北沢きょうさんのレビュー一覧

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

よかったねぇ⸜(*˙꒳˙*)⸝

大好きな「嫌いな男」のスピンオフとなるこちら。
電子で買うつもりで待機していたのですが、コミコミさんにてディアプラス文庫小冊子フェアの文字を見て、そりゃーGETせねば、とさらに待ちました(≧▽≦)

受け様は前作にて不誠実な恋人に振り回され、やっと別れる事を決めてた伊崎。
ふらりと立ち寄った居酒屋で相席した男性と飲み友達となる。
それが攻め様である安原。

伊崎は、理想となるような男…

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異世界召喚されたら、勇者じゃなくてオメガになりました 小説

鹿能リコ  北沢きょう 

沢山の方に読んで欲しい作品

初めての作家さまでしたが、今ハマっている設定なのと北沢きょう先生のファンタジーの挿絵が大好きなので迷わず予約購入していました。
文庫にしては結構なボリュームでしたが、面白くてページを捲る手が止まりませんでした。

この作品って2021年に電子版で出てたんですね。電子版は滅多に購入しないので存じ上げませんでした。書籍版には表題作の電子版にブライアン視点の書き下ろし「秘密」が収録されていました。…

1

異世界召喚されたら、勇者じゃなくてオメガになりました 小説

鹿能リコ  北沢きょう 

異世界召喚モノとしては凄く面白い

Ωバースのエロエロ要素を盛り込みつつ、異世界ファンタジーとしても面白くて読み応え抜群の一冊でした!
ただ、BL的にモヤっとする部分があり〝萌×2〟評価に……

粗筋から、異世界召喚でΩになった主人公がスパダリαな王様にひたすら溺愛されるお話かと思いきや、過去に召喚された異界人の手記を辿りながら魔石とデュナン国の秘密に迫る、ストーリー重視のお話でした!

ぶっちゃけ、予想外のシリアス展開に…

4

沼底から 小説

宮緒葵  北沢きょう 

粘度高めの執着愛

なんかスッキリするようなしないような……不思議な感覚に溺れてしまう作品でした。
某テレビ局の「世にも◯妙な物語」を観たときのような読後感を感じつつ、金田一耕助作品の舞台のような妖しい雰囲気に怯みました。(あくまでも私のイメージです)
ズラリと並べられたミステリアスなカードの数々が、これから起こる物語が普通のストーリーを辿るものではないことを予感させます。結末も経過も予想から外れた展開に仕上げて…

3

沼底から 小説

宮緒葵  北沢きょう 

宮緒節、炸裂!

2015年にプラチナ文庫さんから刊行された同名小説の新装版。
宮緒さん作品はほぼほぼ読んでいますが、旧版は未読。

ということでレビューを。旧版の方のレビューにもあらすじは書いてくださっていますが、一応こちらでも書こうと思います。





大学生の琳太郎が主人公。
21歳ではあるが、大学にストレートで入学した青年。ストレートで進学する人は18歳で入学になるが、彼が21歳で大学…

5

光と影の王 下 反逆の故国 小説

水壬楓子  北沢きょう 

怒涛の下巻でした。

最後の最後までどう2人の愛が転ぶのか。
また表面上、大罪を犯してきた受けが、どのように自ら落とし前をつけるのか。

とにかくハラハラドキドキの展開でした。

良かれと思って攻めが受けの妹を助けたあの例の事件からすべては始まった伏線回収が見事すぎて、受けが攻め以外の人と致すのがどうしても許せないと思う人以外には、ぜひ読んでほしいと思えたラストです。

そして受けの側仕えだったニナとのや…

0

光と影の王 上 運命の代償 小説

水壬楓子  北沢きょう 

究極すぎる愛の応酬の上巻。

幼い頃から兄弟同然に育ってきた皇子×「留学」という名の人質として攻めの国へやって来た他国の皇子。

上巻だけですでに激動すぎて、このあとどうなっちゃうの?!! と胸の辺りがキュッとなるような攻め受けの切ない別離で終わっていました。


攻めのアーサーがいい子すぎるんだけど、いい子すぎて、受けの国のことまで見えてないのが辛い。

辛いといえば、自分の国のためとは言え、策略として攻めの父…

1

異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 4 小説

白玉  北沢きょう 

第1部完結

大長編です。
何にも情報なく読みだしたので、第1部完の文字を見るまで、これで完結かなと思ってました。
まだまだ続くそう。

個人的には1巻はとっても面白かったのですが、それはそれはゆっくり丁寧にお話が進み、正直ちょっと2巻3巻は読むのを諦めそうになりました。

アルフレッドがギルバートがいかに魅力的か語るシーンが随所にあるのですが、もーわかったて腹いっぱいだぜと思ってしまってから、ほん…

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光と影の王 下 反逆の故国 小説

水壬楓子  北沢きょう 

面白くて一気読み!

シリアスな展開がずっと続いて、面白くて一気読みしました。なので甘々なお話は本編中にはありませんので、ストーリー重視が好きな方には堪らない作品だと思います。

ヒリつくような緊張感が常に漂ってて、アーサーはリシャールの思惑に気が付いたのかとか、リシャールの悲壮な献身に気付いてくれたのかとか、読んでて凄く気になる点が終盤まで明かされないままに進むのがまた秀逸なんですよ。

もうね、リシャールに…

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光と影の王 上 運命の代償 小説

水壬楓子  北沢きょう 

上巻のみの感想です

水壬楓子先生の作品って最近読んだかしらと調べてみたら、「たとえ業火に灼かれても」を去年読んでました。すっかり忘れてましたね。
今作もベテラン作家さまらしく読ませる作品でした。

もうね、ノーザンヒール国王のオーガスティンのザマァ展開のみを期待して読み進めました。この老いぼれめって!www

まだ上巻しか読んでませんが、この作品は好き嫌いが分かれると思います。十河先生の「毒を喰らわば皿まで…

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