面ネコのかわいさにはまりつつも、とある事情で気持ちを受け止めれない攻めにはじれったさを感じつつも、日本BLあるある(事故に…

4

凪良ゆうデビュー10周年記念小冊子 特典

大好きな皆の暖かい後日談

凪良先生10周年おめでとうございます ということで応募者に送ってくださった当小冊子。わーい♡です。
計7作品のキャラ達の後日談6話で、各話の先頭にその本の表紙モノクロ挿絵が入っています。各話の紙の下の方には、何かのモチーフが描いてあって(モモちゃん話にはリアルモモ、お菓子の家の下には各種スイーツといったもの)凝ってるー。
未成年だけ、未読なので、それ以外の感想を。どれも素敵で、懐かしく、人間味あふ…

5

凪良ゆうデビュー10周年記念小冊子 特典

ナイスな番外編

凪良さんのデビュー10周年を記念して刊行された書き下ろし番外編小冊子。

『天水桃綺譚』に封入されていた応募用紙に、『闇を呼ぶ声 -周と西門-』と『天水桃綺譚』のカバーについていた応募券を添付し、+500円の自己負担金で応募できた全サの小冊子です(残念ながら応募は終了しています)。

大きさはB6サイズよりも少しだけ大きいサイズで、表紙はちょっと凝った紙質で色はピンク、裏表紙はブルー。なん…

7

落花流水 小説

凪良ゆう  石原理 

どんよりした絶望の中で見える一筋の光だったんだろうね、と

電子書籍で読了。挿絵なし。あとがきなし。

「うわー、読んでない凪良さんの本がある。ラッキー」と、前知識なしで読みまして、今これを書く前に皆さんのレビューを読みましたら、みんな九条が気になっているのね。そうですか。私はこのお二人、良かったですけどねぇ(やっぱ、少数派なのかな、しょぼん)。

高校を中退し家を出てピンサロのスタッフをやっている一也が闇金で出会ったのは、高校時代に教育実習生だっ…

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