凪良ゆうさんのレビュー一覧

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

読んで良かった一冊

新幹線での移動中の暇つぶしに予備知識なし、小説のあらすじだけでなんとなく購入しました。
序盤はそこまで入りきれないというか、よくある失恋からの新たな恋ってパターンかなって読んでいたのですが、途中から一気に入り込んでしまいました。
昨日の言動がすっぽり消えている、大切な思い出さえも消えて、そこに残るものは…
切なくてとても悲しい、けれどとても温かい作品で心にとっても響く1冊でした。
ただ、新…

4

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

ネタバレ?あり

王様と下僕。いや自称下僕? スクールカーストで下の方が攻めということで購入。
前半は一途に清居を愛する平良のキモ可愛さ?にほっこりしたり、それはそうじゃないだろう!とヤキモキして......
清居に視点が変わってからは驚きの連続で全く飽きさせない展開です。
すれ違いにすれ違いを重ねた2人のラブシーンではああーーっと声を上げてしまいそうになりました。
ああーーよかったねー!!っと。

凪…

12

夜明けには優しいキスを 小説

凪良ゆう  高階佑 

加瀬弘明に感情移入しちゃった〜笑

とても切ないお話でした。そして、こうゆうヒューマンドラマチックなBLで久しぶりに何においても完璧な攻めを見た気がします。(この手のお話は、大体何か問題ありな攻めが多い気がするので...)
受けの要は、自分の過去を責め続けて彼氏の弘明にDVされていました。過去の贖罪として、自らを苦しい状況に置いて生きている姿が見ていて辛かったです。そんな要に手を差し伸べたのが、攻めの公平でした。公平は、前向…

0

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

私の好きな条件を全て満たしている阿南先生❤︎

はぁ〜泣きました。
盛大に泣きました。


生徒×先生

あとがきに先生も書かれているのですが受が、年上、美人、強気、口が悪い、普段クールなのにエロい。
なんなんですか⁈この素敵な先生は!!!

攻めの瀬名はチャラ男ですが、阿南先生に惚れてからは犬の様に先生先生先生❤︎ワンワン❤︎なのですが、思考が高校生以下の思考回路で単純で読んでいてイラっと沢山しました。
だけど、その単…

4

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

美しい彼に誰もが夢中になる❤︎

はぁ〜今まで見てきた中でもトップクラスのお話と受様でした。
タイトル裏切らない『美しい彼』


最初は攻の平良サイドからの話で、後半は受の清居サイドのお話しです。

前半は清居が、何を考えてるのかがわからなくてハラハラしたのですが、後半になり言葉や行動の1つ1つが納得で、彼なりのサインがいっぱいありました。

清居はクールなタイプなのに、あんなにも乱されていて見ていてニヤニヤして…

11

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

両片思い好きは是非

凄く可愛らしい話でした。
精神状態停滞気味なので、重めの話は読みたくないと思い手に取ったのですが、痛い描写もせつない描写もほぼなく、両片想いのすれ違いっぷりが、絶妙なバランスで書かれています。
ハングリー精神抜群の貧乏攻と、素直な金持ちボンボン受というありがち設定でありながら、それを最高の位置まで活かした話はテンポよく、時折くすっと笑いながら一気読みしました。
攻の毒舌っぷりと長台詞がおかし…

0

叶わない、恋をしている 小説

凪良ゆう  水名瀬雅良 

思い出深い小説

ただいま凪良先生の小説を読み返しをしていて、こちらは叶わない恋という題名に惹かれて購入しました。
凪良先生の小説をはじめて読んだのはこちらの小説だったと思います。はじめて読んだとき、感動して泣いたのを覚えています。
凪良先生の作品の特徴は、ストーリーが凝ってて、いつも感動して泣けるストーリーが多いという印象です。私は凪良先生のその作風が大好きで、ちょっと泣きたいなぁ…と思ったとき、必ず凪良先生…

1

あいのはなし 小説

凪良ゆう  小椋ムク 

3人じゃなくて、2人の愛の物語

電子書籍版を購入。
丸ごと1つの話です。

3人の深く切ない愛の物語ってことですが、3人というより2人じゃないんでしょうかね?

ええ、わかってます。
裕也を、はずしちゃったらダメなんでしょうね。
3人の愛の物語ですとも。

今回、「神」にするか、「萌×2」にするか、悩みました。

ものすごく感動したし、泣きました。

でも、でも……裕也の扱いが……
私の好み的には、2…

6

叶わない、恋をしている 小説

凪良ゆう  水名瀬雅良 

残念な方だった

電子書籍版を購入。
表題作の「叶わない、恋をしている」、その後を描いた「shine」、そのまた後を描いた「chill」が収録されています。

凪良ゆう作品は、私にとってはギャンブルのようで、ものすごく感動するものと、そうでないものとの差が大きい。
それだけ引出しが多く、色々な作風にチャレンジされていらっしゃるのでしょうね。

で、本作は……
残念ながら、あわないほうでした。
あらす…

2

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

読了感が素晴らしい

前世が絡んだ兄弟愛。黒くて重いけど最後はハッピーエンド。七尾の父は外に作った子供、奏人を引き取った。弟が出来て嬉しい七尾は母の仕打ちから奏人を護り、奏人は七尾を好きになっていく。いつしか2人は同じ様な夢を見る様になる。それは2人の前世が関係していた。前世の記憶が夢として蘇り、現世の兄弟を苦しめる。前世描写を読むのは辛い所がありますが、現世では結ばれて幸せそうな暮らしぶりが描かれていて胸を撫で下ろし…

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